概要
プラマイ零
CV:桑島法子
5年2組の新たな転校生。紫色のツインテールヘアーにパンク風のファッションが特徴。
一人称は「私」で語尾に「なのだ」と付けて話す。左頬には紫色の0(ゼロ)のタトゥーらしきものがある。
小学生ブロガーで自分のブログの人気を集めようとオラクル事件を解決し、その全貌をネットに公開しようとしている。そのため勝太たち4人を無理やり巻き込み、デュエマ探偵団を結成する。
デュエルマスターズのカードの壁紙のiPhoneを使用している。勝太のために大量のカレーパンを購入するなどそれなりに財力はある模様。
ルールやマナーに対する意識が薄いわけではないが下記のスパイの都合から、アウトレイジの書の写真もブログで掲載しているなど秘密を堂々と暴露していた。
後に現れたブータンに好意を寄せられるが本人は嫌っており、いつも蹴り飛ばしている。しかし、ブータンがヨミに踏みつけられた際に激昂していることから、そこまで仲は悪くない模様。
デュエマではバロム・エンペラーなど黒城凶死郎のようなデーモン・コマンド中心の闇文明単色デッキを使用。ブータン加入後はブリテッシュや不死帝ブルースなどの闇文明アウトレイジを主軸としたデッキにチェンジしている。
デュエマの実力は高く、べんちゃんやブルースなどにも勝利する程。しかし、せっかく手札に「頼むぜ!カツドン」があることを事前に知っておきながら、カツドンがスピードアタッカーであるのを忘れ、敗北するなど詰めの甘さも窺える。
覆面デュエリスト
オラクルに所属する謎のデュエリスト。エナメルドレスで0(ゼロ)を横にした様な覗き穴がある覆面をかぶっている女性。
一人称は「僕」。ちなみに「覆面デュエリスト」という名前は自称である。
勝太たちとは対立しているが度々かばうような行動が見られる。
イズモには恩があるようで常に彼の身を案じている。
14話にてその正体がプラマイ零であることが判明。
デュエマ探偵団を結成した本当の理由も勝太達の動向を監視するためだった。しかしイズモの消滅や勝太達への負い目、ブータンの説得もあって、ヨミと決別する。後にヨミが倒された後も正体は明かしておらず「始めたから最後までやるのだ」と言ってるあたり、責任は感じているようである。
覆面デュエリストのときはオラクル中心の闇・光・ゼロ文明デッキを使用。こちらのデッキの方が主流のようである。
ちなみに正体が発覚する前プラマイ零と覆面デュエリストが同じ場面に登場したシーンがあるが、おそらく幻の類だと思われる。
彼女の正体(本編ネタバレ注意)
第35話にてオラクルに囚われ幻影の城にとじ込まれた際に、初めて訪れた場所にもかかわらず懐かしく知っている感じを受ける。
後に復活したイズモが現れ、彼女は「地球人の器として転生したイズモの妹」という事が明かされる。
彼女が地球人であるにも拘らず、「オラクルでもありアウトレイジである」という二つのカードが使える矛盾した構図であるのも特殊な出生故である為であり、イズモが彼女を仲間に引き入れたのも生まれ変わった彼女を見つけて喜んだ為であり、頬にあるゼロのタトゥーはイズモが仲間の印としてつけた物と判明した。
当初はオラクルであったことを思い出せなかったが、(イズモ曰く「荒療治」)バラモンとデトロイト・テクノの2対1の変則デュエマで追い詰められた際、その怒りによりオラクルの記憶を取り戻し、勝利。シリアスな口調へと変貌し目付きも凶悪になった。
ちなみに「神官ごとき」と発言していたことから、少なくともバラモンやデトロイトよりも立場が上な模様。
使用デッキは、洗脳したブータンのドロンゴーを軸とした闇文明とゼロ文明のオラクルデッキを使用。
その他
本編登場前からV3のOPやEDで大々的に扱われ登場しており、他カードゲームアニメと異なりあまりヒロインが目立って扱われなかったデュエルマスターズにおいて、ファンの注目を集めた。
原作漫画「デュエル・マスターズビクトリー」にも同じくブータンを従えたプラマイ零(ゼロ)というキャラクターが登場するが、こちらは髪を逆立てた不良少年。
周囲からの孤立が原因で心が荒み不良になるが、デュエルを通して友人を手に入れ改心する……という、性別だけでなく性格や立ち位置に至るまで全く別物のキャラだった。
それ以降
VSR以降から出演は一切なく、出番はないと思われたのだがVSRFの第44話でまさかの再登場。なんとヨーデルこと世出原ルイと結婚する事となった。今はプラマイ零ではなく世出原零と名前は変わった。