人物
ぷろだくしょんバオバブ⇒青二プロダクション⇒大沢事務所を経て、2014年2月1日からフリーとなり、同年10月より自身が大沢事務所在籍時より速水が個人的に運営している『Rush_Style』所属になり、代表も務める。
本名は「大浜靖」で、『超時空要塞マクロス』の初出演回(第8話)ほか初期作品は本名名義でクレジットされている。
妻は同じく声優の五十嵐麗。甥(現:養子)の速水秀之も一時期声優活動を行っていた。
元々は劇団四季の俳優だったことから、声優界でも高い歌唱力を持っており、キャラソン以外にも個人名義で楽曲をリリースしている。
尚、速水は劇団四季がミュージカル劇団に転向した直後に退団している。
物腰落ち着いたような雰囲気を醸し出す澄んだ声質が特徴で、いわゆるカリスマ性溢れる静かな悪役に定評がある。
その独特な低音ボイスを活かし、アイアンハイド、藍染惣右介、明智光秀と、三者三様に別々の意味で危ないキャラの声を演じ分けている(『G1トランスフォーマー』では血の気の多いアイアンハイドの他に荒口調のブレストオフに若干ナルシストのトラックス、人間のスパイクも演じている)。最近ではギャグテイストなキャラも演じている。
とあるCDドラマに出演した際には見事な裏声を披露しており、多分今でもアイアンハイドのような荒声もできる。
『赤い光弾ジリオン』で共演して以来、様々な作品で共演する事が多い関俊彦とは「関ちゃん」と呼ぶほど仲が良く、S.S.D.Sのイベントで関さん生歌のためにプロバイオリニストを呼んだり、同イベントに関さんの続役が決まるとファン以上に喜んだり、ラジオ番組で仮面ライダー電王の話題になるとモモタロス役の関さんについて熱弁したり等、様々なエピソードが多い。というか、気に入ってるとか。
低音ボイス
テレビ朝日がYouTubeで公開している「動画、はじめてみました」という番組で増元拓也、安元洋貴と共に千葉音声研究所の協力の下に、それぞれのもっとも低い声の周波数を計測したことがある。
一般男性の低音の平均が150Hz、通常は100Hzを下回る事は無いのだが、増元拓也が62.1Hz(チェロの開放弦級)、安元洋貴の42.5Hz(コントラバスの開放弦級)を記録した。
しかし速水奨はマイクの性能ギリギリの17Hz、ピアノの左端の鍵より低いという記録を叩き出し(前の晩に酒飲んでたらもっと低かったとか・・・)、本当はもっと低いのかもしれない、とのコメントが付いた。
スピーカーは基本的に20Hz以下は出せないため、テレビなどでは低い部分が削れてしまっている可能性がある。
なお、17Hzという結果が発表されたとき増元拓也、安元洋貴の両名は爆笑していた。
主な出演作品
テレビアニメ・劇場用アニメ
イラスト未確認
*1 1991年版では石塚運昇が担当。
*2 2003年のPAPUWAのTVアニメ版では乃村健次が担当。
OVA
雷信*1@うしおととら | ギニアス・サハリン@機動戦士ガンダム第08MS小隊 | アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト@銀河英雄伝説 |
北条彰@サンクチュアリ | 南條晃司@絶愛-1989- | 不動明@デビルマン |
飛鳥武蔵@風魔の小次郎 | エンリコ・マクスウェル@HELLSING | 葎(画像右)@冥王計画ゼオライマー |
イラスト未確認
黒騎士ラバーン@New Story of Aura Battler DUNBINE
*1 2015年のTVアニメ版では三木眞一郎が担当。
ゲーム
イラスト未確認
*1 京本政樹の代役。
*2 前述の通りプッチ神父役としても出演しているがASB版ではヴァニラ・アイス役は吉野裕行が担当。
*3 pc版では荒岩鉄五郎が担当。
*4 TVアニメでは曽我部和恭、ゲーム100%本気バトルでは亀山雄慈が担当。
ドラマCD
黄奇人@彩雲国物語 | 花京院典明@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース | バルログ@ストリートファイターⅡ 春麗飛翔伝説 |
ダークニンジャ@ニンジャスレイヤー | ミシェイル@ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 | |
特撮
通信衛星アーク/仮面ライダーアークゼロ@仮面ライダーゼロワン | 仮面ライダーゼロスリー@仮面ライダーアウトサイダーズ(※鶴嶋乃愛との二人一役による担当) |
吹き替え
キット・フィストー@スター・ウォーズ/クローンウォーズ | アイアンハイド@戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー | トラックス@戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー |
ウルトラマグナス@戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 | ||
その他
関連イラスト
関連人物
神田沙也加:声優の専門学校での教え子。
早見沙織:苗字の読みが同じ女性声優。彼女のラジオに出演したことがある。ちなみに、杉田智和は「アフレコ現場に"はやみさん"いますよ。」というスタッフの知らせを受け、早見沙織と思い込んでウキウキしながらアフレコ現場に行ってみると、速水奨だったというエピソードがある。
金田朋子:速水奨の高音版。人間には聞き取れない超音波を出せる。
渡辺麻友:AKB0048にて共演。堀内賢雄とのSay U Playにてその時のことを語っている。