CV:山口勝平
「相手がすっかりいい気になったところで一気に突き落とす。こういうの超クールって言うんだよネ。プププ」
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野球ヘルメットのようなものを頭に被っており、これは『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』によれば「彼流のこだわり」らしい。
一人称は「ボク」。好物はハンバーガーやピザなどのジャンクフードで、「プププ」と笑うのが口癖。
自分のことを天才だと思っており、さらに自分以外の者は役立たずと発言するような生意気さ・傲慢さも持つ。「相手がスッカリいい気になったトコロでいっきに突き落とすのが超クール」という考えも持っている。
上記の通り見た目や年齢は子供なのだが、ケロン軍のコンピュータをハッキングしたことでその腕を買われスカウトされた。
ハッキングの実力はかなりのものだがクルル曹長には及ばず、クルルが本部に居た頃は何度もケロン軍本部にハッキングを仕掛けるもその度に軽くあしらわれていたらしい。クルル曰く「何ベン潰しても必死にアタックしてきたクソガキ」とのことで、かなりの負けず嫌いであることも窺える。
ケロロ小隊24時編では地球の電子機器をほぼ全てハッキングし、軍のマークを表示するという物語の引き金となる事件を起こした。さらに電子戦で(一時的に)クルルを圧倒していたときにはすっかりいい気になっていた。しかし当然軍用に本腰を入れて作成している現行ツールを完全に陥落できている訳もなく、最終的にはクルルに少し本気を出されただけであっという間に制御を取り返された挙句逆ハックを受けて沈黙させられた(まぁ、クルルもコレや上述の信条に「同感」と返している以上、結果は見る前からすでにお察しである)。ちなみに、この時使っていたハッキング用のプログラムはクルルが以前お遊びで作ったツールの改造品(クルル曰く「改悪版」)だったようで、クルルはすぐに犯人について感づいていた様子。
とはいえ「地球」という辺境の星で宇宙トップクラスのセキュリティを組んでいたことでクルル側にも油断があり、アニメ版では「戦略気象衛星(初代)こまわり」にウィルスを流し込まれたことで衛星軌道から放り出されコントロール不能になり、本機を失うという損害を出しているため、少なくともアニメ版では完全に無傷のままストレート負けした訳ではないのも事実である。
その後のアニメで個人としての登場は無かったが、原作163話で超古代ケロン軍の”支配者プログラム”を動かしていた犯人として一コマだけ姿が登場。前回同様に一時はクルルを出し抜いたものの、最終的にはクルルによってきっちり逆襲され、モトから叩かれた。ちなみに小隊メンバーの中で個人として登場したのが最も遅かったのは彼である。