ワルドバロムの魔誕は、有機と無機の概念を崩壊させた。今や鉱石はこの大地で最も貪欲な食物連鎖の頂点となった。
ポセイドライトは知っている。騎士道を極めた新たな軍勢があらわれることを。
効果
魂晶海嶺ポセイドライト |
R 水/闇文明 コスト9 |
クリーチャー:リヴァイアサン/スピリット・クォーツ パワー5000 |
このクリーチャーを召喚する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。こうして捨てた手札のコストの数だけ、このクリーチャーの召喚コストを少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。 |
ブロッカー |
このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。 |
概要
『王道篇 第4弾 悪魔神、復活』にて登場したクリーチャーで、リヴァイアサンとスピリット・クォーツという珍しい組み合わせ。
コスト9とかなり大型だが、自前の軽減効果で出せる。
手札から1枚捨て、そのカードのコスト分軽くなる。
このカード自体2色なので、最低コスト2で出せるものの、素のコストの割にパワーは低め。
手札次第なら序盤から出せるので、そこは仕方ないだろう。
そして登場時に1枚ドローする効果。
コストの損失を補填できるが、微々たるものであり、あって困る物では無い、ぐらいの印象。地味だが優秀とも言えるだろう。
簡単に出せる大型クリーチャー、ぐらいのスペックしか無いが、このカードの真価はその『出しやすい高コストクリーチャー』という点。
よく考えなくても不死樹王国のフシギバースとの相性は最高。
色が噛み合っていないものの、自然、闇、水のアナカラー構築で使えるフシギバースの種、として使える。
コスト9なので大樹王ギガンディダノスも3コストとなり、樹食の超人の代用品として運用するのも可能。
あちらは墓地肥やしの性能が強いが、こちらは少ないコストで出せる点で勝る。
色的には∞龍ゲンムエンペラーとも相性が良い。
コスト∞のクリーチャーなので、簡単に最低コストでの召喚ができ、ムゲンクライムのタップ要員になれる。
その上、高コストなのでゲンムエンペラーの無の効果に引っ掛からない為、低コストのブロッカーを消去してしまうデメリットをカバー可能。
コストの異なるクリーチャーをタップするコスト軽減効果、ハイパーエナジーとの相性は最初から想定されているので、コスト被りも基本心配いらず、またこのカードを出せるヨビニオンは殆どいないので、ハズレになりにくいのもありがたい。
変わったところでは、魔誕光喜エルバーロとのシナジーも魅力的か。
エルバーロは光文明だが、コスト6以上のクリーチャーがいればG・ゼロで出せ、『光のコマンド』持ちなので轟く覚醒レッドゾーン・バスターに繋げられる。
上手く回れば、色を気にせずレッドゾーン・バスターを使える。
総じて、コストの大きさが最大の武器となるクリーチャーと言える。
余談
悪魔世界ワルドバロムの魔誕により、世界の概念が崩壊して誕生したクリーチャーの1体。
公式生放送で公開される直前、プロモーションカードの1枚として発表されたカードでもある。