概要
DM23-EX1『大感謝祭 ビクトリーBEST』にて登場したアビスドラゴン。
種族は「アビスドラゴン」なのだが、表記は「アビス・ドラゴン」となっているが、これは誤植であると公式から発表されている。
収録パックであるDM23-EX1は、2014年度のドラゴン・サーガ編を最後に廃止されたビクトリーレアの復活がコンセプトになっており、このカードはアビス系で唯一ビクトリーレアに属している。
そして、2024年8月。
環境に大きな爪痕を残した為、ついに殿堂入りが決定した。
効果
レアリティ | VIC |
---|---|
コスト | 闇文明(5) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | アビスドラゴン |
パワー | 9000 |
能力 | ブロッカー |
W・ブレイカー | |
このクリーチャーが出た時、自分の手札を2枚捨ててもよい。そうしたら、アビス・メクレイド5する。 | |
各ターンに一度、自分の山札からクリーチャーが出た時、そのクリーチャーのコスト以下のアビス・クリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。そのターン、そのアビスは相手プレイヤーを攻撃でき、そのターン中に攻撃したら、ターンの終わりに山札の下に置く。 |
コスト5で高スペックのブロッカーであり、攻める時は後述の効果により非常に攻撃的なのが特徴。
アビスメクレイド5を行えるのだが、登場時と速攻性はあるも手札2枚をコストに要求しており、一見すると重く見えるが、アビスロイヤルやノワールアビスのアビスラッシュの存在からそこまで苦にはならない範囲。
何よりこのカード自体「コスト5のアビス」なので、手札コストさえ何とかできれば、同名カードによるメクレイド連発も不可能ではない。
《ド:ノラテップ》のアビスのコスト軽減や、《邪闘シス》のアビスWメクレイドで手札消費を抑えて展開等、シナジーを期待できるカードが豊富。
直近に出たカードには《グ:ルナグーシ》や《謀遠テレスコ=テレス》といったドローソースが存在し、特に《テレスコ》はハンデスしつつドローできる壁役なので、メクレイドのコスト稼ぎや補充に最適。
そしてメクレイドと連動する第2効果。
山札からクリーチャーを出せば誘発するリアニメイト効果であり、墓地が溜まってなくてもメクレイドのコストを蘇生対象にできる。
対象となるのは登場したクリーチャーのコスト以下のアビスだが、トリガーとなるクリーチャーはアビス以外でも良く、アビスは低コストで優秀なクリーチャーが豊富なので特に問題にはならないだろう。
更に、この効果で蘇生したアビスは、アビスラッシュの様に即座に攻撃要員になれる。
ターンの終わりにデッキボトムに移動するが、《邪龍ジャブラッド》なら墓地を肥やしつつ退却を無効化できる。
ちなみにこの効果、《ジャガイスト》自身がデッキから登場した時、自身のコストを参照して使う事が可能。
攻撃しなければ退却しないのも地味に優秀。
この擬似アビスラッシュがある為、《邪闘シス》からの追撃も行い易い点で優秀。
背景ストーリー
《サファイア・ミスティ》のレポートによれば、アビスドラゴンの1体ではあるが、ジャシン帝ですら存在を危険視しているほどの強大なクリーチャーである模様。
(メタ的に考えると、《アビスベル=ジャシン帝》と能力が類似しており、《ジャシン帝》の立場を奪いかねない存在ということだろうか)
どうやら《ダーツ=デラアーツ》が自身の能力で呼び出してしまったことがあるらしい。