絶望を祝福する者、それが「祝」の頂なり。
カードとしての能力
ゼロ文明 (11)
クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000
T・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によって出た時、相手はバトルゾーンの自身のクリーチャーまたは自身の手札から合計4枚選び、シールド化する。
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。
エターナル・Ω(このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)
概要
DMR-06「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」で登場したゼロ文明の大型のゼニス。
召喚で場に出した時に相手のクリーチャーや手札のカードを計4枚をシールド送りにする能力と、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンやボルメテウス・サファイア・ドラゴンのようにシールド焼却能力を持ったT・ブレイカー。相手の場と手札にシールド送り自身の効果でSトリガーなどの逆転の余地すら与えない点で強力なフィニッシャーと言える。11コスと重いが、無色の召喚コストを下げれるゼロ・ルピアや戦慄のプレリュード、マナ加速などで早期に召喚したい。また、ゼニス特有のエターナル・Ωを持ち、除去されても何度でも再召喚することが可能で、その度に相手のカードをシールド送りにできる点は強力。スピードアタッカーを持ってないため、攻撃するまでタイムラグがあるが、メッサダンジリ・ドラゴン等で補っていきたい。種族がアンノウン/ゼニスのため極頂秘伝ゼニス・シンフォニーや天頂秘伝ゼニス・レクイエムのアタック・チャンスなどが使用可能でゼニス・レクイエムとは相性が抜群。相手のシールドを全て吹き飛ばせる上、厄介なS・トリガーを発動させない立ち回りが可能で、さらにバトルに勝てばアンタップするうえにパワーもとんでもなく上昇していく点で非常に強力と言える。
背景ストーリーでは、ウェディング・ゲートを作り出して、闇エンジェル・コマンドを作ったゼニス。その後、裏切ったライオネルを処刑する為にライオネルと戦うが、戦いに敗れて姿を消した。
オラクル教団の教典(《氷河妖精アイス》のフレーバーテキスト)には、このクリーチャーのことを「絶望こそが祝福であることを知らしめる神」と記述されている。このカードの使い手そっくりのようである。
DUEL MASTERS PLAY'Sでは
ゼロ文明 (11)
クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000
召喚によってバトルゾーンに出た時、相手はバトルゾーンの《「祝」の頂 ウェディング》以外の自身のクリーチャー、または自身の手札から合計4枚選び、シールド化する。
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。
T・ブレイカー
エターナル・Ω
「DMPP-18 ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」で実装。
除去効果に「場の《「祝」の頂 ウェディング》は対象にならない」という調整が加えられた。
TCG版だと《ウェディング》同士がかち合うと、双方共に手札・バトルゾーン共に空となり、どちらかがトップデックで解決できるまで《ウェディング》の投げあいになってしまうからだろう。
デュエプレではシールドは10つが上限であり、上限を超えた分は全て墓地に置かれる。複数回出しても詰めの妨げになりづらい。
擬人化
「絶望こそが祝福なのです。」
メインストーリーでは擬人化されたキャラクターのウェディングが登場している。
スキンにもなっており、CVは大西沙織氏。
ウェディングドレスを基調とした衣装と2枚の盾を纏う、銀髪の女性として描かれ、クリーチャーとしてのウェディングが単眼?であるためか前髪で片目が隠れている。
感情を持たないという設定のゼニスらしく、基本的に冷静かつ冷酷な態度を崩さないが、
庇護対象のカノンには力を使わせ過ぎないよう気遣う等かなり入れ込んでいたり、自身の夢の中でプレイヤーと共闘した時は夢ゆえの不可思議な現象に困惑しまくっていたりと、時折人間的な一面も覗かせる。
デュエマシティにきてからはやはりカノンを第一に大切に思っているが、デカすぎるせいか盾を色んなところにぶつけてしまったり細かい作業が苦手だったりと苦労が多い模様、メインストーリーよりも更に感情豊かになっている。
プレイヤーとの関係性はストーリーで和解したせいか、夢の中で共闘したり、カノンについて相談するなど彼(彼女)を信頼している仲である。
ユーザーからの愛称はカノンに則り「ウェディング様」、もしくは「ウェディング姉さん」、たまに「ウェディングママ」なんて呼ばれ方もする。
『アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華』にて新たなゼニス、ゼニス・セレスが本格登場すると、ウェディングのリメイクも期待されたが、闇のゼニスの枠はサスペンス、光のゼニスの枠はライオネルに取られてしまった。
しかし、CMでまさかの擬人化ウェディングが登場するサプライズに、驚いた視聴者が多数いた模様。
ちなみにCMで登場した擬人化ウェディングが描かれているイラストの《「祝」の頂 ウェディング》はレアリティSSPの枠で収録されている。が、デュエプレにおける彼女のキャラ人気が非常に高いことに加え、このシークレット枠の排出率が尋常じゃない程低く、さらに3枚もあるためか、プロモカードでもないのに1枚10万円以上ととんでもない金額で売られていることも。
2024年8月1日開催のレジェンドバトル「アンちゃん登場っす!」においては、カノンに1年遅れる形で水着姿の立ち絵を披露した。
どうやら体と服は一体化して無かった模様で普通に着替えられることが判明。
髪はショートに編んでおり、胸にはゼロ文明のマークが描かれたブラを着用しており、耳には「$」と描かれたピアスをしている(元ネタはおそらくコレ)。また、彼女の盾を模したサーフボードを持ち歩いてる。
それまで謎だった彼女が「長髪」か「短髪」かはたまた「被り物が髪と一体化してる」のかという問題に回答が出た感じで、髪を編めるぐらいには長髪だった模様。
Q.E.D.と共に人気キャラの水着であるためかスキンの実装を望まれているが2024年現在、カノンの前例からその兆しはないためユーザーは今も苦悶の声を上げている。
関連タグ
クリーチャー(デュエル・マスターズ) アンノウン/ゼニス ゼニス(デュエル・マスターズ)
浄化の精霊ウルス:イラストデザインの元になったと思われる。