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概要編集

DM23-RP2『アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武』にて登場したクリーチャー。

感情がモチーフの「ガ」系に属するノワールアビスであり、このクリーチャーのモチーフは「疑問」。名前はそのまま「?(ハテナ)」の逆さ読みになっている。

ノワールアビスはクトゥルフ神話めいたグロテスクな見た目が特徴だが、このカードはどことなく愛嬌がある姿をしており、公開時より一定数の人気がある。


効果編集

レアリティR
コスト闇文明(4)
カードタイプクリーチャー
種族ノワールアビス
パワー4000
能力ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
自分のターンのはじめに、自分のシールドを2つ墓地に置いてもよい。そうしたら、アビス・メクレイド8する。(アビス・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のアビスを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)

メクレイドの発動コストの重さが気になるものの、使い所を見極めることが出来れば強力な性能を発揮するノワールアビス


コスト4のアビスなので《邪侵入》に対応しており、スレイヤー付きブロッカーでもあるので壁役としては文句無し。攻撃制限を持たないため、攻撃に参加できるのも頼もしい。

メクレイド効果は任意とは言え、序盤から出しやすいクリーチャーなので、相手からすれば早めに潰したいカードだが、バトルで叩き潰そうとするとスレイヤーで相打ちになるので、中々いやらしい。

アビスベル=ジャシン帝》でアビスラッシュを付与してのアタッカー運用も視野に入るが、スレイヤーを使いたいだけなら同コストかつハンデス持ちの《深淵の壊炉マーダン=ロウ》や、2コスト下の《ド:ノラテップ》で事足りる。また、アビスラッシュで召喚するとターン終了時にデッキボトムに行ってしまうため、このクリーチャーのメクレイドを使えない。

上記の噛み合いや類似カードとの差異などから、基本は防御札としての運用がメインになる。


同弾の《邪闘シス》が持つアビス・W・メクレイド5で召喚できれば、防御札としてだけでなく、《邪闘シス》では対応していないアビス・メクレイド8による更なる盤面展開を狙うことができる。


《邪侵入》等で相手ターン中に出せれば、スレイヤーブロッカーで睨みを利かせつつ、最小のタイムラグでメクレイドを行える。

メクレイドで《深淵の螺穿ラゼル=ズバイラル》を出せれば相応のリターンが得られる。シールドが減っている状況下で相手の行動を縛れる価値は大きい。

同じくこのクリーチャーから出せる《終納カボード=ロウ》との相性も非常に良く、パワー5000以下は実質攻撃できず、更に相手クリーチャーのブレイク数を−1するので、シールドが減った状況でも高い防御を発揮可能。

シールドを複数枚減らせる防御札という点では《百鬼の邪王門》の鬼エンド効果ともある程度噛み合っている。こちらは鬼エンドの特性上、《百鬼の邪王門》で相手ターン中に出しても次のターンにメクレイドを行うことが出来ないが、強制バトル効果とスレイヤーブロッカーにより、相手の盤面次第では一気にクリーチャーを2体も処理できる。《邪王門》の天敵であるアンタッチャブルをブロックして足止めできることも利点。


シールドを墓地に送るデメリットも、少しでも墓地を肥やしてからのアビスラッシュ等、詰めのワンショットの準備と考えれば有用。任意発動であることを活かし、ワンショットの直前まで使用しなければ大きなデメリットにはならない。

発動タイミングがターン開始ステップなので、そのままアンタップしたマナをフル活用して盤面をより盤石なものにできることも利点。

当然だが、シールド2枚を墓地に送ることが出来なければ能力は発動しないので注意。


汎用性の高い《ノラディ:ド:スルーザ》とは、別方向に爆発力のあるクリーチャーと言える。


後に登場した《超霊淵ヤバーダン=ロウ》とは相性がよく、シールドに埋まったカードを墓地に落としつつ、ハイパーモードの《ヤバーダン=ロウ》で呼び出せる対象を広げることができる。


活躍編集

CV:金澤まい


アニメ『デュエル・マスターズWIN 決闘学園編』第13話で初登場。

「デュエマさいこークラブ」の文化祭の出し物であるお化け屋敷のキャストに使えそうなノワールアビスを集めていた邪神くんの前に現れた《邪闘シス》により、不定形な有象無象のノワールアビスを素材に《ラーテ:ガ:フヨーキ》と一緒に産み出された。そのため、邪神くんにとっては孫とも言える存在。

アニメでの身長は邪神くんよりも少し高い程度で、それなりに大きい。


その後は出番が無かったが、ヒーローウガタ戦でアビスベル=覇=ロードの効果で墓地から登場。

DARK_MATERIAL_COMPLEXのワールド・ブレイカーを防ぐ為、壁役となってスレイヤー効果で返り討ちを狙うも、COMPLEXの効果で失敗。

しかし、本来ならガ:ナテハの破壊でCOMPLEXをアンタップできた為、ウィンは勝利に固執するウガタの本心に気付く切っ掛けになった。

その後はアビスベル=覇統=ジャシン帝の終極宣言により、他のアビスと共に復活した。


余談編集

シークレットレア版はエドゥアール・マネ最後の作品『フォリー・ベルジェールのバー』のパロディ。

《ガ:ナテハ》が元ネタと同じ構図でテーブルに手を置いているのだが、頭身が低いため上側のスペースが空いており、元ネタでは見えなかった部分が加筆されている。また、右端に描かれていた紳士が《アビスベル=ジャシン帝》に置き換わっている。

二人揃ってドレスコードに身を包んでおり、ナテハは元ネタであるバーメイドとお揃いのスーツを、ジャシン帝はシルクハットを身に着けている。

また、背後の鏡に映る風景には《フォーク=フォック》等の他のアビス達も描かれている。


DM23-RP4収録の《シス=魔=シャル》のシークレットレア版にも《ラーテ:ガ:フヨーキ》と共に描かれている。こちらは『鳥獣戯画』が元ネタ。


そして、『超感謝祭 ファンタジーBEST』にてルピア&ガ:ナテハとして登場。

平和になった世界でコッコ・ルピアと戯れているようだ。

更に、同弾ではジェニー&ガ:ナテハとして、麗迭人形ジェニーとも共演している。


デュエパーティー用カード、キズナ・チャージャーのプロモ版にも登場。

クラッカーを片手に星型サングラスをかけたガ:ナテハが描かれており、愛嬌が増したイラストに仕上がっている。


#ガナテハもちもちぬいぐるみ編集

その不気味ながらもどこか愛嬌のある姿が人気を得たのか、DM23-RP2発売後、一部では「このクリーチャーのぬいぐるみが欲しい」という声が続出し、ユーザーアンケートを発端とする#ガナテハもちもちぬいぐるみがトレンド入りする事態となった。


上記の人気を受けてか、『決闘学園編』第13話の放送後にガ:ナテハの登場カットが公式Xにアップされ、わずか2時間後に4桁台のいいねを記録した。

更には同話の見逃し配信開始から約1時間半後、アニメにおける設定画も公開された。


それから約1ヶ月後となる2023年8月4日のデュエチューブ生配信では、ガ:ナテハぬいぐるみが本当に制作されることが発表され、2024年8月8日よりラウンドワン限定のクレーンゲームのプライズとして登場した。

デュエル・マスターズに登場するクリーチャーの中で、立体的なものかつユーザーからの人気に応えたグッズ化としてはとても貴重な例である。


そしてクリーチャーがカプセルトイでフィギュア化した際、蒼き団長ドギラゴン剣コッコ・ルピアと並び、こちらでもグッズ化した。

……………………………前者2名は兎も角、人気があるとは言え『なんでガ:ナテハ?』「ジャシンじゃないの!?」と困惑する人もいるとか。



関連動画編集


関連タグ編集

ノワールアビス

コッコ・ルピアルピア&ガ:ナテハやカプセルトイでのフィギュア化で一緒になってる。


キモカワ


ファーーー!!甘い甘い:同じく、アビス・レボリューション編由来のネットミーム


外部リンク編集

《ガ:ナテハ》 - デュエル・マスターズWiki

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