ニクスの祭殿、ニクソス
にくすのさいでんにくそす
背景ストーリーでギリシャ神話をモチーフとした次元が登場し、クリーチャータイプに神が登場したことで知られるエキスパンション:テーロスに収録された特殊地形カード。レアリティはレア。
ちなみにニクスとはテーロス世界の神々の住まう世界。
テーロス世界の人々は夢を見る時、彼らは「ニクスを訪れている」のだと言われている。それは夜の世界であり神々の故郷として知られる地である。従って、夢は神々からの贈り物とみなされている。
信心
テーロス世界の神々への信仰心を再現した特殊能力。
場に出ているカードのマナコストのその色のマナシンボルを参照しそれに応じて効果が変化する特殊能力。
たとえば「青への信心」を参照とする
アメーバの変わり身のようなマナコストが(1)(青)のクリーチャーは1
ジェイス・ベレレンといったマナコストが(1)(青)(青)は2
トークンはマナコスト自体無いので0
でそれぞれカウントする。
意外と役立つのが前ブロックで登場した混成カード。
「白への信心」と「赤への信心」場合、ボロスの反攻者は3。
二色を対象とした「白と赤への信心」も3、また、「黒と赤への信心」や「赤と緑への信心」や「緑と白への信心」などもそれぞれ3である。
カードタイプ | 伝説の土地 |
---|---|
能力 | (T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。 |
(2),(T):色を1つ選ぶ。あなたのマナ・プールに、あなたのその色への信心に等しい点数のその色のマナを加える。(あなたの色への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。) |
上記の各種信心ギミックが仕込まれたデッキを支えたマナ基盤。
伝説の土地である為、複数並べることが不可能。
が
その代わり、同じ色のパーマネントを複数並べることによって、爆発的なマナ加速が可能。
しかし能力を十全に活かすためには、相当に色拘束が厳しいかあるいは軽いパーマネントを複数並べることが必要になってくるが、そうなると自身が単体では無色マナしか生み出せないことが色事故の原因になりうるといった癖の強さをもつ。
とはいえ土地というどの色でも使えるスロットに入れられるマナ加速は貴重である。パーマネントの起動型能力で大量のマナを必要とする場合には非常に有用なため、条件満たせるデッキでは色を問わず使用できる大量マナ基盤としての活躍が期待できる。