概要
「ケロロ軍曹」に登場する侵略兵器の1つ。アニメでは「ジンセイガニドアレバ銃」「人生ガ二度アレバ銃」のように漢字以外は全てカタカナ表記になっている。
クルル曹長が発明した水色の光線銃型の兵器。角ばった形をしており、ビームを浴びた大人を若返らせる能力がある。元々は幼児化させることによりその人物の戦力低下を目的でクルル自身が考案したもの。設定時間により自動的に元の年齢に戻れる。
初登場時の試験的バージョンでは「人生は甘くないモード」に切り替えた上で3時間以内に再び対象者に光線を当てる必要があった(その影響でアニメ版では浴びせられたのを忘れられたギロロがしばらく赤ん坊のまま過ごすこととなったことがある)が、下記の「新・夢成長促進銃(おとなのかいだんのぼるじゅう)」が開発されると同時にこのデメリットも完全に解消されている。
「幼年期(タマゴマーク)」「少年期(おたまじゃくしマーク)」「青年期(カエルマーク)」の3段階の時期設定があり、使い方は若返らせたい人物を該当時期にダイヤルを回してトリガーを引くことによって若返らせる。基本的にはそれ相応の年齢に自動変換されるが、ダイヤルの回し具合で細かな年齢調節も可能。
エピソードによっては性格が今のままの時もあれば当時の性格になるケースもある。極端に年齢が変わる場合、服装が自動で変化する描写もある。
ちなみにアニメオリジナルのエピソードで一度だけ雷の衝撃によって地球自体が若返ったということがある。これについては銃の暴発によって偶然生まれた効果であったため、クルル公認の没設定(ある意味では死に設定)となっている。
派生アイテム
- 新・夢成長促進銃(オトナノカイダンノボル銃)
こちらはさつま色(薄い紫色)に近い。オリジナルとは逆で子供を大人化させる派生版。
派生版ということで夢成長促進銃とは違い初期の頃から戻る作用が完全な自動化になっている他、外見的な違いとして角のような突起物がある。
使い方自体もオリジナルとほぼ同じだが、効果継続時間にある程度の制限が生まれるようになった。
初期の頃は単なる改良版だったため、エピソードごとに名称・外見とも混合していたが、現在は原作・アニメ共に色の違いによって効果が差別化されるようになっている。
- イセカイデニドメノジンセイ銃
『テイルズオブザレイズ』とのコラボストーリーで登場した改良版。
元々は上記の「雷の衝撃によって惑星自体が若返る」という効果を利用して「もう一度地球を若返らせて侵略をする」という計画を実行しようとケロロがジンセイガニドアレバ銃を持ち出しただけだったが、いろいろな偶然が重なって様々な異世界に転移できるという効果が奇跡的に生まれたことからケロロによって新たに名付けられた名称。一部パーツや技術はジェイドが改良に協力したこともあってアークのものも使用されている(その際クルルは「まるで魔法」と発言している)。
外見はストーリー上で出てこないので不明だが、おそらくジンセイガニドアレバ銃と同じ。
関連タグ
タイムふろしき…同じ効果を持つアイテム