概要
正式には子煩悩という。
親が自分の子どもに対して愛着を示すのは至極当然であるが、その度を超した状況を親バカという。
如かしながらどこまでが普通でどこからが親バカか、という明確な線引きは難しい。
大体の場合自分の子どもを他人に自慢しまくると周囲からそう呼ばれる事が多くなる。ところがこれが目に余る程になってくると微笑ましい光景から一変、目障りになることになる。
大体の場合こうなると親バカというより「バカ親」と言われる事になる。
過度に甘やかしたり、身の丈に合わない褒め方をして育てると、子供が自己中心的になりやすいとされる。
逆に、過干渉により子供がストレスを感じる場合は毒親に該当し、精神の成長に悪影響を与えることになる。
親バカの一例
- 自分の子どもがとにかく可愛いと言いふらす
- 自分の子どもの功績を過度に褒め称え自慢する
- 自分の子どもには特例が認められて然るべきだと主張する
1はよくある話だが、2と3はDQN、モンスターペアレントとなる場合が殆どである。
親バカのキャラクターの一例
- 相田景虎(黒子のバスケ)
- アウリ(でこぼこ魔女の親子事情)※義父であり、母の弟なので正確には叔父である。
- 秋本飛飛丸(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
- 明星真里亞/流真里(聖母の断罪)
- アザゼル・アンリ(魔入りました!入間くん)
- 朝日奈大吉(魔法つかいプリキュア!)
- アスモデウス・アムリリス(魔入りました!入間くん)
- 天野しげる、小城美夜の父(夢色パティシエール)
- 有明の方(手裏剣戦隊ニンニンジャー)
- アリッサ(でこぼこ魔女の親子事情)
- イザベラ、グスタ(魔王学院の不適合者)
- 犬塚公平(甘々と稲妻)
- 宇崎藤生(宇崎ちゃんは遊びたい!)
- 宇佐美源一郎(キラキラ☆プリキュアアラモード)
- 海野洋平(カッコウの許嫁)
- エラルド・グリムワルト(転生したらスライムだった件)
- エリアス・ブラント・デイル・レエブン(オーバーロード)
- 閻魔大王(鬼のようなラブコメ)
- 大八木かほる(宙のまにまに)
- 緒方理珠の父(ぼくたちは勉強ができない)
- カケル(ひろがるスカイ!プリキュア)
- 荻野邦治(キューティクル探偵因幡)
- 御坊亀光(おぼっちゃまくん)
- スカイランドの国王(ひろがるスカイ!プリキュア)
- 神山ビーナス(神様家族)
- 川添三十郎(バンブーブレード)
- キャプテン達魔鬼(忍たま乱太郎)
- キン肉スグル(キン肉マンⅡ世)
- キン肉真弓(キン肉マン)
- 草薙勲(変人のサラダボウル)
- 熊塚悟(学園ベビーシッターズ)
- クラトス・アウリオン(テイルズオブシンフォニア)※ドラマCDや本当の意味で親子に戻った後は特に顕著。本編開始から14年前にディザイアンの手により妻が怪物化した挙句死亡し、当時3歳だった息子とも生き別れになってしまったことが原因
- 後藤可久士(かくしごと)
- 後藤直樹(ぼっち・ざ・ろっく!)
- 近衛流(まよチキ!)
- 櫻田総一郎(城下町のダンデライオン)
- 桜田麻音の父(たまゆら~hitotose~)
- 佐木咲の母(カノジョも彼女)
- ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険シリーズ)
- スコラファンスキー・エリストラートヴァ(ひなろじ)
- スピリット=アルバーン(ソウルイーター)
- ゼタ(ファントムキングダム)
- 瀬戸豪三郎(瀬戸の花嫁)
- 高梨康弘(うちのメイドがウザすぎる!)
- たまちゃんのお父さん(ちびまる子ちゃん)※友蔵が原因
- チチ(ドラゴンボール)
- デールラント・オスフェ(異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。)
- ドクター・トラウム(HUGっと!プリキュア)
- ドラウス(吸血鬼すぐ死ぬ)
- 虹ヶ丘あきら(ひろがるスカイ!プリキュア)
- 猫王(猫の恩返し)
- 春野いぶき(Go!プリンセスプリキュア)
- バアトル(ファイアーエムブレム 封印の剣)
- バンドーラ(恐竜戦隊ジュウレンジャー)
- 姫坂エミリー(私に天使が舞い降りた!)
- フェリス・オールストン(トモちゃんは女の子!)
- ブラス(ダイの大冒険)
- プワ(ひろがるスカイ!プリキュア)
- 堀江花咲(淫らな青ちゃんは勉強ができない)
- 本田今日子(フルーツバスケット)※故人
- 本多忠勝(真田丸)
- ポンド(でこぼこ魔女の親子事情)
- マース・ヒューズ(鋼の錬金術師)
- 魔王、バニラ・ペシュッツの両親(姫様“拷問”の時間です)
- マジック(南国少年パプワくん)
- 魔女キバ(宇宙刑事ギャバン)
- 松平片栗虎(銀魂)
- マティアス・ルーナ・ティアムーン(ティアムーン帝国物語)
- メフィスト(スイートプリキュア♪)
- 山川信也(スローループ)※故人
- 山田木はなこの父(音楽少女)
- ゆのの父(ひだまりスケッチ)
- 吉永良太(スローループ)
- ユートニウム博士(パワーパフガールズ、パワパフZ)
- ライブラ紫龍(聖闘士星矢Ω)
- 竜将軍エドヴァルト(勇者、辞めます)
- リリア(プリキュア)(魔法つかいプリキュア!)※ただし娘のリコ自身も親バカの気がある(メイン画像)
- ルシカ・ウェイン(農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。)
- ルザミーネ(ポケモンシリーズ)※アニポケ時のみ。
- ルナパパ(瀬戸の花嫁)
- ローマ爺ちゃん(ヘタリア)※親バカというよりは孫バカ及び爺バカという表現が正しいかも?
創作における親バカ
作者にとってオリキャラは我が子でもあるため、オリキャラに対し作者が親バカを発揮するケースにも、このタグが用いられたりする。
他に二次創作による親バカ化されるイラストにもつけられたりする。(ウルトラシリーズの場合だとウルトラ親バカのタグがつけられる。)