ノワールアビスを生み出すほどジャシンの感情を動かすものとは何か……それは超獣世界で暮らす者たちには理解できない事柄だ。
概要
DM23-RP1『アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記』にて登場した種族。アビスロイヤル、アビスドラゴンに続く、第3のアビス種族。
現在は他のアビス種族と同様に闇文明にのみ属している。
カードフレームはアビスロイヤルと共通だが、背景はステンドグラス風ではなく、銀河やブラックホールあるいは現代アートを思わせる渦や星空が描かれている。
アンティーク家具がモチーフだったアビスロイヤルとは一変して、ノワールアビスは動物や家電製品など、ジョーカーズを彷彿とさせる身近かつ幅広いモチーフが特徴。
カードイラストも禍々しくも気品漂うものだったアビスロイヤルとは対照的に、こちらは大きな目玉の付いた軟体動物のような生物がモチーフを歪に再現しているという、クトゥルフ神話めいたグロテスクなイラストになっている。
命名ルールは「△:○○」、VR以上は「□□:△:○○」。
△は生物モチーフが「ド」、無生物が「グ」、感情が「ガ」となっている。〇と□の部分には、モチーフを逆さ読みしたように捩ったカタカナが入る。
また、この種族も「アビス」カテゴリーに属することから、アビスラッシュ能力を持つカードも存在する。
背景ストーリー
《アビスベル=ジャシン帝》の感情の昂ぶりにより、その身体から分身として生まれた種族とのこと。
どうやらジャシン帝が第四の壁を通して興味を持ったものがモチーフになっているようで、これが幅広いモチーフに繋がっている。
興味をもった物をモチーフとする為、生物・無生物を問わず、現在判明しているだけでもヘリコプター、掃除機、信号機、マンモス、ティラノサウルス、タコとバラバラ。
また、《邪闘シス》は複数のノワールアビスが融合することで誕生した。
アニメではジャシン帝の分身という事で、子供やペットの様な扱いになっている。
こちらでも幸福感や熱狂や悲しみ等、ジャシン帝=邪神くんの感情が大きく動いた時に、それらの感情と結びついたものがモチーフとなって誕生している。
邪神くんが人間界の文化や娯楽にすっかり浸りきっていることで大量に生み出されており、更にはアビスの居城である『深淵』の一角に存在する洞窟、通称『ノワール・メゾン』を棲み処に、更なる増殖を続けていた。邪神くん以外のアビスロイヤル達にとっては「意思疎通が取れず、不気味な存在」と認知されている。
しかし、《邪闘シス》を筆頭に言語能力を持つものも出現。これについて邪神くんは「自ら死と再生を繰り返すことで短期間で途方もない世代交代を重ね、言語能力と高い知能を持つに至った」と分析している。
自分たちの始祖である邪神くんを崇拝しており、忠誠を誓っている。
関連タグ
ジョーカーズ:日用品や動物をモチーフに生み出されたクリーチャーであり、こちらも前シリーズで主役を務めていた。