トライストーン
とらいすとーん
アンノウンたちが真実の名に目覚めていく中、トライストーンを抜いて偽りの力から開放されていくアンノイズもいた。
アンノイズから抜け落ちたトライストーンはクリーチャーの感情に影響を受け、意思を持って動き出した。石だけに。
デュエル・マスターズに登場する種族の1つ。
三角錐または四角錘のクリスタルに小さな手足と体が付いたような姿で、名前も感情や表情をカタカナ表記にした独特な物。
エピソード2
アンノウンがアンノイズを生み出す際に使用した不思議な石。生物の体に埋め込むことで意識をアンノウンの支配下に置くことができる他、ミサイルや攻撃用ドローンのような戦略兵器としても使える模様。
エピソード2冒頭では、空から無数のトライストーンが超獣世界に降り注ぎ、地上に壊滅的な被害をもたらした。更にそこから無数のアンノウンが生まれたことで、戦況がアンノウン側に大きく傾く原因にもなっている。その後も質量兵器として、反アンノウン勢力の重要拠点に何度か降り注いでいる。
その正体は感情を封じ、ゼロの力に染め上げる物質で、ゼニスの体の一部と言えるアイテムだった。
しかし、《「俺」の頂ライオネル》が友情の心に目覚め、続いて感情を持つゼニスである《黄金龍_鬼丸「王牙」》が誕生した事で、ゼニスの支配下に置かれたクリーチャー達は自らトライストーンを引き抜いて正気を取り戻していった。同時にトライストーン自体も感情に目覚め、ただのアイテムからクリーチャーに変化した。
ゼニス側に加担して世界滅亡を目論む個体もいれば、既存のクリーチャー達に友好的な個体もおり、ゼニス消滅後も存続していた。
性格は名前の元になった表情や感情に由来し、周りに理不尽な怒りを振り撒く傍迷惑なトライストーンもいるらしいが、ゼニス大戦で活躍した勇士達の伝説を語り継ぐ生き証人として残された。
エピソード3
その後、自分達の存在意義を考えた結果、ゼニスを信奉するオラクル側に付く事になった。
貴重なゼニス大戦当時の証言者ではあるが、普段から「ゼロの力の起源は自分達である」と語っているのでイマイチ信用されておらず、オラクル信者達からは年寄りの妄言として辟易されている。
その後、オラクルとアウトレイジの最終決戦時に集結し、新たなオラクリオンである《神聖奇トランス》が誕生……するのだが、《絶頂神話カツムゲン》と《無法神類G・イズモ》の戦いに巻き込まれて消滅。
トライストーンはこれで全滅したかに思われたが、合体しそこねた《ポッツーン》は唯一生き残った模様。
またパンドラ・スペースにおいて、先住民であるエイリアン達が、自分達の為に戦ってくれたハンター達への感謝の思いをパンドラのコアに遺していた。パンドラ・スペース跡地を訪れたプリン達の手でパンドラのコアが解放されると、溢れるほどの感謝の思いから新たなトライストーンたちが生まれ、更にそこから新たなゼニスも誕生している。
ドラゴン・サーガ
エピソード世界の並行世界であるDS世界では、ゼニスの成り立ちは異なっているものの、トライストーンも存在している。
こちらの世界線では《神聖奇トランス》がゼニス化したと思わしきクリーチャーである《「逆相」の頂オガヤード・スンラート》が登場している。
また、《龍世界ドラゴ大王》によってオラクル教団が誕生早々壊滅させられたことで、先述のカツムゲンとG・イズモの戦いが起きておらず、DS世界では多くの個体が生き残っているらしい。
デュエルマスターズビクトリーV
アニメのデュエル内では目立った活躍は無かったが、オサムライ・VAN・オサムの招待で切札勝太たちが訪れた異世界『トライワールド』の案内役として《ニヤリー》が登場している。
トライワールドでのデュエマで、最も優秀な結果を残した者の願いを叶えることが出来るらしい。
デュエル・マスターズ_プレイス
無垢なる守護者であるカノンの感情を封じる為にウェディングによって装着されるが、カノンに触れた事で逆にトライストーンが感情に覚醒してしまう。
ゼニスは感情の矛盾から生まれた存在であり、ゼロの力の結晶でありながら、誰よりも感情豊かになっているトライストーンはゼニスの起源らしい種族と言える。
「無情」の極_シャングリラ:トライストーン自体が残ったのはシャングリラの意志である事が示唆されている。
スピリット・クォーツ,メタリカ(デュエル・マスターズ):同じく、意志を持った宝石型の種族。