「ドラルク会いたかったよー‼︎」
「うん?君がドラルクの言ってた人間か 今後も息子の役に立つよう励みなさい」
「俺は何をやってもダメ ドベ クズ 画面をスーッて降りてくる広告」
プロフィール
異名 | “竜子公”・“白銀の狼” |
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身長 | 188cm |
誕生日 | 11月21日 |
血液型 | 不明 |
出身 | ルーマニア |
年齢 | 不明。自称「二百歳はゆうに超えた身」 |
家族 | 竜の一族 |
能力 | スタンダードな吸血鬼っぽい能力はだいたい使える(下記参照) |
好きな食べ物 | ミラさんのブラッドジャムサンド |
備考 | 白髪は威厳を出すためにあえてやっている |
CV | 速水奨 |
概要
ドラルクの父で真祖の息子であり、竜の一族の次期当主(らしい)高等吸血鬼。ルーマニアのトランシルヴァニア出身。
血統、実力共に申し分のない『夜の帝王(ノーライフキング)』……なのだが、実父である御真祖様がチート過ぎて、いまいち影が薄い可哀想な吸血鬼。
外見はロナルドが初見で勘違いするほど息子に似ているが、髪は白髪交じり(ドラルクの幼少期は黒髪だった)。
真祖の直系はドラウスとドラルクのみと言われており、ファンブックで15世紀に真祖がミナという人間と子をもうけたとされている事から、その子がドラウスではないかと推測されているが真相は不明。
実際ドラウスは元々ダンピールであり、ファンブック2によると生後間もなく吸血鬼に転化したらしい。母の記憶は無いものの、自分の血と父親の中に母の記憶を感じているという。
現在は栃木県の田舎にある城に在住。
ファンからの主な愛称は、「ウスパパ(ドラウス+パパ)」となっている。
性格
一人称は「私」だが慌てたりすると「俺」になるので、多分こっちが素。
なかなかエキセントリックなオジサマだが、真祖はもっとエキセントリックなのでいつも振り回されている。
外見こそ畏怖畏怖しい吸血鬼であるが人を襲う事はせず、Y談おじさんなどの他の吸血鬼が悪行を働く事を良しとしない。ロナルドが窮地に立たされている時に助けに入り「貴様それでも退治人か!」と叱咤して共にY談おじさんを成敗するなど(中身はただの猥談のぶつけ合いであったが)、退治人にも理解を示すかなりの良心的な吸血鬼。
ちょっとした事ですぐに自分を卑下して泣き出し、一人息子のドラルクに対しては過剰な程溺愛し、おまけに愛妻家であるなど人間や家族を大事にする心優しい吸血鬼であるため、読者からの人気は高い。
かなりの機械オンチでもあり、ドラルクのゲームを壊したと勘違いしたり、スマホで妻のミラ相手に送ったポエムをRINEしたら一族のグループRineに送ってしまい、父や義妹のゴルゴナに笑われてしまったりしている。スマホを購入した際はあまりの機械音痴ぶりにショップ店員から冷笑され、以来あらゆる店員が苦手になったという。
IT関連の知識が疎すぎる為ドラルクも対応に苦慮しており、動画サイトのヌーチューブやTwitterのアカウントもあるが、出来はお察し。
人間に友好的で平和な現代を満喫しているが吸血鬼が畏怖されハンターとバチバチにやり合った時代を懐かしいと思って吸血鬼が畏怖されていた時代を再現する畏怖畏怖クラブに行くなど畏怖されたい欲がある模様。
ロナルドとの共通点
ドラルクの相棒であるロナルドとは、ファンブックで「性格が似ているかもしれない」と言われてしまっており、
- 息子・ドラルクや妻・ミラへの溺愛っぷり(ロナルドの場合はジョンや自身の兄妹が似た様な扱いに該当する)
- 基本的には高スペックなのだが、登場回数が増えるにつれてアホな面が際立っている
- プライドが高いが、微妙に自己評価が高くない(ドラウスの場合は、恐らく父親が最強すぎる為)
- なんやかんやで苦労人気質(ドラウスの方は、これでも吸血鬼の中では比較的常識人枠)
- 精神面で打ちのめされて割とすぐ泣くなど、意外と豆腐メンタル
…など、妙に共通点が多い。
人間(?)関係
これまでの記述の通り、有り得ない程虚弱な息子のドラルクの事を常に心配している…のだが、その心配度合いは初孫が生まれた時のジーサン級の過保護ぶりで、必要以上に甘やかしていたためドラルクはあんな引きこもり野郎になったのではないかなどと、ロナルドからは指摘されている。
ドラルク城の崩壊を知ってからは、ドラルクに会うために毎回アポ無しでロナルド吸血鬼退治事務所に足を運ぶ様になる。しかし、その一方で毎回の如く息子に乱暴狼藉を働いて殺すロナルドを目の敵にしている(ただし、内心では息子の友人として認めているため、完全に毛嫌いしている訳ではない)。また被害妄想を抱く事も多々あるが、当人からはむしろ気遣われている。
妻(ドラルクの母)・ミラの事は棺桶ベッドの蓋の内側に肖像画を張り付ける(アニメでは写真に写ったミラが写っていた)程溺愛しているものの、多忙のため半ば別居状態らしい。
たまに会う事もある様だが彼女の性格上、積極的に会話をする訳でもない様で、それが第144・145死においてトラブルを招いてしまった。
ドラルク程ではないがジョンの事も「マルスケ」と呼んで可愛がっており、お年玉をあげたりお土産にターンテーブルを買ってきている。
Y談おじさんとは旧知の仲(彼の一人称が「僕」の頃のからの付き合い)であるが、彼の下劣ぶりには愛想をつかしているため、犬猿の仲状態。
ただしY談おじさん曰く「陰で私を心配しているいい子ちゃん」らしく、主催する古き血の吸血鬼の集会にも一応毎回招待しているなど、彼の立場を気遣う面も見られる。
交友関係はあまり広い方ではないらしく、何かあったらノースディンを頼ったり古き血の吸血鬼達を色々誘ったりしており、彼等からはその度に「他に相手がいいないのか」とツッコまれている。
能力
完全無欠の御真祖様のチートっぷりに霞んでしまうが、息子である彼も吸血鬼らしい能力は大体使える。主な能力は以下の通り。
- 再生能力…一度死んでも日光を浴びなければ復活する。
- 念力…スプーン曲げなどお茶の子さいさいで、螺旋状に絞る事だって出来る。
- 変身…狼に変身するのが得意(二つ名の由来はここから来ている)。
- 霧化…身体を霧と化して隙間などにも入り込める。
- 邪眼…睨み付ける事で相手を金縛りにする。
- 催眠術…相手を洗脳する。ただし相手が他の吸血鬼に洗脳されている場合には、効果が半減してしまう。
本人の戦闘力も極めて高く、作者がTwitterに投稿した戦闘力グラフではSランクと表記され、その後投稿された更新版では全キャラ中トップクラスの強さを誇る事が分かる(彼に匹敵するのは、御真祖様やフクマの様な一部の規格外を除けば覚醒状態のロナルドと全盛期のヘルシングのみ)。
しかし、「何でも出来るけどその分野の1位のヤツにはギリギリ及ばない的な性能」かつ周囲に「その分野の1位」が集まり、実父が何でもありのチート過ぎるため上述の通り己を過小評価気味。万能なあまり没個性気味な点は、ドラルクに「赤魔道士」「魔法剣士」「サマルトリアの王子」と弄られている。
ちなみに髪からはねている一本の毛は、テレパシー能力を使う時にアンテナ代わりになる。
関連イラスト
関連項目
ロナルドのかつての同級生にして、吸血鬼対策課に所属するダンピール。ドラウス同様ロナルドを目の敵にしているが、こちらはドラウス以上にロナルドへの敵意が強く、登場する度に嫌がらせを仕掛けている。
新横浜吸血鬼退治人組合のギルドマスター。ドラウス同様、我が子を溺愛する親バカな父親で、特定の相手を目の敵にする点も共通する(もっとも、こちらは顔を合わせる度にその相手を抹殺しようとするなど、敵愾心はドラウスの比では無い)。
ネッ友だったが、怖過ぎる彼の動向に戦々恐々としている。なお桃の父だとは知らない。