ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アビスロイヤル

あびすろいやる

アビスロイヤルとはトレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ』に登場する種族の一つである。
目次 [非表示]

アビスロイヤルとは深淵に封印されていた謎の支配者たち。ジャシンを筆頭に強大な力を持つ者ばかりだ。

概要

ウィン君とジャシン帝

2022年9月10日発売の構築済みデッキDM22-SD1『スタートWINデッキ 邪神・フロム・アビス』において新たに登場した種族

2022年8月より漫画版が、2022年9月よりアニメ版が開始された『デュエル・マスターズ』新シリーズ『デュエル・マスターズWIN』において、「キリフダを手にした時、デュエマが闇に染まる──」のキャッチコピー通り「歴代『デュエル・マスターズ』作品初の闇文明主役カード」であることが強調され大きく取り上げられており、主人公・斬札ウィン(イラスト手前側の少年)の使用カードたる主役種族として扱われていく。


種族名はそのまま「深淵」を意味する「アビス」と、「王室の」「高貴な」といった意味の「ロイヤル」を合わせたものであろう。直訳すると「深淵の王室」となる。

一般的な命名ルールは「○○=◇◇」で、○には姿形のモチーフが、◇には○の韻を踏む名前が入る。ベリーレアの場合は冠詞に闇文明を連想させる言葉を当て字に改変したものが入る。

スーパーレアの場合は「深淵の△△ ○○=◇◇」。上記の命名ルールに、クリーチャーをイメージさせる冠詞が加わる。タマシード/クリーチャーの場合は冠詞と◇のみ。


容姿は《アビスベル=ジャシン帝》の派生カードとタマシード/クリーチャーを除き、アンティーク調のインテリアがモチーフとなっている。

道具モチーフのアビスロイヤルたちは「かつての姿で実体化できなかったため、己の性質と似た道具を憑代として実体化している」と言う設定である。


最大の特徴として、この種族を持ったカードはレアリティに関係なく全てフルフレーム仕様であり、ステンドグラス調の背景と、上部に髑髏の紋章が描かれたアンティーク調の額縁を思わせる特殊フレームが使用されている。


DM23-RP2『アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武』まではいずれも闇文明にのみ属していたが、DM23-EX1『大感謝祭 ビクトリーBEST』では自然文明呪文とのツインパクトが登場。

続くDM23-RP3『アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命』にて、クリーチャー単体で自然文明を併せ持つ多色アビスが登場した。


アビスロイヤルの特殊能力

アビスラッシュ

このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。

この能力を持つクリーチャーは墓地から召喚する事が可能であり、この能力で墓地から召喚した際にはバトルゾーンに出たターンに相手プレイヤーを攻撃でき、そのターンの終わりに山札の下に置く遅延誘発の2種類の継続的効果を与える。


「バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる」の部分は常在型能力に見えるが、墓地で『アビスラッシュ』を起動した時点で能力から効果が生成済のため、《∞龍ゲンムエンペラー》や《神聖龍エモーショナル・ハードコア》などの「(バトルゾーンにある)クリーチャーの能力を無視する」常在型能力が発動していても攻撃は可能である。

当然、墓地にいる間は能力が無視されないので墓地からの召喚も問題なく行える。


『アビスラッシュ』を使う上での主な注意点は大きく分けて三つ。

まず前提条件として、墓地にいないとアビスラッシュを使って召喚できない。この能力を持つクリーチャーを手札から召喚しても召喚酔いしてしまう。

次に攻撃できる対象はプレイヤーのみ。タップされているクリーチャーを殴り返しする事はできないが、「可能であれば攻撃先を固定させる」能力で攻撃先がクリーチャーになる事もない。(※ブロックすることは可能)

また、『スピードアタッカー』ではないため「『スピードアタッカー』を持つクリーチャー」を対象としたメタ能力を掻い潜れる。

最後に、この能力を使って召喚したらターンエンド時に山札の一番下に置かれる

墓地に置かれないと再利用できないため、山札送りになる前に『無月の大罪』などの味方クリーチャーを発動コストにする能力などで墓地送りの対象に選んでやるとよい。

憤怒の猛将ダイダロス》や《闇の破壊神ゼオス》などの、攻撃時や能力発動時に味方クリーチャーを犠牲にするデメリット持ちの低コスト高パワークリーチャーとの相性も良い。

尚、墓地利用デッキはその特性上山札を短時間で大量に消費するため、コントロールを誤ると山札切れで自滅しかねない状況に立たされてしまうことも少なくない。そのような状況下では、『アビスラッシュ』は攻撃手段を兼ねた山札の回復手段として使うことも可能。その時に合わせて使い分けると良いだろう。


背景ストーリーによれば「アビスロイヤルが大挙して襲い掛かってくる様子」を表しているようだ。



アビスメクレイド

アビス・メクレイドNする。(自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コストN以下のアビスを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)

『アビス・レボリューション』編で5文明にそれぞれ与えられた新能力、メクレイドのアビス版。山札の上から「3枚(数字に関係なく見る枚数は固定)」を見て、その中からアビス種族かつ指定されたコスト以下のカードを1枚コストを支払わずに使うことができる。使わなかったカードは山札の下に送られる。

アビス種族を持っていれば呪文タマシード等のクリーチャー以外のカードも使うことが出来る。また、「使う」となっているのでクリーチャーを出した場合は召喚扱いになる。

アニメでは球状のステンドグラスが砕け、中からクリーチャーが飛び出してくるという演出が取られている。


革命チェンジ:アビス

自分のアビスが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい。

アビスロイヤル版の革命チェンジ。

革命チェンジの条件がアビス種族になっていること以外は従来のものと同じ。


背景ストーリー

ゴッド・オブ・アビス

5文明以前の時代に超獣世界を支配していた伝説の古代種族で、《アビスベル=ジャシン帝》を絶対君主としている。


太古の昔に初代《ボルシャック》と光文明によって「深淵」と呼ばれる未知の世界に封印され、永い時が流れた現在は伝説上の存在として語られていた。

しかし、突如起きた地殻変動によってアビスロイヤルを封じ込めた「深淵」への入り口が開いてしまい、地上と繋がってしまったことで現代に復活する。

棲み処である「深淵」に近づくものは『アビスラッシュ』による人海戦術で容赦なく痛めつける一方で、その場から撤退しようとする者は追わないなど、まるで自分たちのテリトリーを守っているだけのような不可解な行動を取っており、その目的は謎に包まれている。


アビスロイヤルではないが、ジャシン帝が創造したアビスドラゴンと呼ばれるドラゴンもジャシン帝に従属している。


アビス・レボリューション

ボルシャック・カイザーを破ったアビスロイヤルはフィオナの森へと進軍を開始する。

この報せを聞いた自然文明の長、《首領竜ゴルファンタジスタ》は自ら迎撃のために出陣。ジャシン帝の圧倒的な力の前にゴルファンタジスタは下されたが、アビス陣営もこの戦闘で多大な打撃を受け、ゴルファンタジスタが散り際に自然文明に施した結界によって進軍は一時中断された。

また、ジャシン帝の体から分裂して誕生したノワールアビスと呼ばれる使い魔のような種族も登場した。


太古の時代に世界を支配していたらしいが、ファイブ・オリジン・ドラゴンとの関係は不明。

「闇文明の支配層種族」ということもあってかどことなく従来のダークロードを思わせる古めかしく高貴な装いだが、彼らとの関連性も不明。太古の支配種族だったとされるアビスロイヤルに対し、ダークロードにも死してなお頭蓋骨のみですら闇文明の象徴として扱われるほどの太古の強大な支配者が存在しているなど類似点も多数見られる。

また、《覇王ブラックモナーク》を崇拝する《死神覇王XENARCH》が率いる派閥はアビスロイヤルを敵視する一方で、XENARCH自身は不干渉に徹しており、過去にアビスとモナーク一族の間に因縁が存在したらしいことが仄めかされている。


水文明による魔力砲が「深淵」に放たれたことを察知したジャシン帝は、「深淵」の入り口へ舞い戻り魔力砲へトップスピードで突っ込んだ。その中でジャシンは《アビスベル=覇=ロード》へとパワーアップ。その轍は現実と虚構の壁を破壊し、そこから自然文明のヴェールアビスを生み出した。

深淵のソニックブームで魔力砲をかき消すが、魔力砲の陰から《芸魔王将カクメイジン》が出現。両者による壮絶なカーチェイスが繰り広げられる。


一方、自然文明ではゴルファンタジスタ救出作戦が計画されていたようで、陽動班により時間を稼がれた結果《五番龍レイクポーチャーParZero》の排水によってアビス達は流されてしまい、ゴルファンタジスタ救出を許してしまうのだった。


活躍

アニメでは上述の『アビスラッシュ』の性質からか不死に近い存在であるように描かれており、ジャシン帝改め邪神くんの制裁を受けても暫くすると復活している。

また、デュエル外ではジョーカーズを彷彿とさせるコミカルな一面も見せることも多く、不死と言うよりはギャグ補正に見えなくもない。


アニメ『決闘学園編』第12話では、デュエマさいこークラブのお化け屋敷にキャストとして参加しており、シークレットレア版の名画パロディに因んだコスプレを披露した。


ピクシブ百科事典に記事が存在する「アビスロイヤル」一覧


クリーチャー


タマシード/クリーチャー


タマシード


アビスドラゴン


余談

アビスロイヤルのシークレットカードは世界的名画のパロディイラストになっており、アニメではこれに因んだ解説も行われた。

深淵の食卓(シークレット)【デュエル・マスターズ】深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル (シク)

ちなみにジャシン帝はモナ・リザに扮している。


関連タグ

デュエル・マスターズ

闇文明

クリーチャー(デュエル・マスターズ) デュエル・マスターズの種族一覧


ジョーカーズ→アビスロイヤル→???


サバイバー(デュエル・マスターズ):地殻変動によって超獣世界の地下深くから地上に現れた種族。



旧支配者:「邪神」「太古の世界に君臨した種族」「戦いに敗れて封印された」など、アビスロイヤルの設定にはこれを連想させるものが多く、おそらく元ネタだと思われる。


美女と野獣:「暴君とアンティーク家具の姿になってしまった家臣たち」という点ではこちらも連想させる。


外部リンク

関連記事

親記事

デュエル・マスターズの種族一覧 でゅえるますたーずのしゅぞくいちらん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 70801

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました