カード効果
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン 6000
バトルゾーンに自分のドラゴンがある時、このクリーチャーは「S・トリガー」を得る。
ガードマン
このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、このクリーチャーとバトルさせてもよい
概要
エピソード2「大決戦オールスターズ12」で初登場したキング・コマンド・ドラゴン。
初の単色・単種族のキング・コマンド・ドラゴンでもある。
自軍のドラゴンが居る時にS・トリガーを得る能力と、エピソード2の新能力「ガードマン(※)」、および自分からは攻撃できない効果、場に出た時に相手一体とのバトルを強制できる能力を持つ。
S・トリガーを得る能力と、ガードマン・強制バトルの能力はそれぞれよくシナジーしており、総体的にドラゴンの中でも珍しい防御型のクリーチャーとなっている。
ただ、S・トリガーを得るためには自分のドラゴンがバトルゾーンにいる必要があり、必然的にこのクリーチャーが投入されるデッキは「連ドラ」等のドラゴン満載デッキになる。
すると自然デッキ全体のパワーは上がるわけで、ドラゴンとしては控えめなパワーを持つこのカードのガードマンは活用の場があまりない。
連ドラに組み込んだ場合「攻撃できない」というのもさらに向かい風。
しかし、強制バトルによって6000以下の相手クリーチャーを排除でき、場合によっては「偽りの名バルガ・ラゴン」などのデッキエンジンを相手の攻撃から身を挺して守ることができるので、守りが不安な人はこの際積み込んでみるのもアリ。
「変形デッキセットDX鬼ドラゴン」で4枚収録されているので、デッキひとつ分なら集めるのも楽になった。
イラストを手掛けたgaroshi氏曰く、
「どこか愛嬌のある、ずんぐりむっくりなキングコマンドドラゴンというオーダーでした、こういうドラゴンも好きですねー。」
とのこと。
そのコンセプト通り、アニメ「ビクトリーV>デュエルマスターズビクトリーV」では、いびきをかいて鼻提灯を出して寝ているという、コミカルで愛嬌のある一面を見せた。
名前の元ネタは作曲家でピアニストの「フレデリック・フランソワ・ショパン」
※新能力「ガードマン」
エピソード2から新登場した能力で、現在持っているのは自然文明と一部の火文明のクリーチャーのみ。
相手のクリーチャーに仲間が狙われた際に、自身をタップすることでその攻撃を受けて立つことができる、クリーチャー限定のブロッカーのような能力。
基本的にブロッカーを持たない自然文明にとって貴重な守りであり、文明内の仲間意識が強いという同文明らしい能力でもある。
背景ストーリー
頂点存在「ゼニス」は、ドラゴンたちを統治させるべく竜王「キング・コマンド・ドラゴン」を大量に生み出した。
多くがトライストーンの力を持っていたが、中にはトライストーンを埋め込まれていないものもいた。