カード効果
魔刻の斬将オルゼキア SR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを2体選び、破壊する。
W・ブレイカー
概要
「魔刻の騎士オルゲイト」の転生体(リメイク)という立場だが、イラストおよびスペックが似通っているだけで効果はかなり違う。
ただし、どちらも黒城凶死郎の切り札であるという点が(漫画とアニメと言う違いはあれど)一致している。
また、その安定した強さからか、闇を使用する決闘者の多くが使用している。
顕著なところでは、先述の凶死郎の他、幼少時の神月ミカドが使用し、神羅スカル・ムーンとのコンボで切札勝利のクリーチャーを全滅させている。
本編よりもむしろ番外編で出番の多い黒城だが、登場した回のデュエルではほぼ確実に使用しているという愛用ぶり。
出ればほぼ確実に相手の場を空にしており、まさに悪魔的。バロム共々彼を象徴するカードと言えよう。
登場時に除去を発揮する効果を持ち、非常にアドバンテージが取りやすい。
そのため、人気・需要が高く、覚醒した「魔刻の覚醒者G・オルゼキア」やエイリアン化した「魔刻の剣士ザビ・オルゼキア」などリメイクも多数。
また、覚醒した「G・オルゼキア」とは自身も効果がシナジーしている。
凶死朗によれば、破壊効果の名前は「魔断二煉斬」
読者によって収録カードが決定されるパック「ガチンコ激熱超BEST」では見事採用され、4枚のスーパーレア枠の一枚となった。
それに従ってか、フレーバーテキストでも少し浮かれているようである。
なお、勝利からは「破壊しか生み出さない、呪われた怪物」と呼ばれている。
背景ストーリーでの扱い
「極神編」で登場。
闇軍を指揮する司令官であり、神のもたらす平和に闇の長として不満を持っていた。やがて闇軍の戦力が十分に整ったと判断し、神に本格的に反逆を起こし、虚を突かれた神は次々と破れる。
また不死鳥との戦いで文明を超えて絆を築いていた他のクリーチャー達も闇の動きに呼応。自然を中心とするグループが大地を枯らし「極川龍バイオレンス・サンダー」を誕生させるなど、神によって平和になりかけていた世界はより大きな混沌に叩き込まれることとなる。
優勢に戦いを進めながらもオルゼキア率いる闇はさらに暗躍、ついに伝説の王「バロム」を「悪魔神バロム・エンペラー」として復活させるに至るのである。
なお、彼はデーモン・コマンドの名士であるらしい。
また、構築済みデッキでは「髑髏城オルゼキア」と呼ばれるものの存在が確認されている。どうやらそこの城主であるようだ。
関連カード
魔帝連結ガイゼキアール(+ガイアール・カイザー、ディスペクター化)