眠らない街、首都東京。
そこには、夜も眠らずにデュエル・マスターズのデッキを研究し続ける謎の秘密結社がある・・・
メンバーの名前も場所もすべてが不明の謎の組織。わかっていることは、
彼らの胸の奥には熱くたぎるデュエル愛がたっぷりと詰まっているってことだけだ。
その組織の名前は・・・DMデッキ開発部!!―――DMデッキ解説冒頭より
概要
名前のとおり、デュエル・マスターズをより盛り上げるために日々デッキを紹介し続けている連載記事である。
デュエルマスターズの「四つの弾毎にストーリーに区切りをつける」展開にあわせ、その度に呼称を変えている。
初期は主任による一人語りの(上記のような)ハイテンションなデッキ紹介記事だったが、神化編の発売に合わせタイトルを「DMデッキ開発部NEX」とした回から徐々に開発部内のメンバー(下記)が登場するようになった。
また、Vol.44ではエピソード2の主要種族、キング・コマンド・ドラゴンに関する設定の紹介も見られた。
タカラトミーモール限定でスリーブも販売されている(ちなみに初回のときにはDMデッキ開発部のTanruさんによる限定書下ろしイラストの描かれたストレージボックスがおまけでついてきた)。また、デュ円の交換でもらえるスリーブにもデッキ開発部のものが存在する(現在は交換不可)。
ブラック・ボックス・パック、スーパーレア100%パックでは何人かのメンバーがヒーローズ・カードの登場人物として登場している。
TCG専門雑誌であるカードゲーマーでは何回かデッキ開発部のメンバーの描かれたプロモカードが付録としてついたことがある。
コンテンツとしての特徴
このような公式企画としては珍しく環境で活躍中のガチデッキや上級者でも驚くようなコンボが搭載されたデッキをよく紹介する。
パロディネタも豊富であり、内容はカオスの一言に尽きる。しかし、デッキは十分に参考に値するレベルなので初心者から上級者まで楽しめるコンテンツであると言える。
しかし、エピソード3の時期から休載が目立つようになり、ドラゴン・サーガに入ってからは「更新されるほうが珍しい」というレベルにまで更新速度が落ちてしまった。
「NEX」以降の登場人物
メンバー | 紹介 |
---|---|
エーツーくん | 火文明が大好きな開発部員。現在の開発部リーダー |
八重子 | 光文明が大好きな開発部員。レギュラーの面子では最強である。 |
アン | 自然文明が大好きな開発部員。開発部のムードメーカー |
トモ | 水文明が大好きな開発部員。メガネが光る。バルス |
シュウ | 滑り芸…もとい「闇文明の貴公子」担当。それが闇文明の美学 |
ハル | 闇文明担当。シュウくんの替え玉として派遣された。ま、僕はどっちでもいいんですけど |
ケンジ | 闇を中心に様々なデッキに触れてきた。シュウくんの弟 |
---|---|
ユウヤ | わぁい!水・自然のデッキを中心に色々なデッキを組上げた。シュウくんの弟 |
リリィ | ゼロ文明が大好きな女の子。エーツーくんを「ふぃあんせ」と呼ぶ。シュウくんの妹 |
ヤギー | 正確にはデッキ開発部ではなく、広報部に所属している人。唯一八重子ちゃんに勝てる実力者。 |
主任K | 個性の強すぎるメンバーをまとめる進行役。 |
タイトルの変容
登場時期 | タイトル |
---|---|
神化編 | DMデッキ開発部NEX(ネックス) |
覚醒編 | DMデッキ開発部XX(ダブルクロス) |
エピソード1 | DMデッキ開発部DASH(ダッシュ) |
エピソード2~3 | 週刊!DMデッキ開発部DASH |
ドラゴン・サーガ | DMデッキ開発部SAGA(サーガ) |
革命編 | DMデッキ開発部レボリューション |
それ以前は「DMデッキ開発部」で統一。
また、「DASH」と同時期に「DASH特選カード」がスタート。こちらはデッキ単位ではなく、カード一枚を語りつくす内容となっている。それにあわせ「開発部」本編も隔週から隔月へ縮小運営に
スピンオフ企画として、初心者にマナーやルールを解説する「ルール解説部」も不定期で連載された。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
デッキ開発部:←単にこのように表記する場合もある
関連タグ
末路
新章デュエル・マスターズ期、デュエマ公式ホームページが新ホームページに移行したものの、旧ホームページ、及びこのデッキ開発部は残されていた。
しかし、2020年11月24日付けで旧ホームページが削除されることが決定。何かしらの形でデッキ開発部が残されないか期待する声もあったものの、結局デッキ開発部のページも削除され、現在は閲覧することは出来ない。
復活
旧公式ホームページとともにデッキ開発部が削除されてから約一年が経過しようとしていた2021年12月12日、デュエル・マスターズ_プレイス公式Twitterにて、2周年を記念した特別なコラムを掲載!として開発部のエーツー、アン、トモ、八重子、シュウ、ハルと思わしきシルエットが公開された。
その後、デュエルマスターズ・プレイスの2周年記念コラムとして開発部の面々が当時発売されたスーパーデッキとその改造例を紹介する記事が更新され、待ち望んでいたファンを歓喜させた。
さらに翌年のデュエプレ3周年記念サイトにも同様にスーパービクトリーデッキの記事が更新された。記事内ではファンに開発部のスキンを作って欲しいユーザーの声を募っており、その成果あってか、それからしばらく経った2023年9月22日、デュエプレがドラゴン・サーガ編に突入するタイミングでも記事の更新があり、当時全プレイヤーに1枚配布された熱血星龍ガイギンガを使用したデッキを紹介。そしてその記事の最後にてスキン実装を仄めかすような文言とともにデッキ開発部キャラクターの人気投票が行われることが発表された。
しかし、デュエプレが4周年を迎え特設サイトが公開され、コラムの欄にcomingsoon……の表記があるにもかかわらず、デッキ開発部の更新や前述の開発部人気投票の結果発表はなく、4周年キャンペーン終了まで記事が更新されることはなかった。
しかし、2024年7月17日にデュエプレ公式Xにて見慣れたシルエットとともに、『人気投票の結果を引っ提げ、奴らが帰って来る……!』とポストされ、翌日21時に待望の更新、そして人気投票の結果が発表。
投票の結果、1位の座を再度勝ち取ったアンちゃんのスキン化が決定。
『PLAYS CHRONICLE PACK』にて、新規カード、超神星 ヴァルカン・アンチャンスのシークレットカードとしてスキンが実装されることが発表された。
ちなみに初期の頃は性別がはっきり分かる描写がなかったため、「アンちゃんは本当に女の子なんですか?」という質問が来たこともあるらしい。
その為かアンちゃんのスキンのボイスは中性的な声をしている。(CVは斎賀みつき氏)
尚余談だが、記事が公開された21時頃から約10分ほどの間、サーバーにアクセスが集中したためか504エラーが発生した。更新を待ち望んでいたファンの多さがうかがえる。