CV:矢尾一樹
「今こそ、長き因縁に決着をつけようぞ。ゼロロ」
俺の概要はここにあるぞ、ゼロロ……
ガルル小隊の暗殺兵で、階級は兵長だが、なぜか無効になっている。ドロロと同じく暗殺部隊「アサシン」出身。アニメ第189話ではケロン軍隠密特殊任務班「X1」にも所属していたことが判明。
ケロロ達は覚えていないものの幼少時代の同期らしい。
体色は灰色で帽子とお腹に撒き菱マーク。
体の左半分は機械化されたサイボーグ。機械化された手の甲から剣「ゾルルブレード」を自由に出し入れ出来る。ケロン人の中では唯一白目部分が黒く、黒目部分が赤い。原作140話によれば幼少期からその特徴的な虹彩をしていたが、そのアニメ版となる336話では瞳の外側が白目で内側が黒目という普通の組み合わせとなっている。また、原作では改造しているためか台詞の一部表記が反転しているのが特徴。
彼も戦闘力が高く、ドロロと同じ必殺技「零次元斬」が使える。また、相手に見つからず行動することもできる(もっとも、これは彼の特性上にあるもので、忘れられている時は気を発して存在をアピールすることもある)。さらに、アサシンゾーンという空間をつくることもできる。
幼少期のとあるエピソードでドロロ兵長に強いコンプレックスを抱いており、その決着をつける為にガルル小隊に入隊した。
よく周りから自身の名前を間違えられており、彼の正しい名前を呼んでいる人物は隊長であるガルル1人くらい。ただし、超☆隊長命令状態のケロロからはちゃんと名前を覚えられている。
ケロロ小隊24時編ではその復習を果たすために地球にやって来た(ケロロ小隊の撤退については「どうでもいい」と語っていた)が、ドロロから「どちら様でござる?」と言われてしまった上に名前を間違えられまくったこと、何よりも普段はみんなから忘れられがちであるドロロ兵長に忘れられていたという事実が相当ショックだったらしく、その場では戦意喪失してしまった。その後もアニメではドロロやケロロからは「ギララ」、「ダササ」、「ゾララ」、「タレレ」と曖昧な名前で覚えられてしまっている。
ドロロ「あのぉ、どちら様でござる?」
ゾルル「え?…………」
その後原作140話・アニメ336話で再び登場しドロロに戦いを挑む。ドロロの油断もあり一時は撃破したものの、「超☆隊長命令」を発動したケロロに怯え退却した。小隊には無断で地球に訪れていたらしく、地球から撤退する最中、「無断行動」「別部隊の活動妨害」に当たるとして、ガルルから厳重注意された。
その戦いから、ドロロも一度は名前を覚えたものの、またすぐに忘れてしまった。
ちなみにアニメ第130話では「やってやるぜ!」と叫んだことがある。