概要
DMR-01『エピソード1 ファースト・コンタクト』にて登場したサイキック・クリーチャーの一体。
「ガイアール」はポルトガル語で「勝利」、「カイザー」はドイツ語で「皇帝」の意味。
漫画やアニメでは切札勝太の切り札として活躍している。
アニメ『デュエル・マスターズキング』では縄文ヒミコが「超次元からシューティング・ホールを通って現れる突破者」と評しており、後述の《ガイアール・カイザーGS》の能力はこの組み合わせを意識したものと思われる。
効果
レアリティ | VIC |
---|---|
コスト | 火文明(8) |
カードタイプ | サイキック・クリーチャー |
種族 | レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター |
パワー | 6000 |
能力 | スピードアタッカー |
W・ブレイカー | |
自分のシールドがブレイクされる時、そのシールドを見る。それを手札に加えるかわりに自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、こうして墓地に置いたカードのいずれかと同じコストのハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。 | |
《ドラゴニック・ピッピー》、《ブーストグレンオー》と覚醒リンク後⇒《激竜王ガイアール・オウドラゴン》 |
格下のクリーチャーを一掃しながらワールドブレイクを叩き込む《激竜王ガイアール・オウドラゴン》の構成パーツの一枚であり、スピードアタッカーとWブレイカーによる説明不要の速攻型。
超次元呪文で早期に出せば相手のペースを崩せ、サイキックを展開する効果もデッキ内のカードを調整してれば高い確率で発動し、相手はSトリガーとサイキックの展開の両方を警戒する事になる。
サイキック・クリーチャーには相手ターンでも防御に使えるカードが存在する為、シールドからの手札補充を犠牲にする価値はある。
短所はこのカードのコストが高い点。《超次元シューティング・ホール》の様な、高コストのサイキックを出すカードは限られているが、それでも最速5ターン目には出せる速攻要因としては優秀な部類。
ガイアール・カイザーGS
レアリティ | P(表記無し) |
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コスト | 火文明(5) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター |
パワー | 7000 |
能力 | G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) |
スピードアタッカー | |
W・ブレイカー | |
このクリーチャーが出た時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。 |
新能力のG・ストライク実装に伴い、DMSP-02『超獣王来烈伝』にて登場したリメイク版。
超次元ゾーンではなくメインデッキに入る為、運用方法が大きく異なる。
コスト5と召喚自体は容易なラインで、元が受け身な効果だったのに対して、こちらはブロッカー除去とより攻めなカードになっている。
ガイアール・カイザーP'S
レアリティ | VIC |
---|---|
コスト | 火文明(8) |
カードタイプ | サイキック・クリーチャー |
種族 | レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター |
パワー | 6000 |
能力 | スピードアタッカー |
W・ブレイカー | |
自分のシールドがブレイクされる時、そのシールドを見る。それを手札に加えるかわりに自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、こうして墓地に置いたカードのいずれかと同じコストのハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。 | |
《ドラゴニック・ピッピーP'S》、《ブーストグレンオーP'S》と覚醒リンク後⇒《激竜王ガイアール・オウドラゴンP'S》 |
DMPCD-03『デュエマプレイス・コラボデッキ 激竜の英雄&邪眼の始祖』で登場したマイナーチェンジ版。
スマートフォンアプリデュエル・マスターズ_プレイス内のカードパックであるDMPP-16『ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-』で実装された、デュエプレ版《ガイアール・カイザー》をリアルカード化したもの。
実物の方へ輸入するにあたって、既存カードのデュエプレ版であることを表す「P'S(プレイス)」が名前に追加されている。
能力は《ガイアール・カイザー》と全く同じで、《ドラゴニック・ピッピーP'S》のP'S覚醒リンクによって、バトルゾーンに出た時に他のサイキック・セル2枚が揃っていれば即座に覚醒リンクが可能である点のみ異なる。
背景ストーリー
エピソード1におけるハンター陣営の代表。
エイリアン達の侵攻に苦戦する戦況を打開すべく、パンドラスペースの覚醒リンクをハンター陣営が使える切っ掛けを掴む等大きな活躍をした。
その後リュウセイとプリンプリンの二人と覚醒リンクし、《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》となって真の黒幕であるアンノウンとの決戦に仲間達と共に臨むが、突如出現した《偽りの名シャーロック》の力でリンクを分断されて敗北。
その魂はパンドラスペースを通じてドラゴン・サーガ世界に流れ着き、《熱血星龍ガイギンガ》に転生する。
ドラゴン・サーガ世界にも並行世界の同一人物が存在しており、そちらは《猛烈将龍ガイバーン》として、モルトの父であるリベットと共に過去の『デュエル・マスターズ』に参加していた。
王来篇では超獣世界の歴史のリセットを企む《龍魂珠》によって《魔刻の斬将オルゼキア》と連結させられ、《魔帝連結ガイゼキアール》として侵略の尖兵にされてしまう。
ディスペクター襲来時に単騎で火文明を襲撃するが、《“罰怒”ブランド》と《大爆竜ダイナボルト》の連携によって撃破され、龍魂珠の支配から解放された『勝利王』の魂は無事『超獣王来烈伝』へ還っていった。
その後は、《熱核連結ガイアトム・シックス》と《沸天混成ジョバンセン・ガロウズ》が火文明を襲撃した際、ダイナボルトを痛めつけられ激昂するブランドに呼応。
彼を無数の剣が地面に突き刺さった世界へ転移させると、無数の剣の中から一際巨大な剣をブランドに手渡し、「友を思う熱き気持ち」を試す。
ブランドが試練を突破すると、彼と共鳴してレクスターズの力とスター進化の力を与えた。
ガイギンガについては『我が分身』、『もう一人の我』と語っている。
関連タグ
超獣王来烈伝:十二の王の一人、「勝利王」として名を連ねている。
魔帝連結ガイゼキアール:このカードと魔刻の斬将オルゼキアの『連結』ディスペクター。
我我我ガイアール・ブランド:このカードと“罰星怒”ブランドの『スター進化』レクスターズ。
無限の剣製:無数の剣が地面に突き立てられた心象風景繋がり。