cv:麦人
人物像
クーデリア・藍那・バーンスタインが火星ハーフメタル資源の規制解放に関して交渉を進めていた地球のアーブラウの元代表である老齢の政治家。
有力政治家だけに狡猾な面もあるが、根本的には義理堅い人物。
火星ハーフメタル資源についての交渉のためクーデリアは地球へ向かうが、彼女が鉄華団と共に地球へ降下したころには贈収賄疑惑で代表から退いており、オセアニア連邦に亡命していた。
鉄華団の地球降下後、クーデリアと対面。彼女の願いを遂げるためには、自身が再度代表に当選する必要があることを告げ、アーブラウの中心都市エドモントンで行われる議会に護送することを要求する。その後、代表選挙でアンリ・フリュウを退けて再選を果たし、代表に返り咲く。
2期ではアーブラウ軍事顧問に鉄華団を推薦するが、アーブラウ防衛軍発足式典でテロに遭い、意識不明の重傷を負う。SAUとの和平後に回復するも、自身の衰えを実感し、クーデリアに自身の後継者となるよう要望する。
その後しばらく出番はなかったが物語終盤、タカキ・ウノを自身の事務所で雇っていたことが判明。
鉄華団がギャラルホルンに指名手配されることを知り、オルガの頼みもありこれまでの恩義から彼らに協力し、クリュセ市民のID管理が当時はアーブラウだったことを利用し、団員のIDを改竄することで生存させる道に協力した。
マクギリス・ファリド事件後はクーデリアに協力しヒューマンデブリ撲滅に尽力し、その生涯を閉じる。後継のアーブラウ代表には亡命時から蒔苗派であり続けた、ラスカー・アレジが就任。かつて代表選を行なったアーブラウ議会場は「蒔苗記念講堂」と改められ、その名を遺した。
因みに年齢は180歳代。これは鉄血のオルフェンズどころかガンダムシリーズでもトップクラスの高齢である。