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「ドエムで構いませんよ。」

※イントネーションは「ド↑エ→ム↓」

CV:速水奨

概要

オリアナ王国の公爵家次男で、本作のヒロインの一人であるローズ・オリアナの婚約者である。その正体はディアボロス教団の団員で、オリアナ王国乗っ取り計画の先兵として暗躍している。劇中ではすでに国王を薬物により傀儡に仕立てており、計画の成就まであと一歩というところとなっていたがブシン祭に突然現れたシャドウにより計画は失敗、オリアナ王国へ撤退した。

人物

国の中枢を掌握したり、ローズをあえて逆上させ負傷し追い込む戦略的手腕や、アイリス・ミドガルジミナ・セーネンの力量について談義できる戦技技能など、描写されている限りではかなり有能な人物といえる。

また悪役としても「シドのせいで様々なトラブルに見舞われて無様な最期を遂げる」という、この作品に登場する悪党らしい活躍(?)をする。

…のだが、如何せん彼はある意味で酷い名前負けをしていると言わざるを得ない。

反響

そもそもこの作品のネームドモブキャラは名前が雑な者が多いのだが、彼はその最たるものである。なにせ「ドM、ケツハット(ケツバット)」なのだから。

彼の名を初めて聞いた読者・視聴者の多くは「ローズに刺されたのはプレイがエスカレートしただけなのでは」と思ったことだろう。ちなみにアニメ版、及びそちらの元となった書籍版ではドエムがマゾヒストであるという描写は存在しない。

アニメ版での第一声は一番上に記したセリフで、速水氏のイケボと相まって視聴者の腹筋は激しくアトミックされることとなった。

監督は書籍版の挿絵を見て「このデザインならこの声じゃなければ詐欺だ」と思って決めたらしい。…アゾットされそうと言ってはいけない。

なお、漫画版ではコミカルでシリアスよりギャグに寄った作風を反映してか、口ひげを没収されたうえで線も丸くなっており、全体としてやや歳若くデザインしなおされている。

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ドエム・ケツハット
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