概要
デュエル・マスターズ20周年の最後を飾る、真の20周年シリーズ、王来MAXから本格的に登場した進化クリーチャー。
従来の進化と比較してもかなり特殊であり、進化元を必要とせず、基本的に自分のバトルゾーンに1体のみ存在できるクリーチャー。
コンセプトは『プレイヤーを進化元にするスター進化』。
強力なカードが揃っており、背景ストーリー的にもそのクリーチャー達の最終形態に相当する。
S-MAX進化
通常のレクスターズはこちらの『S-MAX進化』能力を有する。
以下共通テキスト
S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《同名カード》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す) |
最大の強みは、敗北回避効果がデフォルトで備わっている点。
これにより、進化元を必要としない為即座に攻撃可能な上、返しの相手ターンでは敗北を無効化可能と、攻守どちらにも優れている為、非常に強力なクリーチャーと言える。
プレイヤーの分身と言えるコンセプトな為、自身の破壊か同名カードをコストにし、制約で出せずダブつく2体目をコストに充てれば無駄が無い。
あと勘違いされがちだが、S-MAX進化クリーチャーは1体しか「残せない」のであって、1体しか「出せない」ではない。
バトル中に手札から踏み倒す手段があれば、攻撃した1体目のS-MAX進化クリーチャーを、後続の2体目を出す事で手札に戻し、踏み倒しの連発ができればこれを繰り返し、踏み倒しが続く限り攻撃を行える。
基本は同名カードを複数枚投入するが、2種類以上採用するのも当然あり。
サッヴァーク-MAXの様に、手札に戻した方が良いカードも存在し、状況に応じて使い分けるプレイングも可能。
注意点として敗北無効は置換効果なので、対象クリーチャーが何らかの効果で「離れない」状態だと使えない(置換効果は連続で適用されない為)。
鬼S-MAX進化
一方鬼レクスターズのS-MAX進化クリーチャーは『鬼S-MAX進化』能力を有する。
以下共通テキスト
鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す) |
敗北無効は同じだが同名カードを保持する必要が無く、自身の破壊にも対応できるようになった為、場持ちが良くなった点で勝る。
カード指定なので、タマシードや進化クリーチャーの下重ねたカードもコストにできるが、封印は下のカードを無視する為対象外。
場持ちこそ良くなったが、その分コストが増量しており、展開力の乏しいデッキにはあまり向かないのが難点。
- 前述したように、カード指定であるため、退化にも応用することが出来る。そのため、例えば時空工兵タイムチェンジャーを使って、鬼S-MAX進化クリーチャーの下に究極銀河ユニバースを2枚仕込み、鬼S-MAX進化のカード指定除去を使えば、ユニバースの効果でエクストラウィンすることが可能。
- (実用性はあるかどうかは分からないが)爆笑必至 じーさんの効果(「う~む、負けそうじゃ」と言いながら、自分の山札の上から3枚を見て、自分はゲームに負ける効果を持っている)を使えば、鬼S-MAX進化の敗北回避能力によるカード指定除去を任意のタイミングで起動できる。じーさん、タイムチェンジャー、そして鬼S-MAX進化クリーチャーで表向きのカードが3枚揃うため、最低でも10マナ(現時点で最低コストは「亜堕無」-鬼MAXとEVE-鬼MAXの5マナであるため)さえあれば、バトルゾーンが空の状態で、「う~む、負けそうじゃ」と言った途端に、そのまま鬼S-MAX進化の敗北回避能力が発動し、退化で登場したユニバースの効果でいきなり勝利することができる。
背景ストーリー
超獣世界の歴史やタマシードによる絆の力を受けてパワーアップした、究極のスター進化。
クリーチャー達はタマシードの出現と共にこの力に目覚め、デモニオ側は一王二命三眼槍の力等、強力な力を取り込む事で鬼S-MAXに覚醒している。
アニメ
登場人物達の切り札の最終形態であり、進化時に対応するクリーチャーと一体化し、プレイヤー側はS-MAX進化クリーチャーに合わせた姿に変身する演出が特徴。
ピクシブ百科事典に項目のあるS-MAX進化クリーチャー
名前に『MAX』と入っているのが特徴。
余談
各キャラの切り札の最終形態だが、ジョーのみ相棒3体全てがS-MAX進化を果たしている。
因みに、開発部セレクションデッキ【光水火鬼羅.Star】にブランド-MAXが再録されたが、ルビがスターマックスではなく、スーパーマックスと誤植されていた。