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概要

テーロス次元に住まう者達から崇められる、それ自身が生けるエンチャントである『神』と呼ばれる強大な存在の一つで、左右から曲がりくねった角を生やしやせ細った体格、手には黄金の柄と果てしなく伸びる細い影のような長さを持つ鞭マスティクスを持つ。

エレボスは憐れみの心を持たないわけではないが、それは彼自身が感じるものを他者の代わりに感じているというだけに過ぎない。そして彼が自分の運命を受け入れていることから、彼の臣民たる死者たちもまた、自分の運命を受け入れなければならない。彼は生者たちの光ある世界をぼんやりと羨んでいるが、それはあくまでも夢想のような感情に過ぎず、むしろすべての生者がいずれは自分のもとに来るという、一種の満足と確信を抱いている。他者の苦しみはエレボスに平穏をもたらす。だが彼は喜びはしない――疎外と排斥を味わった者たちは、自分のそれがエレボスのそれと同じだと気づくことができるからだ

ちなみにテーロス次元のモデルはギリシャ神話。おそらく名前の由来は原初の神エレボス・モデルはハーデスではないかと言われてる。

ファンからの評価

テーロスの大神サイクルの黒担当でありモチーフの通り死や苦しみを司るエレボスではあるが、サイクルの白担当で本来なら太陽や正義を司っているはずのヘリオッド自分の地位に固執し献身的に仕えた人物を猜疑心から殺したりテーロスが荒廃するリスクを顧みずにいさかいを起こす狭量かつ独善的な神であり作品内外から呆れられるほどの所業でMTGファンから”ヘリカス”という蔑称までつけられてること、そのヘリオッドをエルズペスが打ち負かし死の国に鎖でつないで幽閉することに成功した時にお礼とし現世に蘇ることを許可していることから、ファンからは”容姿とは裏腹に割とまともな神様”と認識されている。比較相性がここ数ブロックを見渡しても類を見ないほどのゲスであるというのもあるが。

AA

某掲示板でディフォルメされた姿でAA(アスキーアート)が製作されたことがありその影響でピクシブでもかわいらしい姿で描かれる場合がある。

これはこれでまた違った形で信仰心集めやすい・・・?

ゲームでの性能

エレボス含め、エキスパンション:『テーロス』で単色の神が5柱の「大神」、『神々の軍勢』『ニクスへの旅』二つあわせて多色の神が10柱の「小神」収録された

死者の神、エレボス (3)(黒)

伝説のクリーチャー エンチャント — 神

破壊不能

あなたの黒への信心が5未満であるかぎり、死者の神、エレボスはクリーチャーではない。(あなたの黒への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の数に等しい。)

あなたの対戦相手はライフを得られない。

(1)(黒),ライフを2点支払う:カードを1枚引く。

5/7

エンチャント兼クリーチャーという特殊なカードタイプでカード化。初のクリーチャータイプに神を持つカードである。(神河ブロックでも神は登場したがカード上ではスピリット)。信仰心ある人物だけ実体化して助太刀してくれるというのもある意味神様らしい。

ちなみに信心とは場に出てるカードのマナコストのマナシンボルを参照とする能力で

(1)(黒)(黒)のエンチャント → 信心2

(黒)(黒)(黒)のクリーチャー → 信心3

といった具合にカウントする。

黒マナの神様らしく(?)相手の回復妨害・ライフの手札変化能力をもつ。

そして条件を満たせば破壊不能なクリーチャーと化す。

ただし、自身は戦場に影響与える能力を持たない。これ一枚に頼るのではなく、他にも複数の攻め手を用意できるデッキのほうが向いている。

マスティクス

こちらも『エレボスの鞭』という名前のエンチャント兼アーティファクト・カードで収録された。

エレボスの鞭 (2)(黒)(黒)

伝説のエンチャント アーティファクト

あなたがコントロールするクリーチャーは絆魂を持つ。

(2)(黒)(黒),(T):あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。それは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。それが戦場を離れる場合、それを他のいずれかの領域に置く代わりに追放する。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。

全クリーチャーに特殊能力:絆魂の付加と死の国の神の神器らしく1ターンだけ死者を蘇生させる能力をもつ。しかし終了ステップに追放という制限ゆえ某天使の時の様にマナコストの高いクリーチャーを墓地においてこれで吊り上げる・・・といった使い道をするのにはやや不便。・・・しかし要は使いようである。

場に出た時に誘発する特殊能力はばっちり起動する。女王スズメバチ(基本セット2015)のようにマナコストは高い代わり、場に出た時にトークンをばら撒く能力を持ったカードを吊り上げると本体は追放されてもトークンは残って・・・といった策も可能。

また、当時のスタンダードで共存した幽霊議員オブゼダートなどのように、一時的に追放された後戦場に戻ってくる能力を持つクリーチャーであれば、一時追放能力によって追放のデメリットを無効化できる。

など、使い手の発想が試されるカードである。

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死者の神、エレボス
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