世界の矛盾を全てなくし、争いをなくそうとしたシャングリラの持つゼロの力は、結果的に支配の力となった。だが、本来のゼロの力とは、何物にも染まっていない真の自由の力であった。
概要
あらゆる文明に属さないことを意味する背景ストーリー上での用語。
カードテキストなど、ゲーム内では「無色」と表現される。
エピソード2で登場した。
革命ファイナルまでのこれらのカードには灰色を基調にしたカードフレームが使用され、専用のシンボルを持つ。新章デュエル・マスターズ以降は白を基調にしたカードフレームに加え、シンボルはただの白丸に変わった。
有色のカードはプレイするために同じ文明のマナがそれぞれ1つ以上支払われている必要があるが、無色のカードにはその制約が無い。
これによりデッキカラーに関係なく、さまざまなデッキで使用できるようになっている。逆に無色のカードをマナゾーンに置いた場合は文明を持たないマナとして扱われる(したがって有色カードを無色のマナのみをタップして使用することはできない)。
また、文明を持たないという特性上、上下が無色と有色に分かれているツインパクトカードの文明は有色側に準ずる。有色側が単色ならカード全体でも単色扱いとなり、タップインせずにマナに置かれる。
一部の無色カードのコストを軽減するカードには「ただし、コストはn以下にならない。」の文が無いが、その場合コスト0で対象のカードを使用出来る。これは上述したように、同じ文明のコストを1以上支払う制約が無いためである。
「ゼロ文明」は上述したように文明を持たないことを意味する背景ストーリー上および解説上の用語であり、「ゼロ文明」という文明が存在するわけではない。その為、無色は特定の文明を参照する能力に影響されず、また、何らかの効果により文明の指定が求められた場合、無色を宣言することはできない。また、特定の文明以外を参照する場合、その影響を必ず受ける。
水晶マナ
DM23-EX3『アビス・レボリューション外伝 邪神と水晶の華』にて登場したギミック。
カードの効果等によってマナゾーンにあるカードを裏向きにすることで、そのカードは無色の1マナとして扱われるようになる。また、そのカードが持っていた効果やカードタイプ等の特性も無視されるようになり、マナ召喚なども行えなくなる。
一見するとデメリットのように見えるが、コストを支払う際に水晶マナの数字を指定の数字に変化させる『水晶ソウル』や、水晶マナが指定枚数あれば発動する『水晶武装』、バトルゾーンを離れる時に水晶マナを表向きに戻すことで場に留まる『エターナル・K』と言った水晶マナの恩恵を受けられる能力も多数存在する。主にゼニス・セレスに関連するカードが持っている。
逆に、相手のマナを水晶マナに変えることで疑似的なランデスを行うカードも存在する。