概容
CV:丹下桜
ビクトリー第4期であるデュエル・マスターズVSから登場したキャラクター。
切札勝太と同じV中学に通う少女。光り輝くおでこが特徴で勝太からは「デコちゃん」と呼ばれている(原作ではその呼び名を忘れられる時もある)。
普段は祖父が営むカードショップを手伝う。
病弱な体質で、幼いころから病気を患っており現在も完治していない。
だが、大きなデュエルテーブルを持ち歩くなど怪力の持ち主で、勝太達からは「本当に病気?」と言われている。
幼少時に同じ病室だった勝太と出会い、励まされて以降、密かに勝太に思いを寄せている。
スクラップブックには勝太との思い出の写真をしたためており、愛のポエムを口ずさむことも。
ただし当の勝太が色恋よりも食い気=カレーパン命のため、その仲は全く進展しておらず
時には想い人の勝太にすら幻滅する事もある。
アニメ版では、勝太の事が好き過ぎて暴走して周囲に被害を加えたり、結果的に勝太を酷い目に合わせてしまう事も多々ある。
実は、勝太もるるの事を憎からず想っている描写が度々見られ、実際に彼女の事を「大切な人」と考えているのだが、るる自身はその事を知らずにいる。
普段は誰に対しても、「くん」や「さん」を付けて呼ぶが
主に恋路を邪魔されるなどして怒った時には酷いあだ名で相手を呼ぶ事がある(例:普段⇒勉君、怒った時⇒クサレ馬鹿メガネなど)
光るおでこは時にライト代わりになるほどの光量を誇る。
明るく優しい性格。突っ込み役になることも多い。だが実は幼い頃に親兄弟と生き別れになった身。そのためか再会した兄のルシファーを非常に慕っており、ややブラコンの気も見られる。
アニメ版では仲間思いな面も強調されているが、一方でヒロインの座に固執したり、主人公になるチャンスが巡ってきた時には勝太を裏切って容赦なく攻め立てたりと、俗物的且つ腹黒い一面もある。
VSRFでは、新たなヒロイン候補として登場した恋のライバル・うつぼみかづらと熾烈な女の戦いを繰り広げている。
デュエマは火文明デッキ(アニメでは主に光文明デッキ)を使用。
主に兄ルシファーがるるにあわせて構築したデッキと光のコスト6以下のクリーチャーを強化するライトデュエルを主軸にした二つのデッキを使う。
原作・アニメ共に喜怒哀楽の感情表現が豊かで、アニメでは更に弄られキャラ・顔芸キャラとしての属性を持つに至り、アニメスタッフから散々な扱いをされている。特に主人公にジャイアントスイングで投げられたり、逆に強烈且つ容赦の無いラリアットやドロップキックでツッコミを行ったり、更には勝太の裸を見て大興奮したり、勝太を罠にはめて悪女のような高笑いを上げたりと、ヒロインとして破天荒・前代未聞の扱いを受けている。
ましてや、中の人はあの丹下桜であり、従来の丹下氏のイメージを覆してしまい、VSシリーズの監督である佐々木忍氏から「色々ごめんなさい」と謝罪される始末。
上記のせいでイロモノヒロイン扱いされがちだが、地味ながらもれっきとした美少女である。
特に、VSRのバレンタイン回にて本気でヒロイン力を磨いた時には、熱血ナレーターことナレ太郎や視聴者が驚く程の美少女へと変貌を遂げた。
実は幼児体型と云うか未成長と云うか、要するにぺたん娘なので、この件でサソリ界隈から弄られた事もある。何と云っても未だ中2だし、ぺたん娘で良いじゃなイカ。
勝太編終了後、目出度く勝太と結ばれて息子の切札勝を授かり母親となった。ちなみにできちゃった婚である。
EDクレジットではVSRF47話以降「切札るる」となっている。
続編のジョー編では、宇宙に出かけてる夫の留守を守っており、祖父が経営してる喫茶店で働いている。
キングMAX!にて勝太が乗ってる丼型の宇宙船を片手で受け止め、久しぶりに帰ってきた勝太がハイドとのデュエマ中に鬼の槍からジョーを庇い、命を吸い取られた際は、自宅で皿洗いをしてたるるはなにか予感をするかのように洗ってた皿を落とし割れてしまい嫌な予感を感じていた。デュエル後、病院で医者から一命は取り留めたけど、峠は超えてないと言われた際には、そんなぁと兄と同じようなことになっちゃうのでは、と思ってしまい泣き崩れ落ちた。その後、病室で勝太のそばに付き添っており、ジョーが鬼の槍を破壊したことで、槍から吸い取られた勝太の魂が戻り、目を覚まして「るる、ラーメン入りカレーパンは?」と勝太に聞かれて、今そのレシピをと言うと勝太が目を覚まし嬉しそうに勝太に抱きつき、退院した勝太と一緒にジョーの卒業式に参列した。