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テゼレット

てぜれっと

テゼレットとはTCG『マジック・ザ・ギャザリング』の背景ストーリー及びカードの一枚である。初出は2008年発売エキスパンション『アラーラの断片』より
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概要

ニコル・ボーラスの部下のプレインズウォーカー の一人。
5つに分断された次元アラーラの断片の1つ、エスパーの出身の工匠。
その地の魔道士たちは、霊気を封じ込めた合金「エーテリウム」により、次元全体を高次の思想へと導こうとしており、あらゆる生命体にもエーテリウムを埋め込み、肉体を完全なものへと変えることを目標としている。テゼレットの右腕が金属製なのはそのため。

恵まれない出自のためか野心が強く、自分のおかれている立場に常に満足せず更なる力を求める。策略に長けているが、己の実力を過大評価して失敗することも。自他の失敗に耐えられず、他罰的な傾向にある。

元は動物や人間の死体からエーテリウムを回収して再利用する不可触民の父と売春婦の母の下に生まれ、カルモット求道団傘下の学院への入学後もその出自の卑しさ故に疎まれ 実力不足として教師から退学を命じられってしまう。しかし教師を殺害して揉み消し。何とかとどまるが、同級生にして名門一族出身のサイラス・レンに後塵を拝することとなった。
求道団への不満を募らせていたテゼレットはついに求道団の聖域に侵入し、エーテリウム生産の秘儀が記されているというエーテリウム写本を手に入れようとする。
しかし、そこには何も無かった。
実は、エーテリウムを開発したスフィンクスのクルーシウスが消息不明になっているため新たに製造できない状況をずっと隠していたのである。
求道団の真実を知ったテゼレットは駆けつけた護衛に攻撃されて重傷を負う。その生命の危機をきっかけに彼の灯は点り、プレインズウォークした先でニコル・ボーラスの配下となる。

ボーラスが組織した次元を股にかける陰謀団、無限連合を掌握しその首領となり、活動の中心となる支部があるラヴニカに在住のプレインズウォーカー・ジェイス・ベレレンを勧誘、自身の野望の為に工作員として訓練を課し任務を与える。
しかし、ジェイスは脱走。テゼレットが彼の相棒や友人たちを暗殺したことから敵対、
直接対決の末エーテリウムの腕を切り落とされ、彼の術で精神崩壊されることになる・・・

しかし生きており、
ボーラスによってテゼレットの体は回収され、今度は彼自身が工作員に改造され、
ミラディン次元にて復活したファイレクシア陣営に派遣されることになり、
ファイレクシアの階級の中で己の地位を固めながら、力を得る機会を伺っていた。
しかし、 カーンが開放され新たな機械の始祖を決める事となり、よそ者であるテゼレットは法務官たちから疎まれることに。
そんな時ミラディン出身のプレインズウォーカー・コスが玉座の真下に仕かけた呪文爆弾が爆発!
テゼレットは生死不明となる・・・

しかし生きており、
後にボーラスに呼び戻されて別の世界の別の任務へと送り出されていたことが明らかになる。
その後、次元カラデシュで行われる発明博覧会の審判長として潜り込む。
改革派の長であるチャンドラの母ピア・ナラーを逮捕、見せしめの対決を闘技場で行うものの、ゲートウォッチ+アジャニらによって阻止され、領事府の飛行戦艦スカイソブリンでの撤退を余儀なくされる。だがソレ込み済みの計画であり、 サヒーリの友人ラシュミの転送装置含む博覧会に持ち込まれた発明品をすべて押収及び大勢の発明家を保護という名の連行を行っていた。先の対決はそのための陽動である。
テゼレットは転送装置の技術を応用した次元と次元をつなぐ大型装置“次元橋”を建造。事態は多元宇宙を巻き込む騒乱に発展しかける事態となる。
しかし、装置起動のために同次元に流通するエネルギー“霊気”をほぼ領事府で独占、及び先の大量押収に市民の怒りは頂点に達しピア・ナラーの革命が起きて政権は打倒、テゼレットも リリアナとの直接対決の末に取り押えられるものの、チャンドラ・ギデオンの決死の突撃で破壊された次元橋の爆発のドサクサにまぎれてブレインズウォークして逃走する。
またもや生き延びる

人物評

この通り、本人の経歴は割と挫折と失敗が多いが、本人が無能かというと、昔は劣等生であったものの優秀な部類の人物に見える。努力タイプでもある。
カラデシュにおいて発明家達にそれぞれの研究を行わせていた際は、数多い発明家達それぞれの研究を把握した上それを児戯と切り捨て、さらに次元内転送装置の開発においては開発者に次元の外の存在を示唆し、それを利用した転送理論を閃かせる(当の本人は理論の全貌を把握している様子)など、その能力の一端(と性格の悪さ)を見せた。
しかし、テゼレットという男の周りには常に自分より優秀、特に持って生まれた才能が凄まじい存在(エスパー次元の天才にして同僚のサイラス・レン、多元宇宙で最も強大なPWと称されるボーラス、神童とも呼ばれたテレパスのジェイスなど)がおり、それが彼の歪みを形成する一因であるかもしれない。
「全ての選択を間違え続けたジェイス・ベレレン」と言われることも。

ゲームでの性能

求道者テゼレット

求道者テゼレット / E.VS T


マナコスト(3)(青)(青)
カードタイププレインズウォーカー — テゼレット
初期忠誠度4
カードテキスト[+1]:アーティファクトを最大2つまで対象とし、それらをアンタップする。
[-X]:あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストがX以下のアーティファクト・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
[-5]:ターン終了時まで、あなたがコントロールするアーティファクトは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
初登場したエキスパンション:アラーラの断片では青単色でカード化。元工匠という設定からなのかアーティファクト関連能力を多数もつ。[-X]能力でアーティファクト・カードをサーチ可能。これによって相手の戦闘に合わせて有効なカードを探し出したり、コンボパーツを揃えたりと様々な使い道ができる。ちなみに[-5]能力はクリーチャーでないアーティファクトにも効果があるので、

テゼレットにペンダントを貸したら5/5になって帰ってきた


こうなる

ボーラスの工作員、テゼレット

ボーラスの工作員、テゼレット


マナコスト (2)(青)(黒)
カードタイププレインズウォーカー — テゼレット
初期忠誠度3
カードテキスト [+1]:あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-1]:アーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xはあなたがコントロールするアーティファクトの数の2倍である。
エキスパンション:ミラディン包囲戦で再登場。ポーラスの手によって復活させられた影響なのかマナコストに黒が入った。サーチ能力が+能力になった代わりに、機能するにはデッキに入れるアーティファクトの比率を高くする必要がある。
その分、クリーチャー化能力が連打しやすくなっている。これが収録されたミラディンの傷跡ブロックには使用回数の決まっている使い捨て妨害アーティファクトカード『転倒の磁石』を筆頭に気兼ねなくクリーチャー化できる置物に恵まれているのが追い風。

金属の支配者、テゼレット

マナコスト(4)(青)(黒)
カードタイププレインズウォーカー — テゼレット
初期忠誠度5
カードテキスト [+1]:アーティファクト・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの1番上からカードを1枚ずつ公開する。そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一地番下に無作為の順番で置く。
[-3]:対戦相手1人を対象とする。そのプレーヤーはあなたのコントロールするアーテファクトの総数に等しい点数のライフを失う。
[-8]:対戦相手1人を対象とする。そのプレーヤーがコントロールするすべてのアーティファクトとそのプレーヤーがコントロールするすべてのクリーチャーのコントロールを得る。

霊気紛争のプレインズウォーカーデッキに封入された1枚。アーティファクト分のライフを削ることが出来るものの、消費するカウンターの量が多いので連打しにくいのが難点。

策謀家テゼレット

マナコスト (2)(青)(黒)
カードタイププレインズウォーカー — テゼレット
初期忠誠度5
カードテキスト[+1]:《エーテリウム電池》という名前のアーティファクト・トークンを1つ生成する。それは「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
[-2]:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールするアーティファクトの総数に等しい。
[-7]:あなたは「あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールするアーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。」を持つ紋章を得る。

エキスパンション:霊気紛争で再登場。この色のカードでは珍しいマナ生成能力を持ったトークンを生成可能。[-2]能力はパワーへのプラス修整とタフネスへのマイナス修整、強化・除去どちらにも使用可能。先で述べたトークン生成能力を持つ為、自己完結している。とはいえ、これを活かすならアーティファクトを多数用意する必要があるので、やっぱり今回もアーティファクトデッキで活躍させたい。これまでと比べると決定打不足になりやすいものの、このカードが収録されたカラデシュブロックには強力なアーティファクトクリーチャーだけでなく、条件を満たすとクリーチャー化するアーティファクトの新カテゴリ:機体カードが複数登場している。[+1]能力でうまくそれらに繋ぎたい。

関連タグ

MTG  プレインズウォーカー

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