ゲーム概要
バンダイナムコゲームスより2008年2月28日に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「超劇場版ケロロ軍曹3」のゲーム版。
ストーリー
基本的な設定は映画版と同じ。
一応映画版のパラレルワールドの扱いではあるため、映画の該当シーンに登場していなかったキャラが増えていたり、登場していたキャラが逆に減ったりしている他、物語の展開が映画と多少異なっているが、一部映画の内容が少しだけ追加されていたりしているなど、映画版では明かされていなかった設定等も本ゲームで判明できるものがあり、特に映画の序盤で「なぜケロロ小隊と冬樹が一緒にマチュピチュに行っているのか」については前日譚のようなものが本ゲームの序盤に追加されており、これが本ゲームの基本システムに繋がっている。
つまり本ゲームは映画のストーリーをより詳しく描いて不要なシーンをカットしたようなものになっているわけだが、あくまでパラレルワールドとして作られているため、映画版と一部繋がらないものも存在はする。
もっと詳しい詳細は、本作のゲストキャラである「ダークケロロ」の記事も参照してほしい。
ゲームシステム
典型的な横スクロールアクションゲーム。1面クリアするごとに次のステージに進むことが出来る。1ステージに付き5個までライフがあり、自分のライフが0になったら負けになる。
本作の特徴として、ケロロ小隊5人の長所をそれぞれ生かして1ステージクリアを目指すという形式が取られている。
1キャラをずっと使い続けるわけではなく、小隊メンバーを代わる代わる使ってステージを進めていくのが基本。ステージによっては他キャラでないと進行不能となるステージが出てきたり、特定のキャラでないと進めない隠し場所が存在したりとやり込み要素も意外と多い。
障害物やギミック
小隊ポット
ステージ開始や中間に置かれており、ここに入ると小隊のうち誰か1人と交代することが出来る。
ワームホール
どこかの別の場所へ移動する。
スイッチ
起動することで足場や障害物に変化が起こる。オフに出来るものも存在する。
旗とゴール
このゲームの中間ポイントやゴールのようなもの。旗を取っていないとゴールすることが出来ない。
好物
小隊にはそれぞれ好物が存在し、それを取るとライフが全回復する。
また、好物でなくとも取るとライフが1つ回復する。
- ケロロ=いきなり団子
- タママ=ケーキ
- ギロロ=焼き芋
- クルル=カレー
- ドロロ=緑茶
専用ブロック
ケロロ小隊のいずれかが動かせるブロック。
- 緑ブロック…ケロロ
- レンガブロック…タママ
ミニゲーム
各ワールド最後のボス戦で登場する。ナムコ作品であるため、過去に発売したレトロゲームのパロディになっている。
コレクション
カード
ゲーム内の特定の条件を満たすことで手に入るもの。ケロロ軍曹のキャラクターや今作のゲストキャラなどが描かれている。
ガンプラ
ステージのどこかに最低5つ落ちているもの。手に入れるとガンプラの説明や見本を見ることが出来る。侵略率にも影響してくるので取った方がよい。
ストーリーデモ
自分が見たストーリーをもう一度見ることが出来る。
登場キャラクター
プレイアブルキャラクター
ケロロ小隊5人が基本プレイアブルだが、コマンドを入力することでダークケロロも使用可能にすることができる。
最初から使用可能。お馴染み主人公。
ゲーム開始時は彼しか使用できず交代も出来ないが、ステージを進めれば(一部ステージを除いて)他メンバーとも交代できるようになる。
某風の子のようにケロボールを使って物や敵を掴むという手段を持つ。攻撃方法としては敵を掴んでそのまま横に投げて攻撃するというのが一般的だが、敵を掴んでいなくてもブロック程度なら簡単に壊すことができる他、ブロックを掴んで敵に当てて攻撃できたりと攻撃手段自体は意外と多い。また、敵やブロックを下に落として二段ジャンプすることもできる。
ただし巨大な敵(宇宙ケルベロスやなど)やステージのボス(ニョロロや夏美)は掴むことができないため、ヴァイパー戦には不向き。攻撃してからまた敵を掴もうとするまでの時間もかかるためバトルキャラには向かない。
W1-2から使用可能。
パンチを多く繰り出せるパワーキャラ。二段攻撃ができるため、他隊員より攻撃力が高い。
下ボタンを入力すると下攻撃ができ、地面に埋まっているブロックを壊すことも可能。僅かではあるが遠距離攻撃も出せる。また専用のレンガブロックを動かすことができ、シールドを持っている敵に対してシールドを吹き飛ばせるほどの攻撃力を持っている。
一方で足が遅く、長距離戦が不向き。ボス戦ではダメージ覚悟で挑む必要があるだろう。
W1-3から使用可能。
どんな敵でも倒せる万能な性能を持っており、敵の攻撃がとにかく避けやすい。また遠くや隙間の先、高位置にあるスイッチ等のギミックを唯一起動させることができる。
ただし空中戦が苦手という点を持っており、空中戦での射撃コントロールは他メンバーと比べて難しい。
W1-4から使用可能。敵を電波攻撃で麻痺させる能力を持つ。
麻痺させた敵は足場として乗ることが出来たり、敵によっては攻撃道具になったりすることもある。
が、彼の場合は敵を麻痺させることしかできないため、ブロックを壊すこと以外は直接攻撃することは不可能。またメカの敵の場合は超必殺技を使わない限り麻痺させることができなかったりと、敵への攻撃力に関してはほぼ0に近い。そのため他隊員と比べて交代できるステージが限られている。
なお彼を使って敵を倒す場合は歯車の敵を麻痺させてダッシュして倒すか、爆弾の敵を爆発させて敵を倒すかのどちらかをして倒す必要がある。そのためヴァイパー戦では基本的に使用できないようにロックされているが、上記の2パターンで倒せるパターンでごく稀に使用できるケースがある。でもやはり難しいのでおすすめはしない。
W2-1から使用可能。
刀を使って攻撃するスピードキャラ。小隊の中では最も速度とジャンプ力が高い。
空中で攻撃をすると回転斬りとなり、全方向から攻撃が可能となる。また唯一壁ジャンプができる他、敵の攻撃を一部跳ね返すことも可能。さらに反射したビームを違う敵に当てて攻撃したり、遠くにあるスイッチに当てて起動させたりすることもできる。
ただし遠距離攻撃は唯一できない。
敵
関連タグ
映画版 パラレルワールド
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