概要
DM23-EX3『アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華』にて登場したツインパクト呪文。
珍しい呪文同士のツインパクトであり、ゼニスに属する呪文でもある。
イラスト上はオラクル・セレス達が祈りを捧げる姿。名前からして、この後水晶の華と化したと思われる。
イラスト下には水晶の華を搾取する《クリス=タブラ=ラーサ》が描かれており、まさに世界を牛耳る邪神そのものである。
効果
水晶の祈り
レアリティ | VR |
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コスト | 水文明(3) |
カードタイプ | 呪文 |
効果 | プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後、自身の手札を2枚選んで捨てる。 |
自分のマナゾーンのカードを1枚、裏向きにしてもよい。 |
所感はトリガーの無い《サイバー・チューン》であり、指名されたプレイヤーは手札交換ができる。
相手を選ぶ事も可能で、アドバンテージよりもデッキ切れを優先する等、使い方次第では思わぬコンボの起点になるかもしれない。
むしろ重要なのは後半の水晶マナ化。
ゼニス・セレスデッキでは水晶マナは必須であり、序盤で水晶マナを増やすカードが来なかった場合、手札交換をしながら水晶マナを増やせる為、水文明のセレスデッキでは重要なカード。
クリスタル・ドゥーム
レアリティ | VR |
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コスト | 水文明(11) |
カードタイプ | 呪文 |
種族 | ゼニス |
効果 | カードを3枚引く。 |
自分の手札からアンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャーを好きな数コストを支払わずに召喚する。 |
高コストに豪快な効果と、強いインパクトを持つ下側。
こちらは単純に3枚ドローであり、《サイバー・ブレイン》と同等のドロー枚数だが、コスト11と非常に重いので扱いにくさが目立つ。
しかし、後半のゼニスの展開効果に繋がる事で、コスト相応のパフォーマンスを発揮する。
3枚ドローできる為、ゼニスデッキなら必要なクリーチャーの確保も不可能ではない。
一応アンノウンも対象に入っており、セレスデッキ向きのアンノウンだけでも脅威の布陣が完成する。
水のアンノウンには《偽りの名リベルラ》が存在し、呪文コストを4下げられる為コスト7で唱えられる。
テキストには書かれて無いが、この召喚はコスト踏み倒しである事が明言されている。
当然、召喚なのでゼニスの『召喚時効果』も問題なく使え、ドローソースにもなるゼニス、《「狡智」の頂天レディオ・ローゼス》等から手札を充実でき、一気にゲームエンドに持ち込むのも可能。
《ローゼス・イノベーション》とは少し面白い形でシナジーを形成しているカード。
《イノベーション》は手札からコスト5以下の呪文を捨て、その後捨てた呪文を踏み倒せるのだが、ココスとは上側を参照し、呪文効果の適用は下側を指定する事が可能。
これにより水晶武装4を達成していれば、6ターン目か相手ターン中にゼニスとアンノウンの大量召喚が可能。
ゼニス呪文なので、《天頂と停滞と水晶の決断》で手札に踏み倒し対象と共に引き込め、《「俺獅」の頂天ライオネル》でのトリガー付与も可能なので、構築次第ではかなり運用しやすくなる。
ただし、高コストのゼニスカードだが、強力な防御札の《創世と終焉のゼニスパーク》はクリーチャー指定なので、両方採用する場合は注意。
変わったところでは、《終末縫合王ミカドレオ》とは種族も色も一致しているため、併用も一応可能。この呪文で《ミカドレオ》を踏み倒せば、cipで更に踏み倒しの連鎖が狙える。