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アストン・アルトランド

あすとんあるとらんど

アストン・アルトランドとは、TVアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の登場人物である。
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概要編集

CV:熊谷健太郎


鉄華団の団員で昭弘・アルトランドの義弟の1人でもあるヒューマンデブリ


黒髪と左頬の傷が特徴。


第1期編集

初登場時は宇宙海賊ブルワーズの一員でマン・ロディパイロットとして活動。


ギャラルホルンからの後ろ盾を得たブルワーズからの命令を受け、仲間たちと共に鉄華団と交戦し、その際に哨戒任務に就いていた昭弘とタカキ・ウノを襲撃。彼らとの戦端を拓く。


戦闘が続く中でブルワーズは壊滅的な被害を被り、自身も戦闘で次々と仲間たちを喪うが彼自身は最後まで生き残り、鉄華団に保護される形でヒューマンデブリとしての立場から脱し、生き残った他の少年たちと共に鉄華団の一員として迎え入れられた。


当初はそのまま火星に向かう予定であったが鉄華団の地球圏降下後、エドモントンの戦闘に於いてオルガ・イツカを支援するためにユージン・セブンスタークデルマと共にモビルワーカーに搭乗し、一行を支援した。


第2期編集

昭弘の義弟の1人となり、新設された鉄華団地球支部に配属され、ランドマン・ロディのパイロットとして、タカキやチャド・チャダーンたちと共に地球支部の中心に立ちつつ、タカキと彼の妹のフウカ・ウノと共に暮らし、安らぎも得る。


その一方、彼を初めとしたブルワーズ出身者はブルワーズ時代の経験もあり、受けた命令を疑うことなく、遵守するものの大人への敵意と対抗心の強さから地球支部の主だったクライアントであるアーヴラウ防衛軍の兵士やテイワズからの使者であるラディーチェ・リロトとトラブルを起こすことも少なくなく、我慢の限界を迎えたラディーチェがガラン・モッサからの誘いを承諾、アーヴラウとSAUの戦争を引き起こし、鉄華団地球支部も巻き込まれてしまう。


リーダーのチャドが爆破テロに巻き込まれたことで意識不明のまま長期入院することになり、チャドに代わって、地球支部を支えることになったタカキを支えるも助っ人を演じるガランと同盟を結んだラディーチェにいいように利用され、ガランに対しては釈然としないものを抱きながらもチャド不在や無音の戦争での混乱からガランに流されてしまう。


ついにはマクギリス・ファリドとの戦闘でタカキを庇ったことで致命傷を負い、デブリの悲哀を口にしながら、タカキに看取られて、息を引き取った。


アストンの死をきっかけに鉄華団を退団したタカキは蒔苗東護ノ介の事務所に就職。その蒔苗が晩年、もっとも尽力したのがヒューマンデブリ廃止であり、蒔苗没後にヒューマンデブリ廃止条約が締結。アストンの思いを受け継いだタカキは蒔苗をサポートする形で貢献した。


余談編集

  • アストンの最期は昌弘・アルトランド同様にモビルスーツ戦で身内を庇った後にヒューマンデブリの悲哀を口にしながら息を引き取るというもので悲哀があるのは間違いないが一方で無音の戦争の原因の1つはアストンを初めとしたブルワーズ組が必要以上に大人に敵意を抱いたためであり、ゆえにその最期は自業自得な面も見られる。
    • オルガがアストンを初めとしたブルワーズ組の大半を地球支部に配置したのはCGSの参番組以上に大人に虐げられていた彼らへの気遣いであり、ドンパチの少ない地球支部を選んだのはオルガの人情を踏まえると違和感はないのだが公私混同であることは変わらず、仇になったのも自業自得といえる。
      • 大人嫌いに大人指導をあたらせたのは火星の英雄になったことからの慢心や増長もあるのだろうが大人指導をさせることで大人嫌いを改善させる狙いがあったのかもしれない。

関連項目編集

鉄血のオルフェンズ

ブルワーズ 鉄華団

昌弘・アルトランド ビトー デルマ

クダル・カデル マン・ロディ

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