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地球人スーツ

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よみかたはにしゅるい

地球(ペコポンまたはポコペン)人スーツとは、「ケロロ軍曹」に登場するアイテムである。

概要

ケロン人地球人の容姿を模倣し、地球人社会に溶け込む目的で製作された特殊工作用モジュール。

頭の無いマネキン人形のような形状をしており、ケロン人が装着することでちょっと変わった地球人になりすますことができる。

ケロロ達が外出する際に使用され、数多くの種類がある。

ちなみに、アホトロン人はその技術を使用せずとも固有の変身能力で擬態する。

主な種類

※ナンバリングは原作から。

初号機(Mk-I)

長期の軟禁生活によるストレスでノイローゼになったケロロのために、タママが用意した。

一般的なサラリーマンのビジネス用スーツのような外見で、ケロロたちもよく使用しているポピュラーなタイプ。

ここから派生して様々なタイプが作られており、ヲタク風、ギャル制服、ジャージ、主婦、Tシャツビキニ、さらには日向秋など特定の人物を模したタイプまで、年齢性別身長問わずバリエーションが豊富。

MK-Ⅱ

モアの弱みを握るため、タママが変装に使用したインチキエロカメラマン仕様。

タママのコンセプト案をもとに、クルルが製作。

他のタイプとは違い内部のコクピットに乗り込んで操縦する。

体内から無数のアームを伸ばせたり、ロケット型の脚部でホバー移動が可能など機械的な要素が多い。

クルルが搭乗したこともあり、その時はシャツの柄など若干装飾が変わっていた。

アニメ版ではタンクトップの軍人風。

MK-Ⅲ

ケロン人のカラーリングはそのままに、等身だけ上げたような全身タイツ風の細マッチョタイプ。

ケロロが日向家で初めてもらったお給与(3,000円)も投資されて作成されており、ケロロ達の戦闘形態として使用されることが多い。

アニメではやや細身な体型になっており、『シロアリ1号』でおなじみ。

MK-Ⅳ

全身が装甲で覆われたタイプ。通称”熊殺し仕様”。

クマとの戦闘で投入されたが、転倒すると自力で起き上がれないという欠陥が発覚。

抵抗できないまま、顔面をかじられていた。

MK-Ⅴ

失われた時間と仲間を取り戻すため、本気(マジ)となったケロロが装着した秘蔵の一品。

(無駄に)厳重に格納されており、MK-Ⅲも凌駕するハイエンド型の戦闘用スーツのようだったが、秘められたその真の力は謎のまま。

MK-Ⅵ

ケロロが冬樹の欲しがるゲームを購入するため、深夜待機列に並ぶ目的で使用。

ダウンジャケットにジーパンという極めて地味な外見。

地球の一般社会に溶け込むという地球人スーツ元来のコンセプトにおいて、大きな成果を挙げる期待作と思われていたが、、、詳細は後述。

ケロン軍製地球人スーツ

上で挙げたのがケロロ小隊が制作したものに対し、こちらはケロン軍謹製。

非常に高性能で、ケロロ達のものとは違い顔まで地球人そのものに変装(変身?)することが可能な、まさに究極の地球人スーツ。劇中(特にアニメ)ではプルルが頻繁に使用している。

A級以上の侵略部隊に支給されており、F級のケロロ小隊では到底手に入らない代物。

なお、アニメでのクルルのを見る限り似たような形で再現できないこともなさそうだが、やはり製作予算等の壁が立ちはだかるのだろうか。

原作での扱い

アニメ版では頻繁に使用されることもあって忘れられがちだが、実は原作における地球人スーツはケロロ達にとって失敗作という側面が強く、登場するたびに問題点が浮き彫りになり、開発に試行錯誤している様子が描かれている。

そもそもケロン人が一般社会に溶け込んで活動するためのアイテムでありながら、ケロン人の目立つ頭部が剥き出しな時点でそのコンセプトからは程遠い。

そのため原作で地球人スーツが使用されるシーンでは、周囲の一般人から不審げな視線を向けられている描写が多く、ケロロ達もその大きな顔を「罰ゲーム的なノリ」などと都度ごまかしている。(ちなみにアニメでも、ケロロがやむなくMK-Ⅲを着用して街に出かけた際にはさすがに衆目を浴びていた)。逆に縁日やハロウィン等の催しの場ではお面や仮装と言い張ることができ、堂々と往来を闊歩できることに喜んでいた程。

このようなこともあり、プルルが装着したケロン軍製地球人スーツを初めて見た際にはその技術レベルの差に小隊一同揃って愕然としていた。

地球人スーツのあくまで”ちょっと変わった地球人”止まりな変装レベルにはケロロ達も頭を悩ませているようで、以下はその涙ぐましい開発の軌跡である。

初号機(Mk-I)

ケロロが自由に外出するための手段として登場したものの、初登場時点で冬樹から引き気味に却下されてしまった。

のちに開発者本人であるタママからも、初号機を着て玩具屋の主人に会いに行こうとするケロロに対し「(その見た目では)相手にされないとおもうなぁ…」と辛辣なコメントをされてしまっていた。

MK-Ⅲ

上記の初号機の反省点を踏まえ、「ハンパなことやるくらいならいっそ思いきっちまおう」というクルルの案で制作されたⅢだが、結果はいわずもがな。その後は主に戦闘シーンで使用されるようになった。

ちなみに、タママが桜華と対峙した際にはこちらを改良したと思われるゴリマッチョ体型のものが登場。さらなる戦闘力を誇るスペックのようだったが、等身が上がったことによって(そしてマスコット体型でなくなったことで遠慮もなく)関節技をきめられやすいという新たな欠点が露呈し、あっさりKOされた。

MK-Ⅵ

さらなる改良を重ねた結果、生まれたのがこちら。

一目見たモアが思わず「うわっ地味!」と驚くほどの地味さで、頭部もカモフラージュできるだろうというケロロ渾身の自信作であった。

しかしいざケロロが試着してみたところ、全身の地味さが逆に異質な頭部を際立たせるという思わぬ相乗効果を生み、またしても失敗作となった。

なお、アニメ版ではこのやりとりは全てカットされている(アニメではこれまで特に気にすることなく地球人スーツで外出しているため、当然と言えば当然か)。

このような事情から、原作でケロロ達が外出する場合はアンチバリアを使うか冬樹たちに同伴してもらうことも多く、アニメ版ほど頻繁にスーツは使用されていない。

キャラクター名として

PS2のゲーム「ケロロ軍曹メロメロバトルロイヤルZ」では、「地球(ペコポン)人スーツ」という名前のキャラとしてケロロが参戦する。

詳しくはアニメ表記である「ペコポン人スーツ」を参照。

読み方と表記ゆれ

アニメでは「ペコポン人スーツ」、原作では「ポコペン人スーツ」という二つの読み方が存在するため、ピクシブでは表記ゆれがとても起きやすい。

ちなみに公式では「地球人スーツ」と書かれているときもあれば、「地球(ペコポン)人スーツ」のようにあくまで読み方は括弧付きで記載するというケースもある。そのため、アニメまたは漫画特有のスーツでなければ、両方の意味を持つこのタグを使うとよい。

関連タグ

ケロロ軍曹 侵略兵器

八頭身モナー…直接的な関連性はないが外見はほぼこれである。

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