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CV:日高里菜


人物

片田舎の貴族カゲノー男爵家の令嬢シドの姉。

魔力で体を強化して戦う騎士を代々輩出してきた家系で、クレア自身それなりの才能を持っている。

シドについては本当の実力に気付いておらず「頼りない弟」と思い込んでいる。愛情自体は持っているようで、事あるごとに心配したり引っ張りまわしたりしている。


…というのは表向きの話。

まず素質についてだが、シドによって『悪魔憑き』を治療されていたことを考えると、磨けば少なくともシャドウガーデンのナンバーズと同等くらいにはなるものを持っているのは確実。


そしてシドに対してのスタンスだが、クレア本人も明確に記憶していなかったり偶然のように思っている部分も多いものの、幼少の頃よりそれとなくシドに助けられている場面(森に出た盗賊退治や誤って落とした熱湯から体を引っ張り助けられる等)がよくあった為、弟の真の実力については正確に把握してはいなくとも「シドはやれば出来る子」という認識はある模様。

また彼自身がそう振る舞っているが故だが「パッとしない弟」に甘んじているシドを周りにも認めさせる為、弟の実力や実績を上げようと色々構っている節がある。

アレクシア誘拐の嫌疑でシドが騎士団に拘留された際には報告を受けていたアイリス王女に食ってかかったり、アニメ版においてはローズ生徒会長に取り押さえられながらも関節を外して脱出し、弟の元に乗り込もうとするなどシドを心配する様子を見せていた。

また弟の偽恋人であるアレクシアに対しては弟の心を弄んだという認識であったようで最初は男爵家子女が王族に取る態度とは思えない程冷淡な対応をしている。(アレクシアが罵り混じりに放った「弟に似ている」という発言に逆に気を良くして態度を変えるようになったが。)

弟は弟で姉への対応がぞんざいなのでそれに対して手もよく出るが総合して『愛情自体はある』どころか寧ろブラコンと言っていい域に達しているのがクレアの本質である。


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ネタバレ注意!

無法都市において、シドを探しにメアリーと共に紅の塔に登った時に復活したエリザベートの攻撃を受けて重傷を負い、更に魔力阻害によって『悪魔憑き』が再発し死の淵をさまよう。そこへアウロラが介入して精神世界で対話をし、その後憑依したことにより事なきを得た。(この精神世界は漫画だと真っ白な空間なのだが、アニメ版だと何故か学校の保健室になっており、クレアは体操服にブルマでアウロラは保健室の先生的な格好になっていた)

以降クレアの左手(漫画だと右手)にはアウロラの力が込められていると思われる謎の魔法陣が刻まれ、通常時は包帯で隠しておりたまに疼くらしい。

「左手(右手)には特別な力が…」や「左手(右手)が疼く…」という台詞を言うようになり、シドはそっちの気に目覚めたのだと勘違いしている。

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