概要
エピソード1から登場した「コマンド」と「ドラゴン」の二大種族カテゴリに属する新種族。
エピソード1では、覚醒リンクによって誕生したドラゴンの王。
エピソード2では、頂点存在ゼニスが、ドラゴン達を統治させるべく生み出した竜王である。
当初はサイキック・スーパー・クリーチャーしか存在せず、当然ながら種族に命名ルールの破壊者を持っていたため冠詞が不明だったが、エピソード2にてようやく純キング・コマンド・ドラゴンである「王龍ショパン」が登場。冠詞が「王龍」であることが判明した。
種族にアンノウンが含まれることで、命名が
「偽りの王(コードキング)or真実の王(トゥルーキング) ~(クラシックなどの音楽に関連した言葉)」
に変化する。
背景ストーリー(エピソード2)
裏切ったライオネルを処刑するべく降臨した「「祝」の頂ウェディング」「「呪」の頂サスペンス」と共に、ゼニスによって派遣された竜軍。
既存のドラゴンたちを統治する、文字通り竜王としてゼニスによって生み出され、中でも「偽りの王 モーツァルト」は、一度真実の名に目覚めかけていたアーマード・ドラゴンとドラゴン・ゾンビを再び偽りに堕落させるなど多大な活躍をした。
レジスタンス「ゴールデンエイジ」の主力ドラゴンであるレッド・コマンド・ドラゴンの部隊と交戦した後、指揮者ベートーベンがゴールデンエイジのエース・鬼丸と遭遇、交戦。
死闘の果てにベートーベンが鎧の支配を打ち破り「真実の名 修羅丸」として覚醒すると、それに呼応して配下のキング・コマンド・ドラゴン達も真実の名に目覚めた。
鬼丸がはじまりのゼニス「「無情」の極_シャングリラ」を討ち破り、それによってクリーチャー世界での戦争は終結。
ドラゴンを統べる存在として生み出されたキング・コマンド・ドラゴンであったが、そう命じたゼニスも世界から消え去った。
「君臨せども、統治せず」
竜の王達は、ドラゴンに自由を約束し、自らが支配することはしないと決めた。
背景ストーリー(王来篇)
ディスペクターである砕慄接続グレイトフル・ベン率いる軍団として再登場。圧倒的な力で破壊の限りを尽くし、駆けつけた煌星竜サッヴァークとテ・ラ・スザークを相手に先頭を開始する。テ・ラ・スザークが蛇魂王ナーガの力によってキング・コマンド・ドラゴン達を抑え付けている間にサッヴァークが英霊王スターマンの力を使った渾身の一撃、メテオカリバーでグレイトフル・ベンを一刀両断。グレイトフル・ベンが消滅したことにより軍団も消え去っていった。
この戦いでは図らずも人工的に造られたドラゴンとドラゴンの贋作がドラゴンの王に打ち勝つこととなった。
余談
DASH開発部によって明かされたことだが、どうやらキング・コマンド・ドラゴンの存在としての主体はその鎧であるらしい。
種族を問わず、その鎧を身に着けさせることでキング・コマンド・ドラゴンになるのだという。
実際、キング・コマンド・ドラゴンのゼニスであったベートーベンは、真実の名を得てからは元のヒューマノイドとなっている。