謀遠テレスコ=テレス
てれすこてれす
『アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武』にて登場したアビスロイヤルで、後述の汎用性の高さから活躍したクリーチャー。
第1の効果はハンデス。
誘発タイミングは相手ターン開始時であり、毎ターンハンデス可能。
召喚してそのままターンを終了すれば即誘発し、ジワジワと相手の手札を削れるブロッカー、というだけでも地味に強い。
第2の効果は、アビスロイヤルでは貴重なドロー効果。
相手の手札破棄に反応しての任意ドローなので、前述のハンデスで簡単に誘発可能なのはありがたく、条件が「相手が手札を捨てる」だけなので、ターン指定もなくタイミングを選ばない。
当然このクリーチャーが2枚以上並べば重複し、2体展開すれば相手の手札2枚を奪いつつ、自分は一気に4枚もドロー可能。
鬼寄せの術で早期着地し、そこから大量アドバンテージを稼ぐ使い方も良いだろう。
最後の効果はパンプアップ。
手札ゼロのプレイヤーの数だけプラス5000されるが、上昇値が良くてもシールドをブレイクするだけで減退してしまう。
パワード・ブレイカーを補助できるが、アタッカーとしては不安定さが目立つ。
この効果の真髄はデュエパーティーで有効な点で、プレイヤーの数を参照する為、自分以外のプレイヤーをハンデス効果で削りまくれば、攻守共に高スペックのクリーチャーに化ける。
この様に強力なクリーチャーだが、邪幽ジャガイストと組ませると一気に化ける。
ジャガイストが手札消費の激しさと引き換えに、メクレイドやリアニメイトで展開速度に優れるドラゴンなので、ジャガイストから展開できるコスト5のこのクリーチャーとのシナジーは説明不要だろう。
闇単色デッキなら爆霊魔タイガニトロのハンデスと相性が良く、自分と相手ターンで1枚ずつ削り続けられる。
効果はアビスロイヤル以外で十分使え、解体人形ジェニー等のハンデスがドローソースとして機能する。
優秀ではあるが、霊刑連結ジゴク・パルテノンがライバルになる。
あちらは自分ターン終了時のハンデスとEXライフだが、コマンド種族を持っている点で大きく差別化可能。