水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム
すいしょうのついんぱくと
水晶の祈り |
VR 水文明 コスト3 |
呪文 |
プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後、自身の手札を2枚選んで捨てる。 |
自分のマナゾーンのカードを1枚、裏向きにしてもよい。 |
クリスタル・ドゥーム |
VR 水文明 コスト11 |
呪文:ゼニス |
カードを3枚引く。 |
自分の手札からアンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャーを好きな数コストを支払わずに召喚する。 |
『アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華』にて登場したツインパクト呪文。
珍しい呪文同士のツインパクトであり、ゼニスに属する呪文でもある。
上側はトリガーの無いサイバー・チューンであり、選んだプレイヤーは手札交換ができる。
相手を選ぶ事も可能で、アドバンテージよりもデッキ切れを優先する等、使い方次第では思わぬコンボの起点になるかもしれない。
むしろ重要なのは後半の水晶マナ化。
ゼニス・セレスデッキでは水晶マナは必須であり、序盤で水晶マナを増やすカードが来なかった場合、手札交換をしながら水晶マナを増やせる為、水文明のセレスデッキでは重要なカード。
そしてインパクトの強い下側。
こちらは単純に3枚ドローであり、サイバー・ブレインと同等のドロー枚数だが、コスト11と非常に重いので扱いにくさが目立つ。
しかし、後半のゼニスの展開効果に繋がる事で、コスト相応のパフォーマンスを発揮する。
3枚ドローできる為、ゼニスデッキなら必要なクリーチャーの確保も不可能ではない。
一応アンノウンも対象に入っており、セレスデッキ向きのアンノウンだけでも脅威の布陣が完成する。
水のアンノウンには偽りの名リベルラが存在し、呪文コストを4下げる為コスト7で唱えられる。
テキストには書かれて無いが、この召喚はコスト踏み倒しである事が明言されている。
当然、召喚なのでゼニスの『召喚時効果』も問題なく使え、ドローソースにもなるゼニス、「狡智」の頂天レディオ・ローゼス等から手札を充実でき、一気にゲームエンドに持ち込むのも可能。
ローゼス・イノベーションとのシナジーがちょっとおかしいカード。
イノベーションは手札からコスト5以下呪文を捨て、その後捨てた呪文を踏み倒せるのだが、上側のコストを参照して捨て、呪文効果の適用は下側を指定する事が可能。
これにより水晶武装4を達成していれば、6ターン目か相手ターン中にゼニスとアンノウンの大量召喚が可能。
ゼニス呪文なので、天頂と停滞と水晶の決断で手札に踏み倒し対象と共に引き込め、「俺獅」の頂天ライオネルでのトリガー付与も可能なので、構築次第ではかなり運用しやすくなる。
ただし、高コストのゼニスカードだが、強力な防御札の創世と終焉のゼニスパークはクリーチャー指定なので、両方採用する場合は注意。
変わったところでは、水を含むゼニス関連カードなので、終末縫合王ミカドレオとの併用も一応可能。