CV:榊原良子
概要
西澤家の令嬢だが、権利を全て婿養子で夫の梅雄に譲り自身は世界を放浪している。
娘と同様二重人格だが、娘とは表裏が逆で、普段(表)は攻撃的な性格でかなり殺気立っており、もう一方(裏)は引っ込み思案に見えるほど大人しい性格。桃華とは違い、普段は表裏を自由に変えることができる(タママのような表裏で人格が同じ持ち主)が、現在の桃華のように両者が揉める描写もある。一人称は表が「俺」・裏が「私」(表も「私」を使用することがある)。
実力は超人の領域といってよいもので、桃華の執事で防衛ラインの最終防衛網を務めるポールを破り、ギロロとドロロの(揉めてた最中とはいえ)両者も揃って倒し、ケロロとタママに至っては気迫のみで戦わずして舎弟状態になり下がった。攻撃を加えずとも小雪は激しく警戒しながらも自分から仕掛けることが出来ず夏美は対面した時怯み立ち尽くすしかなかった。
さらに「道具ほど手の内をさらすものはない」という考えの持ち主であり、銃を持ったギロロが相手した時、銃の操作より拳の方が早いと言わんばかりに素早い攻撃で仕留めてしまっている。そんな彼女とまともに張り合えるのは梅雄や秋くらいである(その際の戦闘ですら勝負が着かないどころか互いに一切負傷の描写はない)。
定期的に西澤家に侵入し、親衛隊の抜き打ちテストも行っており、結果によっては容赦なく全員解雇を言い渡すなど、冷徹な面も併せ持つ。
夫が娘には文字通りダダ甘なのに対して、母親としては非常に桃華に厳しく、かわいい服は「闘いの邪魔になるから」と言って買ってあげなかったり、遊び感覚のテニスの試合では容赦なくボールを全力で打ち返したり(ちなみに地面が割れるほど強力)と、とにかくスパルタ教育をしてきたらしい。
それでもなんだかんだで桃華のことは溺愛していたり、夫である梅雄にも普段ぶっきらぼうな態度を取りながらもなんだかんだ仲は良かったりと、梅雄と同じく親バカで半ばツンデレキャラの様になってしまっている。
アニメ第355話では「桃華に母親として何もしてあげられなかった」と後悔したため、普通の母になるために格闘技を引退し、表の人格を封印して裏の人格だけで桃華を支えようとした。しかし自身の体に負担がかかっていたことに気づかなかったことと桃華から「いつもの状態に戻って」と説得されため、最終的にいつもの状態に戻った。
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