CV.緑川光
概要
アルテナ帝国の貴族、22歳。
怠惰で魔剣士としての実力も低く、5年前に実家から勘当され傭兵や護衛として各地を転々とする。
最期の仕事は悪魔憑きの馬車の護衛。
書籍版や漫画版ではその護衛している中身が悪魔憑きであることを知らずに死亡しているが、アニメ版では人知れず無気力に死亡したという形となっている。
容姿
特徴のある顔ではないが、とにかく地味。
不健康そうな隈と無精ひげ。口角は下がり、肌もくすんでいる。
姿勢も猫背気味でなで肩、声色は低くハスキーであり、無気力さを感じさせる。
安物の剣に鎧、ひ弱な身体と誰の目から見ても剣の素人といった容姿をしている。
戦闘能力
ブシン祭における戦闘時は隙だらけだが、素早く拳や剣を振るうことで、周囲からは相手が勝手に自滅したように見えるほどの攻撃を可能とする。
速すぎてアンネローゼも注視していなければ見逃してしまうほど。
普段は高重量の小手を着用しており、本気を出す際に外す。
圧倒的な素速さもさることながら間合いの管理も完璧であり、美しいスタイリッシュな剣を扱う。
この剣技はどの流派にも属しておらず、見るものが見れば裏の世界の実力者であろうと予想するほど。
本人曰く、力を求め全てを捨てた愚か者らしい…
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ネタバレ注意
概要欄の通り、本物のジミナは既に死亡しているがブシン祭に出場しているのは別人による変装である。
その正体は、シド・カゲノーである。
なぜ彼がこのようなことをしたかというと、「オイオイオイ死ぬわアイツ」からの「アイツはいったい何者なんだ!?」という流れや「一見雑魚に見えるが実は強者」という陰の実力者ムーブをやりたかっただけであり、その為にイータとニューの協力により特殊なスライムを用いた化粧を施し、変装していた。
当初は目論見通りに弱そうに見えつつも下馬評を覆しながら勝ち進んでいったが、途中で乱入し国王を殺害したローズが、ドエムの計画を壊すため自殺しようとしたところで、彼女に見せ場を奪われると考えて予定を変更し、変装を解きシャドウとなりローズを脱出させた。
なお、変装の役目は既に終えているものの顔のマスクは保管してあり、アニメ版では部屋にそのマスクが飾られており、シュールな光景となっている。