概要
DM24-SP2『キャラプレミアムデッキ「デュエル・マスターズLOST」誓いの水晶』にて登場したゼニス・セレスで、革命チェンジを得た《クリス=タブラ=ラーサ》の新たな姿。
イラストでは《クリス=タブラ=ラーサ》の結晶状の部位と羽が、白く濁った色から青く透き通るクリスタル状に変化している。また、ゼニス・セレスの特徴である人型がクリスタ本人に置き換わっている。
カード性能
レアリティ | SR |
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コスト | ゼロ文明(15) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | ゼニス・セレス |
パワー | 57975 |
能力 | 革命チェンジ:ゼニス(自分のゼニスが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) |
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) | |
このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身の手札をすべて裏向きでマナゾーンに置く。 | |
相手は、自分のマナゾーンにある裏向きのカードの枚数よりコストが小さい呪文を唱えられない。 | |
エターナル・Κ(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい) |
ゼニスの革命チェンジとしては、《「心」の頂天プロフェシー》に次いで2枚目であり、ハンデスと呪文ロックにより、元の《クリス=タブラ=ラーサ》よりも使い勝手の良さは上。
反面、プロフェシーと異なりゼニスからしかチェンジできず、さらに水晶ソウルを持たない為、出すための下準備には一手間かかる。
しかし、同デッキに収録された《水晶設計図》をはじめとした新規サポートカードで足回りが強化されており、何より水晶マナが5枚あればコスト0で召喚できる《「奇妙」の頂天クリス=バアル》によってプロフェシー共々チェンジしやすくなっているため、テキストから受ける印象に対して比較的出しやすい。
まず注目すべきはワールド・ブレイカー持ちな点。
革命チェンジのクリーチャーとしては初めてであり、そのまま攻撃が通ればワンショットも狙える。
当然、S・トリガーを踏むリスクも高くなるが、エターナル・Kで場持ちが良く、何より固有効果によるトリガーケアで補助可能。
パワーも最大級であり、《禁断竜王Vol-Val-8》を正面から殴り倒せる凄まじいパワーである。ちなみに《クリス=タブラ=ラーサ》のパワーが偶数だったのに対し、こちらは奇数になっている。
固有効果の1つ目はオールハンデス。
自分も含め、全てのプレイヤーの手札を水晶マナに強制変換する。
相手のマナが増えるデメリットがある一方で、無色マナ扱い故に必要な色の捻出ができなくなる。
手札の《一王二命三眼槍》や《百鬼の邪王門》、革命0トリガー等、手札から誘発する防御札を潰せるなら、自分の手札を失う損失も多少は目をつむれる。
《「狡智」の頂天レディオ・ローゼス》のバウンスから繋げられれば、相手に与えるディスアドバンテージを嵩増しできる。
固有効果2つ目は呪文ロック効果。
《タブラ=ラーサ》を出したプレイヤーの水晶マナを参照し、その枚数未満の呪文を封殺。
《クリス=バアル》からチェンジすれば、最低でもコスト4以下を封じ、前述の擬似ハンデスで更に範囲を拡大できる。
この効果は常時発動する点も強力で、ワールド・ブレイカーからの追撃を通す上でも、フィニッシュに失敗した後の補助としても有効。
手札を水晶マナに変換する前に、アタック・チャンスで《天頂と停滞と水晶の決断》を唱えれば、水晶マナの増加か除去を選択し、制圧力が更に強化される。
このクリーチャーだけでは相手クリーチャーの登場時効果までは防げないが、出す頃には水晶マナも貯まっているので《偽りの名ワスプメリサ》の登場時効果封じが有効に働く。
このカードを効果的に運用しようとする場合、手札補充とマナ確保が可能な《「戦鬼」の頂天ベートーベン》、低コストで2枚ドロー可能な《悟りのクリス アラヤシキ》、大量のハンドアドバンテージを稼ぐ《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》等、相性の良いカードが多いのもありがたい。
除去のプロフェシーと使い分ければ、強力な革命チェンジデッキになるだろう。