超覚醒ラスト・ストームXX
ちょうかくせいらすとすとーむだぶるくろす
超覚醒ラスト・ストームXX |
SR 火文明 コスト40 |
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ パワー35000 |
ワールド・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、コスト10以下のサイキック・クリーチャーを好きな数、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。 |
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい) |
覚醒前⇒《超時空ストームG・XX》 |
『覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)』にて登場したサイキック・クリーチャーで、超時空ストームG・XXが覚醒した姿。
パワーやブレイク能力は全クリーチャーの中でもトップクラスだが、覚醒前の超時空ストームG・XXが『コスト合計が20以上になるようサイキックから進化する』なので、普通に使う場合は出して次の自分のターンを待たなければならない。
覚醒前のストームG・XXはコスト20と超次元呪文での呼び出しは不可能だが、他の味方サイキックの登場または覚醒に反応して自動的に飛び出す事が可能である。
高速化した環境では心許無いが、基本覚醒したサイキックは高コストなので、サイキック中心で出しやすい構築なら意外と早く出せる。
超次元呪文無しで出せる勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6thの構成パーツや、轟く覚醒レッドゾーン・バスターも存在する為、それらでコスト調整する事も一応可能。
効果は豪快もいいところで、攻撃時にコスト10以下のサイキックを、好きな数だけ呼び出せる効果。
サイキックはバトルゾーンを離れると超次元ゾーンに戻る為、この効果で呼び出すサイキックが不足する事は基本無い。
好きな数なので、唯我独尊ガイアール・オレドラゴンやヴォルグ・イソレイト6thの完成も速攻で可能だが、少々オーバーキル過ぎるか。
覚醒前であっても、勝利のプリンプリンや勝利のリュウセイ・カイザー等、優秀なカードが多いのもありがたい。
更にこのカード自体アンタッチャブル効果を搭載しており、ワールド・ブレイカーによる打点の高さと合わせてかなり強力。
しかし、複数のクリーチャーを展開する為、アポカリプス・デイやホーリー・スパーク系統のトリガーには滅法弱い。
今後のサイキック・クリーチャー次第で思わぬ活躍が期待できるが、基本的には専用構築となる為、扱い切れる腕がなければその強さを引き出せないタイプの切り札と言える。
そんな一手間も二手間の掛かるこのクリーチャーだが、実はとある方法を利用すると出した瞬間にいきなり覚醒させる事が可能である。
その方法はずばり、サイキック・クリーチャーを複数体同時に覚醒させる事。
例を挙げると、まずは覚醒条件を満たした2体のサイキックA、Bの覚醒を同時に宣言。先にAの覚醒処理を完了した段階で覚醒後のAと覚醒前のBの合計コストが20以上となれば、その瞬間にA、Bを進化元としてストームG・XXに進化させる。
次にBの覚醒処理に移るが、効果発動の待機中に何らかの要因でその元となるクリーチャーが進化した場合、効果の発動は進化先のクリーチャーが行う物として引き継ぐというルールが存在する。
つまりこの場合、Bの覚醒処理を行うと進化先であるストームG・XXがそのままラスト・ストームXXの側へ覚醒してしまうのである。
この方法だと進化元のサイキックが下に残ったままとなる欠点こそ存在するものの、上述の通り強烈な能力を持つラスト・ストームXXを超次元ゾーンから即座に投げ付けられるメリットの方が圧倒的に上回る凄まじいテクニックである。
しかも、この方法においてよく進化元として使われる時空の支配者ディアボロスZや時空の禁断レッドゾーンXは覚醒時に進化元のカードを超次元ゾーンへ戻す事が可能であり、先述の欠点もほぼ無いに等しい物である。
特に時空レッゾXに至っては、P侵略によりコスト5以上の闇文明コマンドの攻撃時に超次元呪文無しで呼び出せて次の自分のターン開始と同時に同じくメテオバーン覚醒する上に、覚醒前のコストが8、覚醒後が12であるため、2体並べるだけで簡単にこの方法を実行できてしまう。覚えておいて損は無いだろう。