「ゼニス様が奏でるオペラに酔いしれな!」 -偽りの王ヴァルトシュタイン
カード効果
天頂秘伝ゼニス・レクイエム 秘 ゼロ文明 (12)
このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体のパワーは+50000され、「ワールドブレイカー」を得、「このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップしてもよい」を得る。(「ワールド・ブレイカー」を得たクリーチャーは、相手のシールドをすべてブレイクする)
概要
エピソード2第三弾「ゴールデン・ドラゴン」のシークレットレアカードの一枚。
アタック・チャンス(※)で、自分のゼニスが攻撃する時に唱えられ、自分のクリーチャー一体を一気にフィニッシャーに仕立てる、ある種最終兵器的な呪文。
その効果は、「自分のクリーチャー一体のパワーを+50000し、ワールド・ブレイカーと『バトルに勝った時アンタップする』効果を与える」というもの。
ごく簡単に言い換えると、
「どんなクリーチャーでも、ほぼ負けなしのパワーと、バトルに負けない限り確実に相手のシールドをゼロにするスペックを手に入れる」ということ。
その誇張でもなんでもなく強すぎる効果のため、コストは最高クラスの12(とはいっても、コスト14の「ティラノ・リンク・ノヴァ」など、もっと重い呪文はある)だが、アタック・チャンスによりコストゼロで唱えることが可能。
もっとも、アタック・チャンスでゼニスを指定しているとはいえ、効果の対象は種族に縛られないため、マナさえ溜まるならそのまま唱えても問題はない。
ただ、ゼニスは皆文明に縛られないゼロ文明な上効果も強力なので、あちらもやはり入るデッキには困らない。
デュエル・マスターズの数ある呪文の中でも最強クラスといっても過言ではないハイスペックなカードである。
イラストで呪文を撃っているのは「武」の頂マキシマム・ザ・マックス。高パワーのワールド・ブレイカーなど、類似した点もあるので、おそらく彼がこの秘伝を生み出したのだろう。
ちなみに、上記のフレーバーは本来「偽りの王ヴァルトシュタイン」のものだが、ある意味このカードほどあの言葉が似合うものもないと思われる。
※アタック・チャンス
エピソード2から登場した名付き効果で、特定の種族(または特定のクリーチャー)が攻撃する時にタダで手札から唱えられる呪文。
大抵は指定した種族をサポートする効果がついている。