CV:日笠陽子
人物
ミドガル王国の第一王女でアレクシアの実姉。王国最強との呼び声も高い魔剣士で、ミドガル王国騎士団に所属している。正義をつらぬく気高い精神の持ち主だが、妹・アレクシアに対してやや過保護な一面をもつ。
私生活では可愛いもの好きで自室にはぬいぐるみが沢山置かれており、恋愛沙汰にも疎く、特にいわゆる「大人の事情」に対しては赤面するほど。
また世間知らずであり流行り物に疎く、露店に通った事がないためナイフとフォークを使わず食べ歩く事に戸惑いを見せており、一般人の前で大仰に挨拶をしたり頭を下げるなど良くも悪くも飾り気がない。
剣の腕を始め、武芸の才覚ではアレクシアがコンプレックスを抱く原因になる程だが、真っすぐな性格が災いして演技や腹芸といったものが不得手で政治面の才覚ではアレクシアに劣る。
難点として、恵まれた育ちと容姿及び才能故に下述のシャドウとの一件を得るまで挫折の経験が乏しく、そのせいでブシン祭での初戦敗退により意気消沈していた当時のアレクシアの気持ちをよく理解できなかったことからすれ違ってしまったり、後のブシン祭において大観衆の面前でシャドウに一方的に蹂躙されてしまった時のショックから自身の剣の研鑽しか目に映らなくなるという視野狭窄に陥るなど凡人の苦悩が理解できない所や挫折への免疫が乏しい面がある。
書籍版からはこの視野狭窄につけ込まれて無自覚のうちにディアボロス教団の侵食を受ける結果となり、元から敵と認識していたシャドウ及びシャドウガーデンへの憎悪をさらに増幅させている。
父親であるミドガル王は長女の精神状態と教団の侵食を把握しているがその上で『ディアボロス教団とシャドウガーデンのどちらが勝者になってもミドガル王家の血を繋げるようにする』為にアイリスをディアボロス教団に、アレクシアをシャドウガーデンに付かせる差配を行なっている。
外部出演
2023年11月半ばよりモンスターストライクとコラボした際には降臨キャラとして登場した。
この時の圧倒的な攻略としてモンストの顔でもあり強キャラでもあるルシファー(モンスト)が猛威を奮えるのだが、このルシファーのアニメ版の声優がアイリスと同じく日笠陽子が演じている。
つまりキャラやビジュアル的には全く違うが自分自身が演じたキャラクターに粛清されると言う、面白い構図が見られる。
アイリス『何なんだ…お前は一体何なんだ!!』
関連タグ
実直な性格をした天才肌の赤毛の剣士である王女という多くの共通点を持ちつつも、妹との共通点(主人公と多く関わっているツーサイドアップの第二王女)も持っているキャラ。黒髪の主人公に敗北した経緯も共通しているが意気消沈したアイリスとは対照的に主人公と良きライバル関係を結んでいる。
正義感に溢れ才能に恵まれている一方で、真っ直ぐすぎる性格と挫折への免疫が乏しい所が共通しているラノベのキャラ。主人公と決闘して敗れた事によって主人公を敵視しては、うだつが上がらなくなった所も共通している。