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「しかし伝説と歴史とは似て非なるもの。ギャラルホルンは確かにアグニカ・カイエルから始まった。だがその歴史はアグニカ不在の中で作られたものだ」


「周囲との調和共和…『個』ではなく『組織』であるからこそ成り立つもの。歴史を尊ぶなら、むしろ奴はアグニカを否定すべきだったのだ」



CV:大川透


概要編集

武装組織「ギャラルホルン」統制局直轄の宇宙艦隊である「月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド」の司令官。また同組織の最高機関「セブンスターズ」の一角である「エリオン家」の当主で、初代エリオン卿のアンゼリカ・エリオンの子孫でもある。


「いかなる敵も正面から噛み砕く事」を信条とし、実力さえ伴えば家柄の無い人間であっても重用するなど、豪快さと大胆さを併せ持つ実力主義者。MSや艦船を直接操縦する事は無いが、戦略家・戦術家として、そのいずれでも能力は高い。また策謀家、思想家としての才覚にも優れており、表立っては敵を作らず、敵対者は持ち前の策略を駆使して対処する。

「社会秩序の維持」を何よりも重視している人物であり、武力でもって現行の秩序を乱そうとする者に対しては一切の容赦が無い(逆を言えば法を遵守し武力を前面に押し出しさえしなければ対話の余地はあるということであり、政策と弁論によって法と社会を変える事を望んでいるクーデリア・藍那・バーンスタインとはお互いの利害が合致している)。また秩序を守る為、将来的により多くの被害や犠牲を避ける為ならば目先の少数を犠牲とするやり方を選ぶ事に躊躇いがなく、敵対勢力への裏工作や内部スパイの投入、挙げ句には独自の武力を求める世情の流れにかこつけた爆破テロを引き起こす事によって小規模紛争を誘発するという本来治安維持組織としては本末転倒と言わざるを得ない行動を取ることも厭わない。

そういった行動を取るのも単に卑劣な人物だからというわけではなく、ギャラルホルンが実態として決して無敵の組織ではないばかりか、緩やかな衰退の道を進んでいることを自覚している点や、現状の社会秩序がギャラルホルンの存在ありきで成り立っている以上、組織存続の為に他の勢力より広く長い視野を持ち併せている点にあり、行為そのものを抜き出した単純な善悪二元論でこの男を評するのは難しい。

その目的の為には手段を問わず冷徹に、時には忠臣や友ですら捨て駒としつつそれを表に出さず、組織内において確固たる勢力を築くと同時に、政商として名高いマクマード・バリストンノブリス・ゴルドンと言った組織外の人脈とも連絡をとりあえる間柄を作っている。また傭兵のガラン・モッサは訓練校時代からの親友。

あまり表には出してないもののヒューマンデブリの事は見下しているような言動を取っているが、そのヒューマンデブリの代表格と言える鉄華団を相手に決して油断しない戦略を取り続けた事実からも「軽視」まではしていない。

一方、決して自らを絶対的な正義と妄信している様な傲慢な人物では無く、自らの行いが褒められた物では無い事も自覚しており、鉄華団のオルガ・イツカが降伏を申し出たのを自分から拒絶し「鉄華団が降伏を拒否した」と偽りの報道を行ったのも少なからず後ろめたさを感じている。

また、自らへの恩義から妄信しようとしているジュリエッタ・ジュリスに対し「自分も胡散臭い大人だ」と称して自分で考える事を学ばせている。だが、そうやって迎え入れたジュリエッタは現状アリアンロッド内でも(出自不明のヴィダール共々)「ラスタルの依怙贔屓」と呼ばれる存在である点や、手段まで含めてラスタルを盲信し、物語後半でギャラルホルン全体を揺るがす大失態を犯してしまったイオク・クジャンの存在などを考慮すれば、自身の思想の理解者を増やしたり、後進を育成することに成功しているとは言い難い。当人が汚れ仕事に順応し過ぎているが故の弊害であろう。

社会秩序の維持の為ならば私的には因縁のある相手に対しても表向きには協力の姿勢を示す姿を『清濁併せ呑む』と評されているが、これはジュリエッタの評であり彼の劇中のあり方を見るならどちらかと言えば『酸いも甘いも噛み分ける』の方が正確か。


マクギリス・ファリドによるギャラルホルンの急進的な組織改革を快く思わない一人であり、マクギリスとは彼が幼少の頃から面識を持ち、その段階から彼が政敵になる事を予見していた。

ただし、同時に彼の聡明さと才覚に一目も置いており、彼が将来、自分達と共にギャラルホルンの導き手となる事を期待してもいた。だが、自らが保護していたガエリオ・ボードウィンから彼やカルタ・イシューに対する裏切り行為を聞かされた事に加え、鉄華団を戦力の要とした夜明けの地平線団討伐任務への介入を機に、マクギリスを完全な危険分子と見なすに至り、同時にマクギリスと密かな繋がりを持っていた鉄華団までもが「巻き添え」となる形で危険分子扱いされる要因にもなっている。


旧来のギャラルホルンの貴族優位社会を良しとする保守派の人間と言えるが他のセブンスターズの人間と比べると柔軟な姿勢を見せる。だが同時に(元より恵まれた身分にあることもあって)現状以上の地位を求める様な野心は無く、「郷に入ては郷に従え」的な考え方の持ち主故に、自らが主導して組織体質の改善に動くほどの積極性は持ち合わせていないのが欠点といえる。事実、地球と月との物理的距離によるフットワーク差もあるがギャラルホルン内で一際野心強く地球圏内の掌握を目論むイズナリオ・ファリドに対しては完全に後手後手になっていた。部下に対してもジュリエッタやイオクの盲信っぷりが目立つだけで、アリアンロッド全体に彼の思想と目的が浸透しているかどうかは疑わしい。


なお、ラスタルが望んでいる改革は、マクギリスが望んだ「出身や身分に捉われない社会」を「マクギリスとは違うやり方」での実現であり、マクギリスが盤上をひっくり返す様なやり方を用いず現実的な形で改革を進めていれば協力し合うこともできたとスタッフが語っている。実際、マクギリスと同様に身寄りのない孤児の身であり、ギャラルホルン内では異端の存在であったジュリエッタを懐刀として登用し指導していた点からも、ラスタルが地球とその出身者を中心に捉え過ぎた現状の組織や社会のあり方を危惧していた事の現れであったといえる。


劇中での活躍編集

第一期ではラスタル自身は登場しないが、彼の指揮するアリアンロッド艦隊はドルトコロニー編で初登場。ドルトカンパニーの指示を受けた統制局からの作戦命令により反乱分子の鎮圧と、他コロニーに存在する反政府勢力への牽制の為に1つのコロニーを制圧するには過剰な戦力を投入しその威力を見せつけた上で、前もってドルトコロニー内の作業用MSのガスと計器類を操作する事で無力化、何も気付かずに激発されて出撃した職員達を見せしめ同然に掃滅するという苛烈だが効果的なパフォーマンスを披露。しかし報道管制を担当していたノブリスの意図によってクーデリアの糾弾声明が外界に流出し、体裁を気にしたドルトカンパニーが統制局を介して泣きを入れた事で作戦が中断されてしまう結果となった。


第二期冒頭のセブンスターズ内の会合シーンでラスタル本人が初登場。

圏外圏への治安維持介入に意欲を見せるマクギリスに対し、その意気を肯定した上で「(ギャラルホルンが社会秩序の象徴であり続ける形ならば)誰が治安を回復したかには拘らない」と牽制する。が、マクギリスは夜明けの地平線団討伐に対し外様の鉄華団を中心とする形で介入、結果としてギャラルホルンの権威を更に貶める行為を取った為にマクギリスと鉄華団を明確に潰さねばならない敵と判断。

アーブラウ・鉄華団地球支部にて支部の監査と事務代理を務めるラディーチェ・リロトの元にガランを送り込み、彼と団員達の間にある確執を利用する事で思考を誘導し、蒔苗東護ノ介を狙ったテロを引き起こす事でアーブラウと鉄華団の首脳部を掌握。アーブラウとSAUの偵察機墜落事故を発端とする紛争をガラン率いる鉄華団を利用し引き延ばさせる事で、経済圏の武装化を認めたマクギリスの責任問題へと発展させた。

最終的にマクギリス自身の手により紛争は鎮圧され、ガランも昭弘・アルトランドに討たれるが、マクギリスに対しては「鉄華団のアーブラウ撤退に伴う地球内での戦力喪失」、経済圏に対しては「武力的独立を望んでも結局はギャラルホルンに頼らねば自分達では戦争をコントロール出来ない」という結果を見せつけるに至り、おおよそ当初の目的を達成。

しかし、想定外に後手に回ったマクギリスに対してその目的は何なのかと疑問を抱く事となる。


火星でのモビルアーマー起動騒動においては自身は本拠地を動かずジュリエッタ、イオク、ヴィダールらを現地に派遣。ギャラルホルン火星支部と個人的に繋いだパイプを利用し、先んじて単身火星に渡ったマクギリスの動向と目的を後方から観察していた。

この騒動の顛末によってイオクがラスタルの地位をも危ぶまれさせる暴走を起こす事となる。


マクギリスの反乱の際は、まず政治的状況で自分に都合の良い状態であるかどうかを見据え、更に相手以上の兵力を持った上で開戦。戦闘時は強者は倒すより抑制してまず弱者から叩く、間者を仕込んで禁止兵器使用の正当性を作る、最終決戦でも数の利に頼って相手の実力を見誤らず確実に叩くなど堅実に勝利を固めていった。一方で、ガエリオとマクギリスの一騎打ちには、敢えてガエリオへの助勢はさせずに戦いの行く末を見届けようとした。


マクギリスとの交戦では、政治的根回し、戦力差や策、兵士の練度など自らの持つ全てを以って戦闘の開始前から最後まで戦場を支配し、終始戦況を優位に進めた。

カルタの死後にマクギリスの麾下に組み込まれた地球外縁軌道統制統合艦隊の戦意が低いとみて同艦隊への攻撃を控えた上で、マクギリス直属の艦隊と彼に同調する若手将校の艦隊をほぼ壊滅させ、戦力を著しく減退させた鉄華団と共に敗走に追い込んでいく。

ラスタルの計画通りに戦況は進んでいくが、不利な戦局からの逆転を試みる鉄華団はガンダムフラウロスダインスレイヴを撃たせる策を講じていた。自らが乗る旗艦ブリッジを狙われたことに、ラスタルは劇中で唯一驚愕の表情を見せている。

なお、この戦いではラスタルと内通していたと思われる地球外縁軌道統制統合艦隊の兵士によって、強引にダインスレイヴを撃たせる事でこちら側もダインスレイヴを撃てる大義名分を作り出している。この兵士は直後に自決しているが、おそらくこの兵士は、亡きカルタを慕っていて、彼女を陥れたマクギリスを憎んでいた可能性が高いと言える。


更に火星に敗走した鉄華団とマクギリスを犯罪者として社会的に追い込み、失墜したギャラルホルンの権威復活の為に鉄華団を率いるオルガ・イツカからの降伏の申し出を拒絶し外部との連絡網を遮断。「鉄華団が降伏勧告を拒否した」と事実と異なる情報を公表し、悪辣な手段である事を自覚しつつもスケープゴートに仕立て上げた鉄華団殲滅を正当化する為に報道陣を招いたうえで侵攻し、さらにジュリエッタ率いる精鋭部隊を火星に派遣した。

一方、後ろ楯を失ったマクギリスが特攻してくる事も察知していたラスタルは、バエルを駆って単身来襲したマクギリスがガエリオとの一騎打ちの末敗北したのを見届けると、彼の死の意義を「力に固執した愚かな人間の末路」と評して歴史に刻みつける意思を表した。


火星の地上部隊が三日月らに苦戦するなか、衛星軌道上からダインスレイヴを斉射、致命傷を負った三日月を「悪魔」としてジュリエッタに討たせる事でギャラルホルンの威信を回復した。


その功績もありギャラルホルン内でも一際発言力を強めるが、イオクが鉄華団掃討戦において戦死した事により、セブンスターズに名を連ねていたクジャン家が断絶、ファリド家、イシュー家も当主を失い、次期当主候補のガエリオが軍人として再起不能になったボードウィン家も含めた3家が発言権を減退させた事から、ギャラルホルンの民主化を進め自らはその代表に就任。

さらに火星支部を縮小して地球経済圏の植民地支配の請負業務から手を引き、火星の自治を拡大させた。火星連合初代議長に就任したクーデリアとも「ヒューマンデブリ禁止条約」を締結したことで政治的にも手を組んだ。


クーデリアが鉄華団と繋がりがあったことは知りつつも彼女の議長就任を阻止しなかったのは、以前のイオク失態によるマクマードとの密約の影響もあったと見られており、また双方の利害が一致した結果とガエリオに推察されている。

クーデリアと「ヒューマンデブリ禁止条約」締結後に会談した際には、かつての敵である自身とも手を結ぶ強かさを身につけていたクーデリアの姿勢を評価し、従っていたジュリエッタにも「あれでこそだな」との表現で見習うよう促している。


SDガンダム外伝シリーズでは、編集

新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説では、月にあるギャラルホルン帝国の司令官であるが、その正体は、人間では無く月の悪と呼ばれるジークドミヌスの傀儡であり、月の裏側に生息するメタルモンスター親バグが放った種子であるメタルモンスター子バグが人間に擬態した姿だった。(左側の顔は、何故かジャスレイ)


ギャラルホルン帝国とギャラルホルン帝国の人々が太古の昔、月世界でセレネス王国との大戦で滅んで月のネットワークに憑依したジークドミヌスが残っていた月のデータでギャラルホルン帝国の人々を機械人間として蘇らせ機械の鎧エイハブメイルを使ってジークドミヌスに操られているとそれを知ってなおもモンスターメタル・バグ自体が繁殖した月世界を我が物とするために、ジークドミヌスに忠誠を誓っていた。ギャラルホルン帝国の皇子マクギリス(こちらのマクギリスは、本当の皇子)の洗脳が解けた後、本性を現し月光騎士ネオガンダムが五つの機甲神のエレメンタルパワーと太陽騎士ゴッドガンダムから授かった黄金魂の宿ったゴッドソードの黄金魂とその黄金魂を制御できるように鉄華団に改造させて復活させた機甲神エルガイヤーRと戦うため機兵サイズのメタルモンスターバグラスタル(モチーフは、ラスタルとバグとラフレシア)へ変化。

エルガイヤーR達の戦いの中、バグラスタルは、さらに周囲の機兵の残骸を取り込み、腕が四本に増え巨大化しメタルモンスターバグラスタルギガ(モチーフは、ラスタルとスキップジャック級戦艦とラフレシア、増えた腕の部分は、ラスタルの服の袖でその部分から出てるのは、右側は大型バグ、左側は鉄仮面バグカロッゾのテンタクラーロッドの先の部分がモチーフの蛇、右手に持ってる剣は、最終話の式典に出てきたレギンレイズの剣と柄の部分は、ダインスレイブ発射装置)へと変化するが、ジェネシスブレードを装備した超機甲神ガンジェネシスRによって打ち倒された。

バグラスタルギガが倒された後奇甲神オービターミリオン形態のジークドミヌスが機甲神伝説に出てきたジークジオンが呼んできた紅き月(その正体は、太古の昔、ジークドミヌスが作り上げた月に偽装したスダ・ドアカ侵攻用ユニット)と合体するためにラスタルは、ジークドミヌスの時間稼ぎに利用されていた。


このようにSDガンダム外伝では、ラスタルは、ラスボスからモンスターで中ボスでジークドミヌスの傀儡に格下げされておりさらにエリオン家のガンダムが本編に出てこなかったため機動戦士ガンダムF91のバグとラフレシアと鉄血に出てきたスキップジャック級戦艦モチーフのモンスターへとなってしまった

本編では死ななかったが鉄血モチーフの人間キャラで唯一死んだのがラスタルだけで(厳密には、人間体のラスタルの左側の顔のジャスレイも)しかもSDガンダム外伝シリーズで初の本編では、死ななかった人間キャラがSDガンダム外伝では、死んだ人間キャラとなっておりそれ以外は、生存していてギャラルホルン側は、本編では、敵だったガエリオ、アイン、ジュリエッタ、カルタ、イオクは、ジークドミヌスの支配から解放され、最後は味方となっている。

聖機兵物語に出てきたネオジオン族の総帥ジーク・カロッゾの影武者である鉄仮面バグカロッゾとの関連性は、不明。



SDガンダム外伝での台詞編集

司令官ラスタル「皇子め!我らが秩序に逆らうことは、許さん!!」

洗脳が解けた皇子マクギリスに対して放った言葉、付属コミックでは、「記憶が戻ったならもう用は無い!」と本性を現してバグラスタル形態で左手のカッターでマクギリスに攻撃した。


メタルモンスターバグラスタル「この世界をバグで埋め尽くしてくれるわ!!」

本性を現しバグラスタルへと変化して月にバグ自体が繁殖し、スダ・ドアカワールドを月世界と同じようにバグで埋め尽くそうとした際に言った言葉、付属コミックでは、騎士バルバトスルプスの攻撃を受け「ぐ...だが...この程度で......このラスタルが破れるものかぁ」と言ってバグラスタルギガへと変化した。


メタルモンスターバグラスタルギガ「破壊は、我が糧!お前も我が糧となれ!!」

バグラスタルが周囲の機兵の残骸を取り込みバグラスタルギガへと変化した際に言った言葉、そして月光騎士ネオガンダムがエルガイヤーを五つの機甲神のエレメンタルパワーで復活させ合体してジェネシスブレードを装備した超機甲神ガンジェネシスRによってラスタルは、打ち倒された直後に紅き月に奇甲神形態のジークドミヌスが合体した。


関連項目編集

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ギャラルホルン(鉄オル) 月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド

マクギリス・ファリド

イオク・クジャン ジュリエッタ・ジュリス ヴィダール


ウズミ・ナラ・アスハ…中の人繋がりのガンダムキャラ


ホーマー・カタギリ…同じく治安維持部隊アロウズの最高責任者、ラスタルと同じく体制側のテロリスト。「恒久和平の実現の為と自らの行為を悪行と自覚している」のは共通しているが、ホーマーの場合は目的を達成した際には自刃する心算でテロ行為を指示していた。また、アロウズのテロ行為等が世間に知れると自刃し従っていた隊員たちの減刑へ繋げる。またラスタルと違い周囲が全肯定ではなく、驕りやパフォーマンスと賛否両論なのも違い。


バズ・ガレムソン…SDガンダム外伝世界におけるラスタルの悪行は、彼と同じでありラスタルは、ガレムソンのようギャラルホルン帝国と皇子マクギリスをジークドミヌスと自分のいいように利用してた卑劣漢だったが最後は、月光騎士ネオガンダムに倒され。シルエットフォーミュラ91でガレムソンの元部下だったトキオ・ランドールの乗るネオガンダムに倒されたガレムソンと同じ最後を迎えた。


メガトロン(トランスフォーマー)…部下に反乱を起こされるが鎮圧に成功したキャラの前例。忠実な部下には寛大で結果的に圧政による平和を目指しているなど似通うところもある。


焼肉…26話にてラスタルが「肉を食って帰るぞ!」と部下のイオクとジュリエッタに言い、以降は彼の事を「肉おじ」と呼ぶファンが相次いだ。

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