CV:速水奨
人物像
セブンスターズの一家門ファリド家の当主。
ギャラルホルンの地球本部ヴィーンゴールヴ司令官。
孤児であったマクギリスの養父になったが、稚児趣味の持ち主であり、何人もの男娼を囲っている。なお、囲っていた男娼が全て金髪碧眼の美少年だったことから、そういう性癖なのだろう。
その男娼ハーレムの一人であったマクギリスの能力・才覚を見出し、表向きには「妾の子」という体裁を付けて養子として引き取ったが、養子にした後も彼に性的虐待を続けたためマクギリスが成人後も彼との関係は芳しくなく、彼からは避けられている。
しかし彼本人はマクギリスに対して行なってきた行動を「絶望の中からすくい上げてやった」と思っており、反省も皆無であり嫌われていることには気がついていない。
イズナリオの性癖や、マクギリスと血縁関係がないことは、執事やラスタル・エリオン等の近しい者達からは認知されていた模様。
また、政治家としては狡猾かつ野心的で勢力拡大のための政争に余念がなく、マクギリスを政略結婚に利用し、イシュー家当主代行となったカルタ・イシューの後見を務めるなど、セブンスターズ内部での地位を固め、更にアーブラウのアンリ・フリュウとコネクションを作り、自身の権力を盤石にしようとする。
しかし、エドモントンの戦いの後、マクギリスの手回しによって失脚し、亡命を余儀なくされ、歴史の表舞台から姿を消した。
その後は地球のとある邸宅で静かに暮らしていたが、マクギリスがクーデターを起こした後、マクギリスの正体を公にしたことで、マクギリスをより不利とするが、自身の性癖も世界中に公にする羽目にもなった。
実子や妻がいたような映写はなく、いたのかも不明だが、マクギリス死亡後も復権や新たな後継を取ることはなかったと見られ、ファリド家は断絶した。
尚、マクギリスの手で追放されながらもマクギリスの正体をすぐには公にしなかった理由に関しては、自身の恥の上塗りになることもそうだが、マクギリスが勝手に破滅するであろうことや彼の成り上がりに興味を示していたとも考えられる。
関連項目
ニムバス・シュターゼン ギニアス・サハリン:中の人繋がりのガンダムキャラ。いずれもイズナリオ同様に狂気の持ち主という共通点があり、特に前者は性暴力の加害者という点も共通している。