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ヤマギ・ギルマトン

やまぎぎるまとん

ヤマギ・ギルマトンとは、TVアニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」の登場人物である。
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CV.斉藤壮馬


人物像編集

CGSに所属する少年兵。身長172㎝くらい。

口数は少ないが機械いじりの才があり、メカニックとしてナディ・雪之丞・カッサパのサポートを務め、オルガ・イツカがCGSを解体し「鉄華団」を旗揚げして以降もそのポジションは変わらない。

年少組の一人でもあり、タカキ・ウノライド・マッスと行動を共にしている事が多い。なお、オルガには立場上敬語で接しているものの、ノルバ・シノユージン・セブンスタークに対しては呼び捨てであり、年少組でありながら在籍年数は古参組に近いことが推測される。


元々は少年兵としてCGSに雇用されたが向いておらず訓練では毎日ボコボコにされ、女のようなため大人に目をつけられ酷い目に遭っていた。それを見ていられなかったシノが雪之丞に頼んで社長に口を利いてもらい整備班へ異動となった。(EPISODE DRAMA弐 「恩人の名前」より)



男所帯の鉄華団に於いて繊細な性格を持ち、戦場に赴く事が出来ない自らに無力さを感じる一方でメカニックとして出来る限りの事をする努力家。同時に戦闘での犠牲者を弔う際の弔砲に化学燃料を応用した「氷の華」を提案するなど博識な一面も覗かせる。

戦場に赴く仲間達を見送る事が多く、特にノルバ・シノに気をかける様子を見せており、彼の行動によって機嫌を損ねるなど、何かと複雑な感情を抱いていたが、45話と46話でそれが恋愛感情と判明する。


鉄華団の戦力増強に伴い、雪之丞がガンダム・バルバトスガンダム・グシオンリベイクの整備に専念すると、残ったグレイズ改の整備担当に任命される。それまではバルバトスのケーブルを見つけられないほどミスも目立ったが、以降は整備士として大きく成長していく。


エドモントン戦以降はデインザックをはじめとした多くの新人が入ってきたため、雪之丞やエーコと共に先輩として彼等を引っ張りつつも整備業務を担っている。時折、雪之丞に代わって整備指示を出すなど整備班No.2として周りからの信頼も厚い。


ハシュマルが目覚めて破壊活動を開始した際には、シノと共にガンダム・フラウロスに同乗。機体に搭載されたレールガンの使い方が分からないシノをサポートしつつ、作戦に貢献した。

その後、アリアンロッド艦隊との戦闘でシノと死別し、敗走を続ける中で自暴自棄になるが、ユージンからシノの真意を伝えられた事でシノに笑われないよう最善を尽くす為に奮闘する。

最終戦前には整備班メンバーとともに脱出トンネルの準備をし、撤退したユージンら5人とともに脱出して生還。


最終話では雪之丞が経営するカッサパ・ファクトリーで働く姿が描かれた。

髪を少し伸ばしており、ヤマギが着用しているつなぎにはシノの流星号のマークがペイントされていた。


備考編集

本作の世界では同性婚が認められており(2017年4月9日の公式イベントより)、シノも元々バイセクシャルである上にヤマギの想いを知っても嫌悪感は抱いておらず、むしろ「俺みたいなのを好きになってくれるやつがいる、そんな鉄華団が好きだ」と肯定的に捉えていた。

すぐにヤマギの想いが叶わなかったかに見えたのはシノが彼を「家族みたい」と思っていたため急に恋愛相手への切り替えというわけにはいかなかったのと、戦況の状況でそれどころではなかったからでもある。

シノが生きて永らえていればヤマギには全くチャンスがなかった訳ではない。


関連イラスト編集

ヤマギくん


関連項目編集

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 鉄華団

ナディ・雪之丞・カッサパ ノルバ・シノ

タカキ・ウノ ライド・マッス デイン・ウハイ


シノヤマ

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