CV:天﨑滉平
人物像
CGS参番組に所属する少年兵。13歳。身長はキャラクター対比表によると約182㎝。
部隊内に於いては伝令や補給と言った雑用全般を担当。戦闘でも後方で仲間を支える重要な役割を担う。
自身の仕事に関し、裏方仕事とは言えその重要さをよく理解しており、仕事に対する意識は高い。
また、参番組のエースである三日月・オーガスに強い憧れを抱き、自身もいつか三日月のようなパイロットになる事を夢見て日々努力している。
唯一の家族である妹のフウカを大事に思っており、彼女を学校へ通わせる為の学費を稼ぐ為に少年兵になった経緯を持つ。
明るい性格の持ち主で、その面倒見の良さもあって参番組の中でも、特に幼いメンバーをまとめるリーダー格を努めるが、精神的にも肉体的にも幼い年少組をまとめる為、背伸びをしている部分も見受けられる。
人格者ではあるが、常に周囲に大きなカリスマが居た為、自ら決断する事に不慣れであり、つい周りの目上に頼ってしまう流されやすさを持つ等、本質的にはまだ子供な部分も大きい。
オルガ・イツカがCGSを掌握し鉄華団を旗揚げした後は三日月に付き従うように団に残留。地球への旅に出るオルガ、三日月らを支える為に彼らと行動を共にする。
道中、昭弘・アルトランドと共に哨戒任務に就いた際、ブルワーズのモビルスーツマン・ロディの襲撃を受け交戦。その結果瀕死の重傷を負うが、テイワズのお目付役として鉄華団に同行していたメリビット・ステープルトンの適切な処置により一命を取り留める。
その後は他の団員達と共に、様々な激戦を乗り越え地球へ降下。ミレニアム島の戦闘で命を落としたビスケット・グリフォン(生前は同じ妹を養う者同士良好な関係だった)への弔い合戦の機運を高める中で、彼の遺品の帽子を受け継ぎ、エドモントンでの戦闘に於いてオルガの乗るモビルワーカーに同乗・前線で銃爪を引いた。
エドモントン戦の後はフウカと共に地球へ移住。新設された鉄華団地球支部をチャド・チャダーン達と共に支える一方で、ブルワーズから鉄華団へ転向したアストンらと交友を結ぶ。
しかし、団員を家族として扱う鉄華団の中で、家族を強く信頼する余り、団の一員となった筈のラディーチェ・リロトの裏切りを気付けず、アーヴラウ防衛軍発足式典でのテロを許してしまう。
そして、それを契機とした情勢の悪化からアーヴラウとSAUとの間で紛争が勃発。戦火から妹や仲間達、そして手に入れた日常を守る強迫観念や、そのお人好しな性格をラディーチェと、彼を裏で操るガラン・モッサに付け込まれ、再び戦場に立つ事になった。
紛争終結後、2人の策略によりアストンを失い、地球本部の増援部隊により不正が明らかとなり身柄を拘束されたラディーチェを、彼に対するけじめを付けるべく三日月より貸し与えられた拳銃で射殺。しかし、自身はアストンを失って悲しむフウカの姿を見て、鉄華団として栄光を勝ち取る未来よりも、今あるフウカとの小さな幸せを護る事を選び、戦場から身を引く為に鉄華団の退団を決意(上述のグリフォン家の悲劇を目の当たりにした事も理由であろう)。
マクギリスからギャラルホルン火星支部の権限委譲の話を持ちかけられたオルガと、それに了承する三日月ら鉄華団主要陣の前で自身の意見を示し、鉄華団地球支部が地球から撤退する中で一人地球に残った。
オルガも彼の意志を汲み、無理に引き止めず、新しい仕事先を斡旋して以降、戦いとは無縁な生活を送る。
第48話では蒔苗東護ノ介の元で働いている事が判明し、蒔苗の通信に登場した。
尚、第33話までの地球支部編で、蒔苗とタカキの直接接触する場面はなかったが、第20話で鉄華団が初めて地球に降り立った時、荷下ろしをする鉄華団とクーデリアの元を蒔苗が訪ねた際、最初に応対したのが見張りをしていたタカキであった。
第50話(最終話)では蒔苗亡き後、ラスカー・アレジの秘書を務め、何れ彼の地盤を引き継ぐ予定であることが判明した。
この時、ユージン・セブンスタークを鉄華団時代からの名残で、「副団長」と呼んで本人に怒られている。
客演
Gジェネレーションクロスレイズにて、スカウト可能キャラクターとして参戦。
指揮値が低い以外は、何れの能力も平均的に伸びる。
決して弱い訳ではないが、阿頼耶識システムLv1に対応して戦力になるMSが、ガンダムフラウロス以外ない(他は強いて挙げれば3代目流星号か雷電号ぐらい)のが悩み。
もちろん、バルバトスルプスレクスやガンダムバエルに乗せても、パイロットアビリティの阿頼耶識は発動するが、MSアビリティの阿頼耶識は発動しない為、当該MSの真価を発揮出来ない。
また、パイロットアビリティの阿頼耶識Lv1自体、『クリティカル率10%上昇』の効果しかなく、超強気以上になると効果がなくなる(=超強気になると常時クリティカルになる)のも痛い。
尚、これらの評価は同じくスカウト可で参戦した、ライド・マッスもほぼ同様である(能力の伸びも間違い探しの違いでしかない上、所持アビリティ、所持スキルも完全に同じの始末)。
余談
オルガの末路がネタにされ出した結果、その前後の流れも自動的に含まれ、結果として「みんな助かるし、タカキも頑張ってたし!」の台詞が数多の動画でリピートされた結果、何時いかなる時でも頑張る男として定着、異世界オルガなどにおいては度々頑張りアピールされている。
関連項目
ティル・ネイス…中の人が同じガンダムシリーズのキャラ