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エリアス・ブラント・デイル・レエブン
5
エリアス・ブラント・デイル・レエブンとは、丸山くがね著のライトノベル『オーバーロード』の登場人物。

CV:桐本拓哉

データ

役職リ・エスティーゼ王国大貴族
住居エ・レエブルの屋敷
職業レベルハイノーブル(一般)?lv、セージ?lv、カリスマ(一般)?lv
誕生日下火月30日
趣味子供に関する全て
二つ名超子煩悩大貴族

概要

リ・エスティーゼ王国の六大貴族と呼ばれる大貴族の中でも、最大の勢力を誇る侯爵。


軍事力に優れるボウロロープ侯、経済力に優れるブルムラシュー侯、求心力に優れるペスペア侯、外国との繋がりを持つウロヴァーナ辺境伯、手段に躊躇いの無いリットン伯という、それぞれの特色において王家に勝るものを持つ六大貴族の中では政治力が最も優れている。


領土の広さではボウロロープ侯に劣るものの、王派閥と貴族派閥の双方への繋がりを持つ事で、王国において最大のコネクションを誇っており、国内のいかなる王侯貴族も彼を無視できない絶大な影響力を持つ。


そのコネクションを最大活用して、敵対している王派閥と貴族派閥にすり寄り立ち位置を変え飛び回る姿から「蝙蝠」と揶揄されガゼフなどから嫌われていたが、それは仮の姿であり本性は国王の同志にして、自国の現状を憂い国の改革を志す忠臣(ちなみにガゼフとは、彼がレエブンの真の姿を知った事で後に和解している)。


人物像

かつては王位を狙うほどの野心家だったが、「リーたん」(CV:藤田茜)と呼ぶ子息が生まれてからは、ランポッサⅢ世を上回る超子煩悩気質の父親へと変貌した(ちなみにそのあまりの変貌ぶりに、妻からは「気でも狂ったか」とまで思われていた)。

しかし、それ故に我が子の存在は彼の最大の弱点でもあり、後述の様に我が子に危険が迫った時は我を忘れたり、自分自身を含めてそれ以外の大切な物を捨て去る事も厭わない


王位継承ではザナックに力添えし両派閥の均衡を保つべく奔走するが、レエブン自身が優秀すぎる事に加え将来有望な人材はレエブンを慕って集まるため、ボウロロープ侯を始めとする他の貴族派閥にリットン伯やチエネイコ男爵を筆頭とした、腰巾着体質の愚物が集まって暴走するという悪循環に頭を抱えている。


ラナー王女に対しては幼い頃に見せた本性の片鱗を見ており、悪魔騒動前に彼女に本性の事を問い正し、本性を見せた彼女の素顔を見て歓喜に近い感銘を受けた。

だがラナーが息子との婚約を提案した時は、思わず烈火の如く激高して拒絶した。


容姿

長身痩躯で金髪をオールバックにし、切れ長の碧眼をしている。唇は薄い。

六大貴族にふさわしく、非常に凝った装飾の最高級の服を着こなしている。


日光に当たっていないため、肌は不健康な白色で実際の年齢よりも老けて見える。更に上述の事情も加わり、彼を目にした人間は蛇をイメージする。


作中の動向

初登場は書籍版5巻から。ゲヘナ作戦の時は、モモンナーベに救援を要請した。


『大虐殺』の際は、アインズの超位魔法により召喚された“黒い仔山羊”で崩壊した戦線に対処しようと奔走するも手に負えず、元オリハルコン級冒険者チームが命懸けで時間を稼いだ事やアインズがガゼフを発見して攻撃が一時中断された事で、命からがら生還する事が出来た。


だがこの敗戦で、アインズと敵対する事は死を意味する事を脳裏に刻まれた事で心が折れてしまい、二度とアインズと関わりたくないという思いから、ザナックの制止を振り切って領地に隠居してしまった


WEB版では、ガゼフとアインズの接点が乏しかったがために攻撃が中断されなかった事から、逃げ切れず死亡している。


大虐殺後

その後しばらくは出番が無かったが、14巻では併合後の王国領土を管理するための必要な人材として、その政治手腕と頭脳をラナーに次いで高く評価していたアルベドから息子を人質にと脅迫され、やむなく王国を裏切る。


そして開戦された魔導国の王国への制裁戦争における国内への情報封鎖を行い、進軍する魔導国軍に対して対応を遅らせるなど魔導国の勝利に貢献した事で、自身の一族と領地及び領民と己の派閥に所属する優秀な貴族11人と、その一族と領地・領民の安全を保障される。

そして王都陥落の知らせが届きアインズとの謁見に向かう最中で、息子を人質に取られた断腸の思いからとはいえ祖国を裏切ってしまった罪悪感に苦悩していた中、妻との間に第二子が出来た事を話し出す。不謹慎にも思えるその話題も、自身も含めた周囲の者達にとっては唯一の明るい話題であったため、道中を同じく進む貴族らと快く語り合いつつ、変わり果てた王都の道を進んで行く。


やがて王宮以外の王都を死体と瓦礫の山に変え、その瓦礫で作った玉座の頂点に飾られた国王のみに被る事が許された王冠の有様と、その玉座に悠々と腰を下ろして君臨するアインズの姿を目の当たりにした事で、改めて恐怖と敗北感、そして諦念に身を包まされる。

そうして、心の底から王国の滅亡を受け入れたレエブン達は跪いてアインズへの忠誠を誓うが、旧王国領の扱いがまだ決まっていなかったため、アルベドの指示のもとに一旦自領の管理を任される事となった。


その際にアインズを打ち倒す勇者が現れん事を願うが、同時にそれは所詮幻想に過ぎない都合のいい願望である事を悟りつつ、他の貴族らと共に体を打ち震えさせていた。


関連タグ

オーバーロード(アニメ) リ・エスティーゼ王国


ランポッサⅢ世 ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ ガゼフ・ストロノーフ


  • リーたん

目に入れても痛くないほど可愛い愛息子。レエブンが手段を選ばない冷酷な野心家から、王国の改革を志す義の人と化す切っ掛けとなった、ある意味重要人物。


  • レエブン侯爵夫人

有力貴族出身の妻。野心家時代のレエブンは彼女を自身の政略の道具としか見なしておらず、夫人の方もレエブンを嫌って、夫婦仲は冷え切っていた。

しかし、リーたんを出産してからは人が変わった彼を見直し、一転して愛し合う様になった。ただし息子に対する度を越した溺愛振りに、苦言を呈する事もある。


王国の現状を理解している貴重な人間その1。共に国の改革を志す同志。


王国の現状を理解している貴重な人間その2。有り得ない程の頭脳を持つ化け物。


同作品のキャラクター。レエブンと直接の接点は無いが、子供を溺愛する超子煩悩の父親という面が共通している。

CV:桐本拓哉

データ

役職リ・エスティーゼ王国大貴族
住居エ・レエブルの屋敷
職業レベルハイノーブル(一般)?lv、セージ?lv、カリスマ(一般)?lv
誕生日下火月30日
趣味子供に関する全て
二つ名超子煩悩大貴族

概要

リ・エスティーゼ王国の六大貴族と呼ばれる大貴族の中でも、最大の勢力を誇る侯爵。


軍事力に優れるボウロロープ侯、経済力に優れるブルムラシュー侯、求心力に優れるペスペア侯、外国との繋がりを持つウロヴァーナ辺境伯、手段に躊躇いの無いリットン伯という、それぞれの特色において王家に勝るものを持つ六大貴族の中では政治力が最も優れている。


領土の広さではボウロロープ侯に劣るものの、王派閥と貴族派閥の双方への繋がりを持つ事で、王国において最大のコネクションを誇っており、国内のいかなる王侯貴族も彼を無視できない絶大な影響力を持つ。


そのコネクションを最大活用して、敵対している王派閥と貴族派閥にすり寄り立ち位置を変え飛び回る姿から「蝙蝠」と揶揄されガゼフなどから嫌われていたが、それは仮の姿であり本性は国王の同志にして、自国の現状を憂い国の改革を志す忠臣(ちなみにガゼフとは、彼がレエブンの真の姿を知った事で後に和解している)。


人物像

かつては王位を狙うほどの野心家だったが、「リーたん」(CV:藤田茜)と呼ぶ子息が生まれてからは、ランポッサⅢ世を上回る超子煩悩気質の父親へと変貌した(ちなみにそのあまりの変貌ぶりに、妻からは「気でも狂ったか」とまで思われていた)。

しかし、それ故に我が子の存在は彼の最大の弱点でもあり、後述の様に我が子に危険が迫った時は我を忘れたり、自分自身を含めてそれ以外の大切な物を捨て去る事も厭わない


王位継承ではザナックに力添えし両派閥の均衡を保つべく奔走するが、レエブン自身が優秀すぎる事に加え将来有望な人材はレエブンを慕って集まるため、ボウロロープ侯を始めとする他の貴族派閥にリットン伯やチエネイコ男爵を筆頭とした、腰巾着体質の愚物が集まって暴走するという悪循環に頭を抱えている。


ラナー王女に対しては幼い頃に見せた本性の片鱗を見ており、悪魔騒動前に彼女に本性の事を問い正し、本性を見せた彼女の素顔を見て歓喜に近い感銘を受けた。

だがラナーが息子との婚約を提案した時は、思わず烈火の如く激高して拒絶した。


容姿

長身痩躯で金髪をオールバックにし、切れ長の碧眼をしている。唇は薄い。

六大貴族にふさわしく、非常に凝った装飾の最高級の服を着こなしている。


日光に当たっていないため、肌は不健康な白色で実際の年齢よりも老けて見える。更に上述の事情も加わり、彼を目にした人間は蛇をイメージする。


作中の動向

初登場は書籍版5巻から。ゲヘナ作戦の時は、モモンナーベに救援を要請した。


『大虐殺』の際は、アインズの超位魔法により召喚された“黒い仔山羊”で崩壊した戦線に対処しようと奔走するも手に負えず、元オリハルコン級冒険者チームが命懸けで時間を稼いだ事やアインズがガゼフを発見して攻撃が一時中断された事で、命からがら生還する事が出来た。


だがこの敗戦で、アインズと敵対する事は死を意味する事を脳裏に刻まれた事で心が折れてしまい、二度とアインズと関わりたくないという思いから、ザナックの制止を振り切って領地に隠居してしまった


WEB版では、ガゼフとアインズの接点が乏しかったがために攻撃が中断されなかった事から、逃げ切れず死亡している。


大虐殺後

その後しばらくは出番が無かったが、14巻では併合後の王国領土を管理するための必要な人材として、その政治手腕と頭脳をラナーに次いで高く評価していたアルベドから息子を人質にと脅迫され、やむなく王国を裏切る。


そして開戦された魔導国の王国への制裁戦争における国内への情報封鎖を行い、進軍する魔導国軍に対して対応を遅らせるなど魔導国の勝利に貢献した事で、自身の一族と領地及び領民と己の派閥に所属する優秀な貴族11人と、その一族と領地・領民の安全を保障される。

そして王都陥落の知らせが届きアインズとの謁見に向かう最中で、息子を人質に取られた断腸の思いからとはいえ祖国を裏切ってしまった罪悪感に苦悩していた中、妻との間に第二子が出来た事を話し出す。不謹慎にも思えるその話題も、自身も含めた周囲の者達にとっては唯一の明るい話題であったため、道中を同じく進む貴族らと快く語り合いつつ、変わり果てた王都の道を進んで行く。


やがて王宮以外の王都を死体と瓦礫の山に変え、その瓦礫で作った玉座の頂点に飾られた国王のみに被る事が許された王冠の有様と、その玉座に悠々と腰を下ろして君臨するアインズの姿を目の当たりにした事で、改めて恐怖と敗北感、そして諦念に身を包まされる。

そうして、心の底から王国の滅亡を受け入れたレエブン達は跪いてアインズへの忠誠を誓うが、旧王国領の扱いがまだ決まっていなかったため、アルベドの指示のもとに一旦自領の管理を任される事となった。


その際にアインズを打ち倒す勇者が現れん事を願うが、同時にそれは所詮幻想に過ぎない都合のいい願望である事を悟りつつ、他の貴族らと共に体を打ち震えさせていた。


関連タグ

オーバーロード(アニメ) リ・エスティーゼ王国


ランポッサⅢ世 ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ ガゼフ・ストロノーフ


  • リーたん

目に入れても痛くないほど可愛い愛息子。レエブンが手段を選ばない冷酷な野心家から、王国の改革を志す義の人と化す切っ掛けとなった、ある意味重要人物。


  • レエブン侯爵夫人

有力貴族出身の妻。野心家時代のレエブンは彼女を自身の政略の道具としか見なしておらず、夫人の方もレエブンを嫌って、夫婦仲は冷え切っていた。

しかし、リーたんを出産してからは人が変わった彼を見直し、一転して愛し合う様になった。ただし息子に対する度を越した溺愛振りに、苦言を呈する事もある。


王国の現状を理解している貴重な人間その1。共に国の改革を志す同志。


王国の現状を理解している貴重な人間その2。有り得ない程の頭脳を持つ化け物。


同作品のキャラクター。レエブンと直接の接点は無いが、子供を溺愛する超子煩悩の父親という面が共通している。

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  • オバロこばなし

    ぱぱ。

    オバロ85話目です。「大虐殺から奇跡的に生還したレエブン侯が、徐々に精神を病んでいく話」というリクで書かせていただきました。(引用失礼します。)アインズ様、名前しか出てきません。(汗)なので、どうにも書く気力が出な…もごもご…で、遅くなってすいません。(;´Д`)ネタは早くに浮かんでたんですが…。あと、お約束な話となっております。万事「まあまあ」な人間なんで、これでご容赦いただけるとさいわいです。(しょんもり) *ブクマ、評価、フォロー、コメント、ありがとうございます**。(*´◒`*)とてもうれしいです**。
  • オーバーロード 魔導国の毒

    リ・エスティーゼ王国という樹

    最初のページの注意書きをよくお読みください。 14巻を盛大にネタバレしています。 ネタバレNGの方はご遠慮ください。 王国滅亡についての対外向けプロパガンダ。 同じシリーズの話を読んでいなくても、特に問題はないはず。 誤字脱字は教えてくれると後で、直しておきます。 前作までのブクマ、いいね!本当にありがとうございます! このシリーズ外の話とも繋がることがあります。

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