デュエマが、世界が、絶望(バロム)に染まる───
効果
悪魔世界ワルドバロム |
OR 光/水/火/自然/闇文明 コスト8 |
進化クリーチャー:デーモン・コマンド パワー15000 |
超無限進化:デーモン・コマンド・クリーチャー1体以上の上に置く。 |
ワールド・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、3枚以上のカードの上に進化していれば、相手は自身の手札をすべて捨てる。5枚以上のカードの上に進化していれば、次の自分のターンのはじめまで、相手のマナゾーンにあるすべてのカードのマナの数字を0にする。 |
このクリーチャーが攻撃する時、文明を1つ選び、その文明を持つ相手のエレメントをすべて破壊する。 |
概要
『王道篇 第4弾 「悪魔神、復活(ワールド・オブ・バロム)」』にて登場する悪魔神バロム。
以前より示唆されていた王道篇のラスボスにして、これまでの常識をブチ壊す5色クリーチャーである。
まず進化条件。
超無限進化なので、場のデーモン・コマンドを好きなだけ進化元にでき、後述の効果を使うなら、最低でも3枚以上のカードを重ねる必要がある。
そして肝心の効果その1。
まず進化元が3枚以上ならロスト・ソウルを打てる。
王道篇から登場した「逆転劇」効果も、オールハンデスによって阻止できる。
更に進化元が5枚以上なら、相手のマナを全て無力化。
次の自分ターンまでマナの数字が0に上書きされ、メガ・マナロック・ドラゴンを超える擬似ランデス性能を発揮。
その分進化元5枚は結構厳しそうだが、ヨビニオンでコスト4以下のクリーチャーを呼ぶ魔誕の猛将ダイダロス、優秀な手札交換&マナ基盤にもなる邪心臓の魔法陣等、サポートに使えるカードは多い。
そして効果その2。
バロムの代名詞とも言える破壊効果だが、攻撃時に選択した相手の文明を全破壊する、超攻撃的な効果に仕上がっている。
登場時効果を封殺されても問題なく使え、何よりバロムの欠点であった、「闇文明のカードを破壊できない」弱点を克服している。
また、悪魔神バロムスポーンの様にエレメント破壊なので、相手が単色構築な程被が増大する。
相手のみ破壊するので、自分の場は守れるのはありがたい。
総じて、最強のバロムと言っても過言ではないカードである。
とはいえ、五文明の多色かつデーモン・コマンドデッキになるので、従来の構築よりも調整は必須。
『死神』名称のツインパクトが各文明のマナ基盤になるので、マナ加速で不確定ながらも必要な色の確保は可能。
超神星DOOM・ドラゲリオンとの相性はまずまず。
ドラゲリオンからは出せないものの、墓地にクリーチャーがある程コスト軽減&進化元を確保できるので、ドラゲリオンを進化元に使うのは無理なくできる。
魔令嬢バロメアレディの効果で踏み倒す、または死神明王バロム・モナークでリアニメイトするのもアリだろう。
だが、このカードの真価は別にある。
これまでの5色カードは、マナの数字が「0」なので、マナ基盤としては非常に使い勝手が悪かった。
しかし、このワルドバロムのマナの数字は「1」である。
マナ基盤として使える5色カード、と言う時点でとんでもなく、比喩でもなんでもなく歴史が変わる1枚である。
余談
ついに登場した5色バロム。
当然ながら、「バロム」名称で3色以上は初めてである。
イラストは、本体は最初のバロムに近いデザインだが、背後に五文明の色に対応した巨大な竜の頭が描かれている。
コロコロコミック12月号にて、ジャンボカードとして先行登場した。
ちなみにジャンボカードの裏面は…………
悪魔っぽい世界ワルイプニル |
黒文明 コスト8 |
かわいいスライム:デーモン・スライム パワー66666 |
超無限っぽい進化:ぷにるに砂鉄を飲ませることで進化するかもしれない。 |
ワルイコト・シテヤッタ(このスライムはいたずらレベルの悪いことをする) |
このスライムが出た時、相手のコタローはおこづかいの数字が0になるかもしれない。 |
↑こんな感じ。
ぷにるはかわいいスライムのワルイプニルのジョークカードである。
ちなみに、こちらはマナの数字が「2」になってる。