概要
ニコニコ動画で公開されたウィンター氏作の二次創作MADシリーズ。
及び、それに触発されたMADに付けられるタグ。⇒異世界オルガシリーズ
ウィンター氏作のMAD作品「異世界オルガ」は、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(鉄血)」と「異世界はスマートフォンとともに。(イセスマ)」のクロスオーバー。
タイトルはメインとなる両作品のタイトルの一部を無理やり抜き出したものであるため、オルフェンズの「オル」とガンダムの「ガ」のフォントサイズが合っておらず「異世界オルガ」とも表記される。
オルガピピックを始めとした他作品に鉄血を絡めるMADの先駆けであり、転じて「鉄血+他作品MAD」の総称としても使われているため、差別化のために「スマホオルガ」とも呼ばれている。
ジャンルとしての異世界オルガについては、異世界オルガシリーズの項目を参照。
作品としての「異世界オルガ」の概要
「鉄血」本編で壮絶な最期を遂げたオルガ・イツカが「イセスマ」冒頭の神様のもとに呼び出されて…という内容の一発ネタであったが、好評を得てシリーズ作品となった。
「イセスマ」のアニメ放送をベースに鉄血を始めとした様々なジャンルの作品の要素を混ぜ込んで茶化しながらも再構成という形式で、イセスマのアニメ放送に合わせて全12話で完結。
本編の死亡シーンを持ちネタおよび特殊能力としてフル活用、元々無関係な別ジャンルの作品のネタをその場のノリと勢いでねじ込むなど多少見る人を選ぶ作風ではあるが、テンポの良さと構成力の高さから二次作品としての完成度も高く、有志による小説版も執筆されている。
- 同作者の別シリーズ(続編とは明言されていないが事実上の続編扱い)に「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」と「鉄血のオルフェンズ」のクロスオーバー「デスマーチから始まる異世界オルガ」(通称:デスマオルガ)がある。しかしこの作品は八回目で打ち切り宣言、九回目にて事実上の打ち切りとなっている。詳しくは、デスマーチから始まる異世界オルガを参照。
- 更に別シリーズという名の続編として「百錬の覇王と聖約の戦乙女」とのクロスオーバー「百錬オルガ」が作られている。
注意
異世界オルガ内のネタなどを原作や関係のない動画で流す行為が見受けられます。
そうした行為は原作ファンのみならず、異世界オルガファンも不快にさせますから、自重してくださるようお願いします。
あらすじ
平凡な高校生だった望月冬夜はある日、神様の手違いで止まるんじゃねぇぞ...してその短い生涯を終えたオルガ・イツカと出会う。
相棒の三日月・オーガスに神様への落とし前をつけさせたオルガは、異世界で第二の人生を歩むことになったが、その際何の能力もなく転生した直後に殺されて神様のもとに出戻ったため、死亡しても合言葉「止まるんじゃねぇぞ…」があれば即座に復活できる力と、召喚魔法を手に入れた。
オルガは愛用のスマートフォンと無限の魔力を行使する冬夜と、自身が召喚した相棒の三日月とその乗機「ガンダム・バルバトス」をはじめとする仲間たちと共に、ファンタジーな世界に新たな風を吹き込んでいく――。
登場キャラクター
CV:細谷佳正
「だからよ、止まるんじゃねぇぞ…」
本シリーズの筆頭主人公にして鉄華団団長。転生したことで前世の重荷から解放されたからか生き生きとしており、頼れる兄貴分で良識派のポジションだが最大の特徴はすぐ死ぬ事、そしてその直後に何事もなかったかのように復活する死に戻りあるいはどこぞの神ばりのコンティニュー機能と、召喚魔法で相棒の三日月・オーガスと乗機ガンダム・バルバトスを呼び出し使役する事。
最初は刺殺、爆死などオチで盛大に死んでいたが、話が進むにつれて自転車に轢かれる程度など些細な事でどんどん死にやすくなっていく。この人でなし!!
加えて本作では境遇故の上昇志向がより強く出ており、「王」になることについて拘りを見せるが、それを諌められることも。
CV:福原かつみ
「イセスマ」側の原作主人公。
基本的には問題が起きて困っている相手を見過ごしておけない性格なのだが、敵意を向けてくる相手や悪人には一切容赦がなく(殺傷力は低いとはいえ)人に当たれば骨折は確実なブツを平気でぶっぱなしたりと、浮世離れした感性からか荒んだ人生を送ってきた少年兵と変わらないメンタルを持つ。
そのおかげかオルガをよくうっかり見捨てて止まるんじゃねぇぞ…させてしまう(ちなみにメンバーで一番オルガの死因を作って止まるんじゃねぇぞ…させている。 )が、その一方で三日月とは息が合っているのか彼を「ミカさん」と呼んで一目置いている。
最終回で「イセスマ」世界を去るオルガ達とは別れることになった、と思われたが…
CV:河西健吾
「うん。行こう!俺たち……みんなで!」
「鉄血のオルフェンズ」側の原作主人公。乗機ガンダム・バルバトスと共にオルガに召喚されて戦う。
似た者同士なのか冬夜からは「ミカさん」と呼ばれて一目置かれており(イセスマに「ミカ」というキャラがいる関係で音声素材が有り、名前をよく呼ばれる。)、自身もまた前世での経験から彼を気に掛けているため、戦闘ではタッグを組んで弱点を補いあったり共に融合素材となってガンダム・バルバトス ルプスレクスを召喚している。
愛機バルバトスを持ち出して海で遊んでいたり、迷子の子供を仲間たちと一緒に親元まで連れて行ったりなど異世界生活をエンジョイしているようである。
CV:内田真礼
CV:福緒唯
オルガが異世界で最初に出会った双子の姉妹。作中特筆する活躍はない。
CV:赤﨑千夏
2話で加入した遥か東方の島国「イーシェン」出身の侍。前衛担当。あまり役に立っていない。
CV:高野麻里佳
4話で加入。
魔法と弓を少々使えるらしく、小説版の9話にて彼女が召喚したシルバーウルフがガンダム・バルバトス ルプスレクスを召喚するための融合素材となっている。本人はそんなに活躍しない。
CV:山下七海
8話でメンバーに加入した公爵の娘。「いせオル」中では目立ってない。
CV:上坂すみれ
ミスミドの妖精族の主。『古代遺跡に連れて行ってほしい』と依頼してきた。ヒロイン組の中では多少出番が多い。
- 白帝/琥珀
CV:甲斐田ゆき
5話から加入したマスコット枠。西の聖域を守護する神獣。あまり役には立っていない。
CV:内匠靖明
「お前がぁぁぁぁっ!」
最終話にてある理由で召喚された。
- オリガ・アストランド
CV:井上喜久子
名前がオルガに似てる。リオン・ブリッツと結婚する予定。小説版において、CV絡みからかある人物が「どことなく???に似ている」と語っている。
CV: 斉藤壮馬(リオン時)/???(モンターク(???)時)
「バエルを持つ私の言葉に背くとは……」
6話から登場するベルファスト王国第一騎士団の騎士。その正体は…(両者の外見が何となく似ていたため本作では同一人物と扱われる。)
- ミカ
CV:原紗友里
リフレットの宿屋「銀月」の看板娘。名前が三日月に似てる。
CV:大久保瑠美
空中庭園にいた『魔法生命体と機械の融合体』で、11話のやべーやつ。
「きつい」byウィンター氏
- レジーナ・バビロン
CV:寿美菜子
空中庭園とフランシェスカの制作者。彼女もまた『やべーやつ』。
- 神様
CV: 立木文彦
死んでいいやつ。オルガが転生する原因を作ったが、落とし前を付けられ射殺された。
がその後復活した模様。
- 恋愛神
CV: 堀江由衣
死んでいいやつ。
その他のゲスト
CV:小野賢章
2話ラストから登場する自称「エンタメデュエリスト」で、死んでいいやつ。
9話冒頭でオルガとのデュエルを繰り広げる。
CV:安元洋貴
3話に登場した、家を爆裂魔法で焼かれてしまったデュラハン。
作者曰く「このすばアニメ新企画始動おめでとうございます。」。
7話にてイメージとして登場。みんみー。
作者曰く「例の顔すきです。」