悪魔神は、彼女から言葉を奪った。
死神との会話に、今では言葉はいらない。
効果
魔令嬢バロメアレディ |
SR 闇/自然文明 コスト5 |
クリーチャー:デーモン・コマンド パワー6000 |
G・ストライク |
マッハファイター |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、カードを2枚まで、自分の墓地からマナゾーンに置く。 |
このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ、名前に《バロム》とあるクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。 |
概要
『ナイトメア黙示録デッキ バロムの章』にて登場したデーモン・コマンド。
バロムをサポートする強力な効果を備えたカードで、バロムデッキのパワーを底上げする1枚。
まず登場時効果。
効果は殿堂カードの再誕の社と同じで、普通に使えば一気に7マナに到達し、後述の効果を最大限に活かせる。
死神信徒バーロウ・ビリーバーを筆頭に、優秀なデーモン・コマンドの初動が増えており、初動となる墓地肥やしがそのままマナに変わるので、後続の展開補助としても便利である。
そしてバロムを展開する効果。
攻撃時にマナの総数を参照し、それ以下のコストのバロムをマナゾーンから踏み倒せる。
マッハファイター持ちなので、即座に攻撃して効果を誘発でき、登場時効果から繋げばコスト7のバロム、偽りの悪魔神バロム・ミステリー、悪魔神バロム・エンペラー、死神明王バロム・モナークを呼び出せる。
特にミステリーとモナークは踏み倒し効果を搭載しており、より高コストのバロムを5マナ貯まったタイミングで出せる。
ただしこの効果は強制なので、使う度にマナが減り、バロムで場を巻き込むリスクには注意。
G・ストライクも付いており、バロムデッキの可能性を更に引き出す1枚と言える。
背景ストーリー
かつて呪縛の剣豪バロストの恋人であった悪魔で、最強の死神魔誕を画策する覇王ブラックモナークにより、バロストを魔誕の生贄にする為に狙われる。
彼女を守る為にバロストは捕まるも、バロメアレディはバロストの助命をモナークに嘆願。
その代償として声を奪われてしまうが、これが全ての悲劇の引き金になってしまう。
バロストは生贄にされる際、バロメアレディが声を失った事を知ってしまい、裏切りの怒りがトリガーとなってバロムが降臨する。
助けるつもりが逆に後押ししてしまい、それがバロムを展開する効果に反映されている。
余談
コンセプトは『新時代の邪霊神官バーロウ』。
より正確には、魔光神官ルドルフ・アルカディアと蒼狼の王妃イザナミテラスの展開速度を参考にしたバーロウ、とのこと。
モチーフは、おそらく黒城の過去を描いたエピソード、『死神が生まれた日』に登場した「キメラ」。
Duel_Masters_LOSTでも、彼女との過去を回想する場面があり、黒城が死神として覚醒した引き金でもあるキャラクターなので、間違いないだろう。