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ケロボール

おそるべきしんりゃくへいき

「ケロボール」とは、ケロロ軍曹に登場する侵略兵器である。
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概要編集

ケロロ軍曹」に登場する侵略兵器の1つ。

ケロン軍隊長のみが持つことを許された万能型携帯兵器。万能と称されるだけあって、その能力はその他の侵略兵器よりも高く、いろいろな機能が備わっている。

機能は主に侵略活動に基づくものが搭載されているが、その本質こそ「単体で地球を破壊できる」と言われているほどの極めて恐ろしい兵器。

バッテリー式で肝心な時に切れたりもするが、家庭用電源(地球製であろうと)で気軽に再起動が可能。


高機能すぎるためかケロン軍有数の技術者のクルル曹長ですらその構造を完全把握しておらず、ケロン星の専門家でないと完全な修理は出来ないという。


形状の種類編集

旧式編集

旧式は主に押しボタン式となっている。

基本は立体型となっているため、ボタン自体は押しやすく分かりやすい。

しかし、数個しかないボタンで多機能を担うため操作ミスが生じやすい弱点がある。


ケロロ小隊のケロボールは色の球体(メインイラストのもの)をしており、赤いアンテナのようなものが先端についている。所有権はもちろんケロロにあるのだが、『これを使うと何しでかすか分からない』という理由から、現在「日向冬樹の机の引き出し」に大切に保管されている。そのため作中ではケロロたちがそれを返してもらおうといろいろな方法で冬樹を説得しようとするエピソードも多い(時々現場に持ち出しているが、上記のボタンの弱点と、初めて冬樹が使用した際通信機能が作動したのを叩いて黙らせたダメージのためか操作が上手くいかないことの方が多い)。

幼少期の頃、ケロロの頼みを受けてギロロガルル中尉に内緒で持ってきた経緯があるが、彼の持つケロボールがそのケロボールなのかは不明(同じ形でも別物である可能性が考えられるため)。


ちなみに本編以外でもこれと同じ形のケロボールが多数登場している(もちろんケロロたちのとは別物)ことから、ケロロ小隊のは一般的な形である模様。原作162話ではケロボールのカタログが登場しており、これを見るに様々な形のケロボールがあるようである。また、どのケロボールを使うかによって付いてくる機能が異なっているらしい。


新型編集

上記の旧式の他に、新ケロロが持っているような最新式の「リング形」もあり、こちらは白い腕輪の表面に青いアイコンが表示されているような形となっている。アイコンはタッチパネルで操作でき、旧式にはない機能も搭載されている(後述)。押ボタン式の旧式とは違いタブレット機能も備わっており、旧式のボタン弱点も解消されている模様。ちなみにスタイル使用時には隠れる。


主な機能編集

通信連絡編集

仲間との通話やケロン軍本部からの通知が来る。


瞬間移動編集

あらゆるところに瞬時に移動できる。


物体の作成または出現編集

好きな物やその他の侵略兵器をその場に出したり改造することができる。


アプリケーション編集

内部に生成される異空間(特別訓練用のシミュレーションシステム)に転送される。


電撃編集

による攻撃。威力はおそらく自由に設定できる(冬樹が使ったときは10万ボルトだった)。


キャンプグッズ編集

ドライバーライター、十徳ナイフなどを使うことができる。


カメラ編集

写真を撮れたり動画を撮影できる。


無重力状態編集

空中浮遊が可能になる。


結界の破壊編集

最新式にのみ搭載されている機能。次元の壁を破壊できる。


金盥編集

なぜタライが…?


その他編集

これだけ多岐に渡って運用出来るが、実は一部機能には「使用料」が存在し、調子に乗って使い過ぎると場合によってはものすごく後悔する事になる。

特に有料機能に関しては使った分だけ請求されるため、無論持っていない道具を取り出したり無料でないアプリケーションを使用するとその額請求される。

作中では冬樹が実験のためちょくちょくケロロに無断で持ち出しては有料の機能を使ってしまうため、請求書を見たケロロが唖然とする様子がよくあるのは「本作お決まりのオチ」といえるだろう。


ゲーム作品での登場編集

ゲーム上では概ね電撃専用の攻撃武器にされていることが多い。

登場パターンはアイテムとしてそのまま登場することの方が多いが、作品によってはケロロの武器として直接組み込まれるケースもある。


ケロロ軍曹メロメロバトルロイヤル / メロメロバトルロイヤルZ編集

ガード不可系として登場。能力は「スタンガン」と全く一緒で相手に電撃を喰らわせダメージを与えるという効果があるのだが、ケロボールの方が僅かに攻撃力が高くなっている。またスタンガンはガード可能なこともあり、こちらは一定回数使うと消えてなくなるという違いもある。

ちなみに1作目のストーリーモードのケロロ編第1話「ケロロ 大地に立つ」ではハンデとしてケロロがケロボールをはじめから持っている状態になっている。


ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊編集

こちらではケロカのアイテムカードの1つとして登場。本作では「タママインパクト」の強力版として登場しており、タママインパクトは相手の最大HP(もしくはMP)の30%分のダメージを与えることができるのに対してこちらは50%与えることができる。


コラボ作品編集

コラボではケロロの技としての登場パターンが多い。

上記のように攻撃方法は概ね電撃専用であり、他コラボキャラとの区別のため専用のスキルがある作品がほとんど。ただし作品によっては強化アイテムだったり個別の武器だったりするパターンもある。

なお他作品のキャラとしてはケロロの着ぐるみを着たあの男の子のみが唯一使っている(ただしフレンズ化した彼女(?)も一応コラボキャラ扱いであるため、事実上では2名の他作品キャラがこのアイテムを使ったことがあるともカウントできる)。


関連タグ編集

ケロロ軍曹 ケロン軍 侵略兵器

スマートフォン…今では当たり前となった現実世界の万能型携帯電話。「予言となった」といっても過言ではない。

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