概要
ゼニスの亜種。
従来のゼニスとは異なる存在であり、アンノウンとの複合ではないので、トライストーンが無いのが特徴。
イラストはゼニス本体が鎧の様な空洞で、その中に小さな人型の存在が描かれており、操り人形の様に本体と繋がっている不気味な特徴がある。
アニメではこの人型の存在が、追従する様にゼニスと同じ動きをするのが特徴的。
その他、タブラ=ラーサ直属の蝿モチーフのゼニスも属している。
命名法則は『「◯or◯◯」の頂天』で、◯には漢字が入るのはこれまでのゼニスと同じ。
既存のゼニスのリメイク版の場合、元の「◯の頂」に一文字追加した名称となる。
一部は「戦鬼」の頂天ベートーベンの様に命名法則に沿いながらも変更され、クリス=タブラ=ラーサのみこの法則から外れている。
リメイク版ゼニスは6体存在し、それらは以下のように変化している。
「心」の頂天プロフェシーは革命チェンジ持ちであり、本格登場するパックの『アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華』では、新たなゼニスの戦略として水晶マナ(マナゾーンの裏向きのカード)を利用した効果を搭載しており、既存のゼニスとはだいぶ毛色が異なる。
また専用効果としてエターナル・K(カッパー)、クリスターナル・Kを保有。
従来のエターナル・Ωの変則版で、前者は場を離れる時水晶マナ3枚を表にする事で無効化し、後者は敗北時にも対応する為鬼S-MAXの様に扱える。
プロフェシーはゼロ文明だが、メイン画像(金トレジャー版)の「使命」の頂天グレイテスト・グレートは火文明となっており、リメイクされたゼニスは「無上」の頂天シャングリラ・ファンタジアを除いて文明に属している。
現状判明しているクリーチャーには、パワーがエンジェルナンバーの様な珍しい数値で、特にタブラ=ラーサは対称性を意識した数値になっている。
ピクシブ百科事典に記事が存在するゼニス・セレス
ゼロ文明
光文明
水文明
闇文明
火文明
自然文明
背景ストーリー
ゼニスの影響力が特に強く、停滞した世界線のゼニス。
この世界線では、世界の矛盾に苦しんだシャングリラ・ファンタジアがゼロの力を生み出すも、己の感情だけを無にして矛盾から脱して満足してしまったことで目的が無い力となっていた為、タブラ=ラーサが目的を与える形でゼロの力を掌握。
その結果、本来は何にも染まっていない純粋な力であったが、タブラ=ラーサによって単なる糧として扱われる事に。
つまり、ゼロの力を悪用するタブラ=ラーサに支配されたゼニス、という事になる。
クリス=タブラ=ラーサの支配能力により、既存のゼニス達は支配下に置かれセレス化。
エピソード世界とは異なり生存したゼニスだったが、手駒として自我も奪われ真の意味で無個性になるのは皮肉と言うべきか。
ただしライオネルだけは支配に抗い、ただ一人だけ自我が残っている。
オラクルの信者達を水晶の華に変え、自分たちの力を増強させるための贄として利用しており、各ゼニスは信者を管理する役割を担い、昆虫の要素を持つアンノウンを兵力として与えられている。
またエピソード世界で誕生したオラクリオンも、この世界線ではアンノウンの亜種、アンノウン・セレスと呼ばれる異形として生み出されている。
かつてジャシン帝が戦った勢力に、『頂天の軍勢』と呼ばれる勢力が存在し、「セレス」と名の付く種族がいくつか登場している。
しかし、セレス世界ではゼニス・セレスやオラクル・セレスとの戦いであった為、プロフェシーを筆頭にまだ明かされていない秘密があると思われる。
余談
名前の『セレス』は、冠詞の頂天から『Celestial(天国の)』が由来と思われる。
ゼニストレジャー版、つまりリメイクされたゼニスの擬人化版が全て公開されたが、全員アイドルグループの様なイラストに仕上がっている。
よく見ると、リメイク前の構図や特徴を再現しているのが分かる。
感情のある『「俺獅」の頂天ライオネル』以外の全員は髪を紐で括っているという共通点がある。
支配から抗っているライオネルは髪を紐で括っていないため「髪を紐で括る=ゼニスに支配されている」という小ネタがある。