「盛者必衰。慢心こそが我らの敵か…」
私の概要だ…
部下にタルル上等兵・ トロロ新兵・ ゾルル兵長・ プルル看護長がいる。
一人称は主に「私」だが、軍内ではなく個人としての場合は「俺」になる。
年齢は明かされていないが、ギロロが幼年学校にいた頃に既に成年体であり、部隊長を務められた時期もあったことから結構年は離れているようだ。
私の性格だ
ケロン軍のエリート将校にして、ケロン軍最高のスナイパー。異名は「ゲロモンの悪夢」。
狙撃能力のみならず、戦闘力は全般にわたって非常に高いほか、指揮能力(部下二人が軍人としてはルーキーである事からも窺える)や人望も一流で、常に冷静かつ的確に作戦を遂行する。公式ガイドブックなどでは、劇中に登場したケロン軍人のなかでも最も優れた一人として紹介される。
武器の質にこだわりを持つのを戦闘のコツとしているがギロロからは「それだけが戦い方ではない」と指摘・逆転されかけており本心からかは不明。
ギロロと違って激することが少なく、常に物静かで冷静だが、実の弟でも付いていけないほど公私の切り替えが非常に早い(ギロロ曰く「筋金入りの“プロ”」)。本来敵対者である地球人の冬樹や夏美らの長所も高評価するなど傲慢さとの縁も皆無。
また作戦を遂行する上では完璧といっていいスペックを持つ一方、プライベートでは無駄に間を溜めて喋って相手をずっこけさせたり、ヒララのサイン目当てだけに小隊を出動させたり、さらにアニメでは家族写真にピースサインも余裕、ギロロに幼少期留守中に軍の重要兵器であるケロボールを持ち出されるなど、中々間抜けでお茶目なところもある。また、アニメ版では箸使いが苦手であり、休暇で日向家を訪れた際には日向家で昼食を摂ったが、おかずに悪戦苦闘するところをクルルにからかわれたこともある。
さらには重低音コンポを大音量で楽しんでいたり、原作第話250話のケロロとギロロの回想シーンでは重低音を利かせたヘッドフォンを付けながら釣りをしていたりと音楽関係が趣味な模様。
そんなこともあり、ギロロやケロロからは「どこか絡みづらい」と思われている。
ちなみに夏美曰く「お母さん似?」
ギロロが体色を含め父親似なので、たしかにそういう流れになるのだが…(母親は2020年までに未登場)
経歴
第7巻のおまけ「第54話 史上最小之侵略。<The Lost Episode>」から初登場し、ケロン軍により記憶を消されかけたケロロを救出する為、ギロロ達に協力している。その際の会話で地球滞在により雰囲気が少なからず変わった弟に興味を示していた。
本来なら懲罰ものだがクルルの記録改ざんや、これらの行動から興味を示したケロロの上司の計らいで不問とされた様子。この回ではまだ情報が明かされておらず、この頃出版された解説本にも「ギロロの友人らしいが、詳細は不明」と書かれていた。
本編に登場した際は、ケロロ小隊に変わって地球侵略を進めるために地球を訪れ、前回と変わり巨大な壁と立ちはだかり、ケロロ小隊を壊滅に追い込んだが、小隊各員の復活や逆襲によって敗北し地球を去っていった。この際は原作史上でも最大の敵として描かれていたが、実際の訪問の理由は過去の件もありケロロ小隊を鍛えなおすためであったような節が見られた。ギロロの兄でガルル小隊の隊長であると言う設定はこの頃に明かされている。
過去の出来事や言動から察するに、ケロロ小隊の事を評価してると同時に高い信頼を寄せていると思われる(ちなみに任務でたまたま地球へ初遠征に向かった時のケロロたちと居合わせた際、地球へ旅立つ所を見送っている)。
地球を再訪問した際に小隊の惨憺たる侵略成果を見て呆れつつも、トロロにゲタを履かせるよう成果の改ざんを命令して侵略を続けられるよう取り計らうなど個人的にもかなり入れ込んでいる様子。
一方で他の惑星でのキルル掃討作戦など、非常に危険な作戦に従事している様子も見られた(さすがのガルルもかなりギリギリであったが、任務は成功したようだ)。
伍長時代では、少佐だったクルルの部下であった。この時代のクルルは幼年体であり、彼の部下であると同時に世話役(または護衛)も担っていた可能性が推測されている。
ちなみに、ギロロとケロロが幼かった頃の彼の思い出は二つだけ描かれている。
一つは、悪童に荒らされたギロロとケロロの秘密基地を取り返すために黙って奮闘してくれたという美談(当時は未だギロロが現在装着してるベルトを付けていた時だった)。
もう一つは、「やけに重低音の利いたコンポを買って楽しんでいるのが聞こえた」という『いかにも小学生ぐらいの時分に高校生の兄を持っていた人間が体験していそうなどうでもいいもの』であった。
ちなみに…
ギロロからは基本的に呼び捨てされているが、プライベートでは幼少期のように「兄ちゃん」と呼ばれているらしく、地球でうっかりギロロがそう口にしたときには嬉しそうに笑っていた。
「それで今日は、どんな用件でこのペコポンに来たんだ?。また軍からの命令か?」
「……………………」
「(ゴクリッ)」
「……休暇だ」
「ドワッ!!
に、兄ちゃん!。話してる時に、そうやって間伸びするのやめてくれって、
いつも言ってるだろう!?」
「兄ちゃんか(ホワッ❤)」
「じゃ、じゃなかった。が、ガルル!」
そんなわけで、pixivではブラコンイラストが多い。→ガルギロ
ゲーム作品での出演
ゲーム版『超劇場版ケロロ軍曹4』
隠しキャラとして登場。基本的な操作はギロロと同じだが、超必殺技やサポートが異なる。またギロロよりも少しだけジャンプ力が高くなっている。
ちなみに、このゲームでは中の人ネタであのゲームキャラクターをパロってる場面がある。
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊
ケロカ四天王の1人として登場。ケロカバトル内の通常ルートでは彼が最後のボス的存在であり、その他三人を倒すと戦うことができる。
「ボス」というだけあって攻撃力の高いガードが多く、一筋縄では勝つことが出来ない。
なお、彼から勝利すれば「ケロカバトラー」という称号を手にすることが出来る。
(ただし、この時は誰も知らなかった…これより強いケロカバトラーがいることを…)
関連イラスト
関連タグ
関連キャラ
アナベル・ガトー:異名の元ネタの人物であり、声優も大塚明夫氏が担当している。